金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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京介・菊池グリグリの「安田記念回顧!」
お礼1
2016/06/07 19:38:00
テーマ: 重賞回顧
JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  
週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。

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新感覚の競馬新聞・『競馬チェック』については、こちらから

 

<菊池> 春の東京GⅠ・5連戦のラスト、安田記念が終わりました。皆様お疲れ様でした。今回はこちらから回顧していきましょう。

 

安田記念回顧

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 土曜日は雨の影響も全くなく、良好な馬場状態でした。

 

<京介> これは天気予報通りだったね。けど、土曜日もメイン付近から雲行きが怪しいな、という感じで冷たい風も若干吹き込んでいたんだよね。競馬開催中には雨は降らなかったけど。

 

<菊池> 雨が早まりましたよね。前夜は、降り出しくらいのごく弱い雨が何時間も続いたあと、未明に強くなったようで、朝はアスファルト上にも水たまりができていました。

 

<京介> 開門時もまだ雨が降っていたから、馬場側の席は2階の方の屋根の根元に近い場所にしたわ。結局その後は日が出て、雨の心配はしなくても良くなったんだけどね。

 

<菊池> 結果として、芝・ダートともに稍重で日曜日の競馬が始まりました。

 

<京介> 芝がちゃんと稍重に変わっていたのは心配だったなあ。普段なら「良馬場」で押し通す東京競馬場なのに、そこまで降ったんだなあと。

 

<菊池> 土日ともに、気温はそこまで上がりませんでした。日曜日の方が涼しかったですね。そんなわけで日曜日の芝は読みにくくなりました。改めて振り返っていただけますか。

 

<京介> 正直、朝一番の未勝利戦は、まだ馬場が重かったためか先行馬不利が明らかで、追走スピード足らずの追い込み馬が台頭するぐらいだった。

 

<菊池> 体力のない馬が先行するとバテやすかったということが分かりますね。

                      

<京介> 新馬は全く馬場を読む読まないではないから例外として、ダート3鞍消化したあとの9Rと10Rだね。9Rで逃げたシャクンタラーデムーロ騎手は、4コーナーから既に外へ持ち出していて最後まで粘り通した。この馬が空けた内を突いた差し馬は、力不足とは言え全く伸びず。そして10Rで逃げて最内を通ったクードラパン、それと併走してた1番人気ワンスインナムーンは直線で粘り通せず。2列目で構えていた2頭が、馬場の大外へ持ち出して最後まで伸びる流れだったね。

 

<菊池> このあたりで各ジョッキーは内が良くないと考えたはずですよね。

 

<京介> デムーロ騎手と内田博幸騎手が両方のレースで外を狙って伸びてきているから、やっぱりこの時点では内がダメで外有利の馬場なんだろうなと大まかに考えるし、ジョッキーもみな大外有利、差し有利だと思ったでしょう。

 

<菊池> それはそれで間違いではなかったはずですね。特に差し馬は外へ向かって当たり前の状況。

 

<京介> 日照がでて回復途上にあったとはいえ、直前のレースまでは内がいいとは誰も思えない結果が続いていた。これがこの日の前提条件だったと思う。

 

 

<レース展開について>

 

<菊池> ゲート入りから振り返りましょう。

 

<京介> 少頭数だったし、今更暴れ出すような気性の悪い古馬なんていないからね。かなりサッサと入っていた。クラレントが入った後に、ちょっとコンテントメントがうるさくしたぐらいで、そこで10秒掛かったけど、ロサギガンティアが3頭目に入ってからは続々ゲートに入って、ロサギガンティアからおよそ20秒で最後の1頭になったかな。結局最初のクラレントから最後のレッドアリオンまでは50秒だけども、ロサギガンティアから数えると35秒ぐらい。静かな向正面スタートだし、ほぼ問題なしだね。それにしてもゲート入りが短かったな。

 

<菊池> スタートで明らかに出遅れたのは、1馬身遅れたロサギガンティア。ただ、全体的にダッシュが遅く、ディサイファが楽にハナに立てるほどでした。

 

<京介> 何で藤沢厩舎の馬はこういう場面で出遅れるのかね…。悪い気配全然見せてないのにこういう真似をするんだよなあ。

 

<菊池> レッドアリオンの行き脚がつかなかったのも大きいですね。クラレントも押したけど行けませんでした。

 

<京介> そう。最内&大外の橋口厩舎。この配置だから、どちらかが先導役になるものと思っていたのに、その2頭がどちらも行く気に欠くという。

 

<菊池> 最初の1Fでロゴタイプが主張して、ディサイファ武豊騎手は引きましたね。

 

<京介> 武豊騎手もサッと譲ったのを見ると、これまでの逃げ馬不利の馬場状態を見て、敢えての先導をしたくなかった心理が働いていたのかな、と思ったよ。

 

<菊池> この遅い流れにモーリス、リアルスティールがガッツリ掛かりましたね。

 

<京介> そう。逃げ馬は自分のリズムでスムーズに行っているのに、2列目、2番手ポジションを必死で争うかのような流れになったんだよね。これまでの東京芝のレース傾向が、直線で大外に向かうことが可能な「好位外」が断然有利だったから、敢えて行きすぎないようにと堪えていると、みんな引っ掛かっちゃったという。

 

<菊池> 前半600mは35.0秒のスローペース。先頭から最後方までが8馬身程度のひとかたまり。

 

<京介> この前半600m通過は、不良馬場だった2年前の安田記念のラップとほぼ一緒なんだよね。あれだけ悪い馬場に比べれば、実質先頭の馬はかなり楽に行けている。

 

<菊池> 結果、ロゴタイプが先頭、2番手にモーリス、外3番手にリアルスティールという態勢になり、他の有力馬が人気2頭をマークする形になりましたか。

 

<京介> だけどこの3~4コーナー通過中、モーリスは掛かり通しでギッコンバッタン。トミー・ベリー騎手は首をガクガクしっぱなし。他の騎手も引っ張りに専念していて、ロゴタイプだけがスムーズにリズムよく逃げている状態なんだよね。

 

<菊池> 4コーナー出口では、ラチ沿いを進むロゴタイプに対して、モーリス以下は外へ進路選択をしました。

 

<京介> モーリスは真横にリアルスティールがいるし、後ろの馬に差されてはかなわない。ロゴタイプのマークを放り出して他馬を見ているから、仕掛けは慎重になっても仕方ないね。今日一番伸びていたと思われるルートには取りつけた。リズムは悪かったにしても仕事はしていたよ。

 

<菊池> 直線に入っても内をついたロゴタイプの脚色は衰えず。2番手モーリスの脚色も案外で、3番手にいたリアルスティールは後退。その他の差し馬も伸びあぐねていました。

 

<京介> モーリスよりも先に何とか落ち着いたリアルスティールが先に失速するなんてね…。それに、今回は完全に逃げ馬のペース。2番手以下でリズムを崩しながら睨み合いをしていた集団は、逃げ馬を基準に隊列を見直すと脚色が鈍ってるように見えてしまう。モーリスがもっとタフな流れで先に動いて、うまく2着を掬うように脚を溜めていたのかな?何だかなし崩しに脚を使わされてしまった様子だよね。

 

<菊池> 結果、ロゴタイプは最後まで粘って1着。

 

<京介> 安田記念のレースだけ見てる人は、何で楽なリズムのロゴタイプをマークしないのかと言うけれど…。この日1日のレース傾向、外差しばかりが決まってる傾向を見ているのならば、ラチ沿いを走る逃げ馬を、そのそばでピッタリマークして追いかける発想は出ないよねえ。

 

<菊池> 真後ろを走る分にはいいかもしれませんが、恐らく1頭分くらいしか、良い所がなかったでしょうから。

 

<京介> オープン馬なら少々馬場が悪くても我慢するからと、他馬が行かない場面で敢えて逃げの手に出たこと。そして、モーリスのリズムを崩すことに成功したこと。他の馬もみんな直線で外に張りだし、進路を真っすぐ取れなかった馬が多かったこと。今日の馬場傾向の逆の目に張る勝負に出た田辺騎手に運が向いて、他の馬には不運がいくつか重なったことでの勝利だったと言えそう。

 

<菊池> モーリスは何とか2着を確保するのがやっと。3着は最後に外から伸びたフィエロが浮上しました。

 

<京介> モーリスはあの態勢から2着に踏ん張っただけでも偉いよね。あれだけ掛かっていたんだから。フィエロは改めて本番では強いね。あと一歩あったらモーリスを交わせていたけども…。

 

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計は1分33秒0。発表は良馬場まで回復していましたが、速い決着時計の多い近年の安田記念としては遅い時計です。

 

<京介> ある程度スローペースの予測はついたけども、雨も影響した馬場だったし、おまけに少頭数。紛れる要素はいろいろあったってことだね。

 

<菊池> スローペースももちろんですが、モーリスにマークが集中したことで、ロゴタイプには楽な展開になりましたね。

 

<京介> ロゴタイプが逃げながら馬場の外に張り出すなら、動き出すタイミングはちょっと違ったはずだけど、直線でロゴタイプが内、モーリスが外に向かったことで、そこでも少し紛れが起きたかな。

 

<菊池> 安田記念で逃げて連対したのは07年コンゴウリキシオー以来。逃げ切りは88年ニッポーテイオー以来です。

 

<京介> とは言え、ラップ内容が優秀なその2頭とは違うわけだから。

 

<菊池> 今回に関しては、少頭数ならではの紛れでしたね。

 

<京介> そう。どちらかというと他馬の自滅を引き出した形での押し切り、というレースだった。それとこの距離周辺で活躍しているディープインパクト産駒が勢揃いでやってきたはずなのに、ディープインパクト産駒が連に絡めなかったことにも触れておこう。

 

<菊池> 今年は少頭数のスロー=ディープインパクト産駒にチャンス、とも思ったんですけどね。

 

<京介> モーリスという強力な枠があるとは言え、モーリス自身は大敗でもおかしくないレースぶりだったのに、ディープでは覆せなかった。やっぱり安田記念は、おかしな方向に紛れたとしても、非サンデー非ディープが狙いなのかな、と。

 

<菊池> サンデーサイレンス直仔もダイワメジャーまで勝てなかった苦手レースですもんね。一応、ディープインパクトは初年度産駒のリアルインパクトで勝ちましたが、3歳という特例でもあり…。

 

<京介> それにしてもコンテントメントは、雨が降っても空気だったね…。1分33秒台でもうアップアップなのかい!香港馬はズブズブにならないと本当にダメなのは変わらないね。

 

<菊池> では、上位馬を振り返りましょう。

 

ロゴタイプ

 

<菊池> 久々にやりました。このところ、ずっと京介さん推奨の穴馬しか来ていませんでしたから。

 

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<京介> いやぁ、でも、木曜日に展開要素に気づけたのは、菊池くんお見事だったと思うよ。自分は橋口厩舎の2頭の前付けが間違いない、ぐらいの考えだったからなあ。

 

<菊池> 僕も逃げるまでは予想していなかったんですけどね。2~3番手だと思っていました。

 

<京介> それに、マイルCSよりも安田記念の方が馬のタイプ、性質的に合っているかもというのを、自分ももっと掘り下げるべきだった。

 

<菊池> 長々続いて申し訳ないんですが、気温もポイントだったんじゃないかと考えています。

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<京介> 重賞以上のレースで言うなら、暑い夏は天候だけじゃなく馬場が高速化しやすい性質もある。ディープの一流馬相手に瞬発力で劣るとしても、馬場が荒れて紛れる場面だったら同格以上だった、スピード持続力の勝負に持ち込めた、とも考えられるね。

 

<菊池> 今回は2週前、1週前にビッシリやって、当週は軽めでしたね。当日の仕上がりとしてはどうでした?

 

<京介> いつも通りのいいロゴタイプだったと思う。張り艶が良くて、トモ周りもしっかりしていて、かといって手先や飛節はやや緩いまま、という感じの。どうしてもディープインパクト産駒軍団に比べると、弾ける性質ではイマイチなんだよな。でもそういうのが必要ない流れに持ち込んだ田辺騎手がお見事だったね。

 

<菊池> 田辺騎手特有のシレっとした好騎乗でしたね。

 

<京介> レースを分析しなおすと、思い切った好判断が「状況不利を展開有利に覆した」部分が大きいし、騎手一人の判断に任せず、陣営からして逃げの手に出る強い気持ちでまとまることが上手く行ったんだなあと思わせるよ。田中剛調教師が騎手上がりの人だから、こういう場面で「馬場なりに対応」じゃなく「裏を取る逃げで」という指示が出せたんじゃないかな。

 

<菊池> 展開や仕上げはもちろんですが、今回は色々と状況が味方したのが大きかったと思います。

 

<京介> それはその通り。どうしても単純評価として高くできるかどうかは難しい部分があるね。

 

<菊池> まぁ、でも勝つまでは思っていなかったので、単複は買っていないし、3連馬券はメイチ切りしたフィエロに割られるしで、馬券は獲れていないんです。悔しさで、月曜日は朝起きたら奥歯がなくなっていました(苦笑)

 

<京介> それは…酷いオチだわ。いやそりゃ悔しいよなあ。こんな展開に転ぶなんて想像だにしえないのはわかるけれども。

 

<菊池> イスラボニータが残っていれば爆発してたんですけどね…いや、違うか、馬連買えよとか3着は手広く押さえろよ、とかですね。

 

モーリス

 

<菊池> 1番人気診断は、やや辛口評価でしたね。気になっていた今回の仕上がりですが。

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<京介> これまでも調子悪い発言しながらレースを勝っていたから、マスコミも出走するなら大丈夫でしょう、という向きだったけれども…。やっぱり内実、昨年の安田記念より悪かったと思うよ。

 

<菊池> さすがに調整過程が全く違いますもんね。

 

<京介> 現場ではかなり緩いと思ったなあ。そして後から映像で確認しても、背中のラインのブレは少なかったけど、腹周りは緩んでいたと思う。筋肉量自体が落ち込んだわけではないんだけどね。

 

<菊池> 左回りが危惧された部分もありました。やはりこの点も大きかったですかね?

 

<京介> でも左回りは直接的な敗因じゃないでしょう。明らかに外に持ち出そうとする気配が見て取れたし、当日の馬場傾向からはああいうルートを意図して選択してたと思う。

 

<菊池> そうですか。

 

<京介> それよりは、返し馬からもうカッカしていて、T.ベリー騎手でも折り合えず行きたがった走りをしていて危うかった。気持ちのコントロールが難しかった中間調整が、一番の敗因、そしてリズムを乱す流れにモロにはまってしまったのが2番目の敗因だと思ってるよ。

 

<菊池> ちなみに、T.ベリー騎手は土曜日から気合が入っていましたよね。

 

<京介> そうなんだよ。一応最初の免許期限自体が今週で切れるし、ワトソンクリックの激走なんかは本領発揮と言うより「本性を現して来たな」と思うぐらいタフな追い方をしていたね。これまでモーリスに乗るために危ない場面ではセーブしてたけど、今週ようやくリミッター外して来たなと思ったもの。

 

<菊池> なるほど、モーリスに備えていた分ですか。それは気付かなかった。そうかもしれませんね。外国人騎手のこういう動きには今後も気を付けないと。

 

<京介> いやあでも、T.ベリー騎手にとっては大チャンスと言える場面だったものの、陣営からすれば、状態の悪い馬でキツイ競馬になること承知の負け役扱いだったのかなあ?馬の仕上がりから察するに、ちょっとかわいそうと思ったわ。

 

<菊池> それはあるでしょうね。辛い立場だったと思います。

 

<京介> スタートから4コーナーまで、首をガクガクしてただけじゃなく、顔面蒼白で背筋が凍る思いで乗っていただろうねえ。

 

 

フィエロ

 

<菊池> 特注馬での推奨、お見事でした!

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<京介> フィエロが準オープンを勝った時のレースを覚えていて、重の方がいいんじゃないかとは思ってたんだよ。馬場傾向も外枠有利だったと思うし。それと9Rと10R、内田博幸騎手が穴馬で激走していたしね。

 

<菊池> これ見て3着に押さえないといけなかったよなぁ…。さて、最近よくここで話す、藤原英昭厩舎の叩き2走目。やはり仕上がりは上がっていましたか?

 

<京介> そうそう、やっぱり藤原英昭厩舎の馬は、G1だと集中力が違うんだよね。前哨戦と本番では、体だけじゃなく実際目つきが変わってるんじゃないの?歩きを見てるとホントそう思うよ。

 

<菊池> 当日に乗り替りが決まった内田博幸騎手も上手く対処しましたね。

 

<京介> 土曜日のルメール騎手が、ブチコがゲートを飛び出る前から調子激悪だったし、正直この乗り替わりはプラスだと思ってた。

 

<菊池> 前走が鮫島良太騎手だったので、誰が乗っても乗り上がりだった、という部分はありますけども…。

 

<京介> そうそう。冷静に考えれば、ルメール騎手が連続騎乗していた馬ではないし、初騎乗なのは一緒なんだよね。昨年マイルCS2着馬なのに、ここまで人気が落ちる根拠って、正直なかったと思う。

 

 

その他

 

<菊池> サトノアラジンは4着。当日は5.5倍の3番人気と、よく売れていましたが。

 

<京介> 馬場が回復しきらなかったのは単純に大きいし、ホント新潟の方が向いてるんじゃないか?と思うぐらいトモが薄い馬なんだよね。腰もだいぶ甘い。でもまあ、今回はロゴタイプの流れ9割の展開だったから、そこで持ち味が出せなかったというのはあったと思う。これまでの履歴を考えるに、やっぱり他馬が近くにいないぐらい「馬群に包まれない」流れの方がよさそうだね。

 

<菊池> イスラボニータがあと少し踏ん張ってくれれば、だったのですが、この馬も掛かっていましたね。最後にその分、甘くなったかな?という感じがします。

 

<京介> レースを分析すると確かにそうなんだけど、やっぱりここでも掲示板の下。馬自体が特に変わってないのに、ロゴタイプのような「思い切りの良い何か」を実現できない限り、G1では上に来れないのかな、とは思う。

 

<菊池> リアルスティールの大敗は、ちょっと不可解な部分がありますね。デキは間違いなく良かったのでは?

 

<京介> 馬体重がダービー以来の498kg。腰回りに確り緊張感がありながら、脾腹もスッキリ見せて後肢にいいバネがあったし、「ギリギリの仕上げ」をやってきたと思うんだよ。放牧に出して厩舎で調整できていたし…。

 

<菊池> 最終追い切りの坂路で速い時計を出しすぎたんですかね?馬に気持ちが入り過ぎちゃったパターンかな?

 

<京介> でもあのポジションに取り付いて、踏ん張りが見られなかったのは、ケガか何かあるのか…いろいろ心配があるんだよ。

 

<菊池> 馬券を獲れなかったのは痛恨でしたが、今回のロゴタイプは、ここでの回顧の蓄積から評価できたことは確かでした。続けることって大切ですね。

 

<京介> 自分ももう少し回顧を深く見直そう。何だかんだで藤沢和雄厩舎に何度文句つけているんだか。もういっそ全部消しちゃえばいいのにねえ。

 

<菊池> それはそう思います()。思えば、朝日杯でも「ローエングリン産駒が2頭も来るかい!」と酔っ払いみたいなこと言って、外したので馬券では結ばれたことがないのですが()

 

<京介> いやあでも、ローエングリン自身も高齢復活があったけど、その産駒も息の長い活躍をするんだなあとしみじみ。それと同時に、菊池くんもローエングリン産駒と寄り添いたいのに、何度も痛い目を見るというのも変わらないというのを覚えておこうかな(笑)。

 

<菊池> そ、そうですね()

 

<教訓まとめ>

 

・パンパンの良で高速決着になっても、梅雨シーズン間近の通り雨に見舞われても、安田記念で穴を出すのは非サンデー系。どうもこの流れは変わりそうにない。前走で能力を存分に発揮できた1~3着のディープインパクト産駒は特に危険。

 

今年はまず少頭数、馬場状態が変わりかけてるタイミング、日本G1に実績のない外人騎手が1番人気と、マイルG1としては紛れる要素満載だった。回顧としてはその目線で見るべきだし、そもそも事前に「レースの流れからしておかしくなる」「お互いの能力最大値を比べるレースではない」と察知するべきだった。

 

・今年のような少頭数でも、モーリス以下の2番手集団は馬群がごっそり外へ向かい、結局密集してしまった。有力馬同士がかなりピッタリマークし合うために起きた現象だが、改めて勝負所で体をぶつけあうレースになりがち。中型馬でも不利で、パワー満点の体つきでないと対応できない&馬群をズバッと割る力がないと厳しいレースというのは変わらなさそう。

 

 

<次走巻き返し警戒馬>

  

<京介>

リアルスティール

…ローテーションの問題もあるかも知れないが、レースで立ち回りは上手なのに福永騎手が思っているよりも脚が溜まってない、と言うのが毎度の敗因なのでは。あまりこういうことは言いたくないが、他の騎手でどう変わるのか改めて見直したい。

 

<菊池>

・特になし

 

~~~

 

<菊池> では、今回はここまでです。続いて、鳴尾記念も回顧していきましょう。

 

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