金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

たま~にオクノも登場します

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☆菊池グリグリ
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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

☆金子京介☆
ツイッター https://twitter.com/kyojrdb
JRDB関東パドック担当。関東圏で真剣に頑張ってます。
サラブレにも出てます。
単行本が発売中。「京介式馬券 厩舎ランク」http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%AC%E4%BB 
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京介・菊池グリグリの「新潟大賞典回顧!」
お礼1
2016/05/10 21:45:00
テーマ: 重賞回顧
JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  
週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。

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<菊池> 日曜日の新潟では、新潟大賞典が行われました。こちらも回顧していきましょう。

 

新潟大賞典回顧

 

<天候・馬場について>

 

<菊池> 新潟は土曜日が雨。芝レースではスタミナ色の濃い種牡馬の産駒が走ったり、道悪のうまい種牡馬の産駒や母父に持つ馬が激走したりと、馬場悪化を感じさせるものでした。

<京介> いや、正直こちらの思った以上に降っていたと思う。新潟が、開催の途中で芝の馬場発表が悪化する(稍重→重)なんてのはホントに珍しい。

<菊池> 春ならでは、とも言えるかもしれませんが、そういう雨が降ることも少ないですし。

<京介> この日の直線競馬は、準オープンなのにまた56秒台だったのか。よっぽどタフな状況だったってことが窺えるね。

<菊池> しかし、水はけの良い新潟のこと。日曜メインを迎える頃にはすっかり良くなっていましたね。

<京介> 時計は標準に戻ったし、ラストの直線で上がりが効く馬場に戻っていたしね。陽が出れば新潟はすぐ乾きますよ。逃げ馬にとっては、もっと重たい馬場の方が良かっただろうけど残念。

 

<レース展開について>

 

<菊池> アングライフェンが出遅れましたが、他はまずまずだったでしょうか。

<京介> ロンギングダンサーもゲートは出たのに躓いて後退してしまったようだね。あとベルーフも案外悪かった。このコースは最初に後手を踏んでも後半に挽回できると騎手が思っているから、しばらくはゲートまともだった組と出遅れた組とで固まって進むんだよね。

<菊池> 大方の予想どおり、マイネルミラノが先手を主張。そして2番手にメイショウナルトが浮上して2頭が展開を仕切る流れになりました。

<京介> その後の2列目もあまり差は付いてない。

<菊池> 3番手にパッションダンス、内にサトノラーゼンが絶好位をキープ。この直後にシャイニープリンス、内にショウナンバッハもいました。

<京介> ここら辺から既に、手綱を引っ張りきりで進んでいる馬が多かったんだよね。序盤に捲って挽回するような馬はいなかった。アングライフェンはずっと掛かりっぱなしだったような?

<菊池> 1番人気のフルーキーはちょうど中団あたり。

<京介> ずっと手綱を引っ張りながら、インベタラチ沿いを通していたね。この位置は前から数えると4列目になるのか。

<菊池> 1000m通過は59.5秒。ここ2年は超スローでしたが、今年は平均程度という感じですかね。5F目に12秒2があっただけで、あとは11秒台を刻み続けて持続力勝負に持ち込む逃げでしたね。

<京介> 3コーナーに差しかかるぐらいで若干落ちた程度で、コーナー通過途中から11秒台に入っているし、800m600m116を記録。明らかにマイネルミラノが持ち味全開で勝つ気で乗っている仕掛けだね。ここが速いと、当然馬群が直線で固まったりせず、上手くバラけるはずなんだけど…。しかし直線で前の組がなかなか垂れないし、今回は馬群も広がらない。

<菊池> 長い直線の攻防は、マイネルミラノが内で懸命に粘るのを、3番手を追走したパッションダンスが残り200mあたりで捕らえて先頭。

<京介> これは良く捉えたと思う。それにパッションダンスは、新潟記念でマイネルミラノと接戦を演じているように、こういう早仕掛けロングスパート勝負が合うんだよね。

<菊池> その後ろから脚を伸ばしたのはシャイニープリンス、そして遅れて人気のフルーキーが浮上。最後はフルーキーが2着争いを制して2着でした。

<京介> 直線で馬群も大して広がらず、このロングスパート勝負で動けた馬は鋭く伸びて見えて、その他の馬は止まって見えるわけだから、特殊な条件・特殊な展開の影響で、適性の差が大きく出た結果かなと思っているよ。

 

<結果を受けて…>

 

<菊池> 勝ち時計、1分57秒8はこのレースの平均的なタイムと言える時計でしたかね。

<京介> 他のコースでは絶対に安定して出るわけがない時計。ちょっと渋りかけた馬場の割に、なかなかの好記録だったと思うよ。新潟大賞典は、いつもこれぐらいのスピード持続力が必要だということを、想定していないとダメだってことだね。

<菊池> マイネルミラノが作ったペースで、先行馬は篩にかけられるような展開でしたね。

<京介> マイネルミラノは決して自滅覚悟であのスパートを仕掛けたわけではない。この馬自身も1585で走破しているからね。つまりは、マイネルミラノよりも優秀な逃げ・先行馬であるように仕掛けるべきだったわけだよ。あの動きを見て、「釣られた先行馬はみな止まる」と思って仕掛けを待っていた騎手は、明らかな思い違いだったと考えていいよ。

<菊池> 結果、1着・4着馬がこのレースを勝ったことのある馬(リピーター)となりました。

<京介> この新潟2000mになって持ち味が引き出されるような仕掛けこそが重要だった、ってことだからね。

<菊池> 僕は◎・〇がともに馬券圏外の大はずれ。京介さんは▲・◎が2・3着でしたから、パッションダンス抜けが悔やまれますね。

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<京介> パッションダンスはダートを使った2戦は蹄を悪くしていたからこそ、という背景があったし、8歳馬でまさかベストの状態に持ち込んでくるものと思わなかったからさあ…。これまでの実績だと鉄砲も苦手だし、一つ二つ叩いて新潟記念連覇狙いなのかなと思っていたんだよ。津村騎手騎乗も過去の履歴にはないしさあ。

<菊池> 前予想で読み切るのは中々に難しい結果になりましたね。では、上位馬を中心に1頭ずつ振り返りましょう。

 

パッションダンス

 

<菊池> 3番手追走から直線で抜け出して最後まで脚が続きましたね。

<京介> その通り、大味な仕掛けで最後までトップスピードが長く続く。これがこの馬の持ち味だね。馬群に入れてメリハリの効いた脚を使おうとしても、全然できないんだよ。腰が甘くて骨太で鈍足、中山コースのパドックで見比べると緊張感がなさすぎる。馬としての成長はないはずだし、こういう条件でいきなり走るかどうかっていうところなんだろうね。

<菊池> 脚質は違えどオースミグラスワンと同じ、新潟芝2000mにドンピシャのキャラだと。

<京介> それにここ2年ほどずっと驚かされてるけど、ディープインパクト産駒は本当に高齢でも衰えない、走る気が落ちない。ここまで持った馬は脚元の故障が少なく、経年劣化がほとんどない。得意条件をもらった時は、いつでも要注意すべき種牡馬になってるね。

<菊池> うーん、なるほど。そんな長所まで…。本当に無敵ですね()。さて、友道厩舎は今年重賞3勝目。それぞれを異なる3頭で挙げています。

<京介> いやもう、友道厩舎はホント最近重賞常連になってきたね。マカヒキやシュヴァルグランともに、G1では今一つ恵まれないけども、「こうすればタフな条件でも馬が動く」ツボを押さえている印象があるね。

 

フルーキー

 

<菊池> 割れに割れて4.5倍でしたが、最終的に1番人気の支持を得ました。

<京介> 隣のヒストリカルとずっと1番人気を争っていたのか。ちょっとした大量投票があればすぐひっくり返るぐらいの差でしかなかったけど。

<菊池> ちょっと大事に乗り過ぎたでしょうか。藤岡佑騎手としては、最低限の役目を果たした…といったところでしょうか。

<京介> 2000mは長いって聞かされていたし、その分大事に乗ってくれって言われてたんでしょ?そんなもん、最後の脚色が良かったからって結果論だわ。陣営がこの条件に合致してるから強気に乗ってくれって言わないと。

<菊池> オーダーどおりに乗っての2着ですから、陣営の判断ミスだったという部分も否定できませんね。

<京介> まあそれでも角尻で腹構えが良く、後肢も広く伸びるタイプだし、この条件で走れる条件は備えていたと思う。直線詰まってもおかしくないルートを通って、上手く捌いてきたと思うよ。

<菊池> このあとは、エプソムCあたりですかね?引き続き有力にはなりそうです。

<京介> 新潟大賞典とエプソムカップは、結構直結しやすい条件だからね。おまけに今度は我慢する必要もない。G1戦線から強烈な馬がやって来なければ、だね。 


シャイニープリンス

 

<菊池> 展望トークでも穴推奨でした。

<京介> 何だか幸騎手も、こうまでしっかり走れる馬だと思ってなさげな乗り方だったような…。仕掛けさえ違えばパッションダンスと並んで直線踏ん張っていたと思うよ?もうちょっとやれたのになあ。

<菊池> 今後はどのあたりで狙いましょう?こちらもエプソムCですかね。

<京介> エプソムCには出るだろうし、距離の幅が広がったのが大きいね。2000mもやれるし、その中間の1800mでも問題なし。厩舎も早く気づいてほしかったわ。

 

~~~~ その他 ~~~~

 

<菊池> ダコールは4着。今回は「この馬の力分は走るから、それで何頭前にいるか」といった見解でまとめたのですが、だいたい見立てのとおりという感じで。

<京介> 58kgなのも単純に厳しいし、今回は新潟適性のある馬が複数いたという結論でいいでしょう。終いの脚色もそういう感じだった。今回の相手に56kgだったら当然勝ち負けしてるけど、そういうことは今後ともないから…。

<菊池> ヒストリカル、ショウナンバッハはさっぱりでした。JRDBの新潟パドック担当・鈴木さんもともに無印で。当日の状況が合っていませんでしたかね。

<京介> ショウナンバッハはやや動きも硬くなっているかな?それに体が小さいということは露骨に不利な条件でもあるから。直線も前方の進路は開いていたのに、スピードを維持し続けられないという負け方だったね。

<菊池> うーん、ちょっと適性とはズレていましたか。

<京介> ヒストリカルは華奢で小柄な馬だから、なおさら持ち味を活かせない。この馬は直線で大外に持ち出して、レース上がり3F348という流れを差し込めないんだから、こういう早めスパートの持続力勝負じゃ脚が続かないんでしょう。

<菊池> 昨年のダービー2着馬サトノラーゼンも13着と大敗しました。

<京介> この馬も条件は合ってない方だと思うけど、それよりは体を使い切れてないフットワークに見えたね。母父ロベルトは、不振の根が深いよ?リズムを取り戻してきたと感じ取れる競馬ぶりを見せてから、やっと見直したいね。

 

<教訓まとめ>

 

・この新潟外回り2000mは、かなり特殊な適性勝負となりやすいレースで、新潟記念・新潟大賞典ともに狙うべきは大型大トビタイプ。当日の馬体重1・3位が13着!当日の1番人気よりも体重の重たい馬に着目すること。

 

・回顧でも触れたように、馬群の中からサッと脚を使う競馬が全く合わない、不器用な骨太大トビが、この条件に来るとイキイキして走る。先行脚質ならよりベター。リピーターに注意するということは、高齢馬を嫌わないこと。

 

レベルの高い中日新聞杯組の履歴を見て、人気するパターンが一番危ない。「前走レースぶりの良さ」「強い相手に戦った地力の高さ」は本当に関係ないレースで、今回のように適性の高い馬の休み明けが一番の大穴になりやすい。

 

 

<次走巻き返し警戒馬>

 

<京介> 

・サトノギャラント

…直線で最内を狙うも、勢い付きかけた所で挟まれて、ショウナンバッハの内をくぐって追い直した。今週から騎乗始めてるデュプレシス騎手は、まだ新潟にリズムが合ってなさそう。


・ロンギングダンサー

…スタートで躓いて後退し、直線でも進路を阻まれて追い出しが遅れた。ハンデ戦で馬群が開かないとは言え、不利を受けすぎ。馬はいい状態に近づいている。

 

<菊池>

・アングライフェン

…出遅れを挽回しようと半端な動き。降級初戦は人気になってしまうので微妙だが、再昇級後に小回り2000mで見直すなど。 

  

~~~

 

<菊池> では、今回の回顧はここまでです。今週末は京王杯スプリングCとヴィクトリアマイルを京介さんと展望していきます。

 

 

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