金子京介&菊池グリグリの週末レース展望

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構成作家。コント(アニメ)・イベント・競馬・貝社員。最近は競馬の仕事が多めです(多少のお喋りも) 「競馬チェック」、ニコ生公式ch・AbemaTV Fresh!の「【レース直前・競馬ナマTV】生放送」のMC、雑誌:『競馬大予言』(笠倉出版)にも掲載させてもらい、日々楽しく真剣に競馬をやってます!

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JRDB関東パドック担当。関東圏で真剣に頑張ってます。
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単行本が発売中。「京介式馬券 厩舎ランク」http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%AC%E4%BB 
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京介・菊池グリグリの「青葉賞回顧!」
お礼2 コメント1
2016/05/04 16:00:00
テーマ: 重賞回顧
JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞回顧。  
週末の重賞展望トークの振り返り、レース分析、次走注目馬を盛り込んだ濃密な回顧対談!
『競馬大予言』で連載中、「金子京介・菊池グリグリの重賞三行回顧」の完全版です。

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 菊池> 土曜日の東京では、青葉賞が行われました。こちらも回顧していきましょう。

 

青葉賞回顧

 

<天候・馬場について>

 

菊池> 日曜日に比べると、土曜日は少し肌寒かったですかね。 

 <京介 いや、それでも現場は日差しが強くてね。パドック側も馬場側も、ボケっと立っているとジリジリと熱い日差しが肌を刺してくる感じはあったわ。その暑さを和らげてくれる涼しい風が、時おり強く吹くかというところだったね。

菊池> そうでしたか。5月の東京ってパドックに通ってると日焼けしますもんね。さて、取り立てて雨の影響もなかったですかね。

 <京介 土曜日は午前中のダートがやや重スタートだっただけで、それも快晴とやや強めの風とですぐ乾燥するからね。ダートが昼に乾いてパサパサになるぐらいだから、芝は全く渋った影響が全くなかったと言っていい。ピーカンのメインレースではなおさらだね。

 

<レース展開について>

 

菊池> バラついたスタートになりましたね。アルカサルはもっさりと出て、メートルダールもいつもどおり行き脚はつかず。レーヴァテインも良いスタートではありませんでしたね。

 <京介 まあこの距離だから挽回ができるとは言え、それにしても行く気のある馬と対照的だったね。「難点を改善してきましたよ」という様子はなかったと。

菊池> まずは中からマイネルハニーが様子を見つつ馬なりでハナへ。そして、ノーブルマーズも前に行く気で押して2番手を取りました。

 <京介 マイネルハニーはこのメンバーだと顕著に腰がビシッと決まっている馬だからやはり速い。ノーブルマーズはスタート決めて、さらに押してるのに行き脚が甘い。スタート直後に上り勾配があると苦しいタイプっぽいね。

菊池> 隊列は早々に決まってペースは落ち着きました。1000m通過が61.3秒。離れた4番手にプロディガルサン、5番手にヴァンキッシュラン。

<京介 序盤は1~4番手争いすら競り合っていなかったから、速くなる要因はない。縦に長い隊列となったのは、出足の鈍い馬がさらに遅かったと捉えるべきだね。 

菊池> このままスローの上がり勝負になるかな?と見えましたが、1000m過ぎからがずっと11秒台ラップを刻み続けているんですよね。マイネルハニーは一気の距離延長で抑えが利かなかった感じでしょうか。

<京介 まあ、レース後に気負っていたと鞍上はコメントしているけど…。ただ、マイネルハニーは、勝つ時は圧勝で競り合いに持ち込まれると必ず競り負けてるタイプ。そういう履歴の馬だから、勝負すべきは中盤で他馬が慎重に見ている時、という意識はあったんだろうね。そこで思った以上にコントロールが効かない形になったわけだけど。

菊池> これを追ったのは2番手のノーブルマーズだけで、他馬は深追いせず。

<京介 ノーブルマーズの高倉騎手は軽く促しての接近で、逃げている柴田大知騎手は手綱を肘からグッと引っ張りながら。先頭は確保していたいのに、馬は気が逸っている。難しい手綱捌きが必要な場面だったと思うよ。

菊池> あの形の2番手で、マイネルハニーを追わずに放置するのは難しいですね。

<京介 それと4番手のプロディガルサンの戸崎圭太騎手も、行くな行くなとガッチリ抑えている。やっぱり速いとは気づいていながらも、ハミが掛かって馬の気が逸ってしまい、コントロールしきれない様子っぽかったね。

菊池> 直線は前の馬の脚が上がって、一気にヴァンキッシュランが抜け出し。先行馬がバテていたこともあって、一瞬で後続を突き放しましたね。

<京介 向正面は先頭に対して1秒以上離れていたし、脚を使って追走した5番手ではないから、十分に脚が溜まっていたね。絶好のポジションだった。

菊池> 内田博幸騎手は復調していますよね。特に先週末は冴えていました。

<京介 ちなみにヴァンキッシュランは坂下で左鞭に右に少し行って、坂では右鞭で左にヨレるけども、ほんの1頭半分ぐらい。ちなみに最初の右ヨレは、前のプロディガルサンがブレたのが影響しているし、後ろのレーヴァテインとメートルダールの進路を遮ったりはしていない。

菊池> 少頭数だったことや、ハイペースで馬群がバラけたのが良かったですね。そう簡単には矯正しきれない悪癖ですから、上手く付き合っていくしかないという感じ。

<京介 ただレーヴァテインのルメール騎手は、ヴァンキッシュランの挙動に気を配りながら追っていたのは間違いなさそうだね。

菊池> 2着には大外から追い込んできたレッドエルディスト。そして、3着はレーヴァテイン。

<京介 レッドエルディストは最後の勢い見ると仕掛け遅かったんじゃないかと思うけど、残り600m標識手前から追っ付けていながら、残り200m手前までこの鈍さなのか。スタミナ抜群なんだけど相当に鈍いな。これは初騎乗の不利って感じだね。

菊池> なるほど。もう少し脚の使いどころが分かっていれば或いは…という感じですね。

<京介 レーヴァテインは坂の途中で切り替えてからの左手前のフットワークがイマイチだった。まだ体のキレを存分に使えてない様子だし、これはレース数を使えなかった不利という感じ。これはさすがに、大事にし過ぎた不利でしょう。

菊池> プロディガルサンは最後、力尽きて4着でした。

<京介 中盤で結構行きたがって、直線は脚色一杯でフワフワ。距離というより使ってない不利だと思うよこれも。今回使って上昇はグンとありそうだけど、まあこの条件で根負けしてたらダービーは苦しいわ。その次にどう良くなるか、だろうね。


<結果を受けて…>

 

菊池> 勝ち時計、2分24秒2は過去10年のうち最速。好タイムが出ましたね。

<京介 山っ気のある逃げ・先行馬が道中でやり合い、中盤で遅すぎる緩め方を一切しなかった。確り走る馬とバテる馬とが混在する、いわゆる、「着差が大きく開きやすいレース」だったね。その上で馬場状態も絶好、適度に風も出ていて好タイムが出やすい条件も揃っていた。

菊池> 前の2頭が飛ばしてハイペースでしたが、追いかけなかった後続はそこまで速くない…という見方でいいでしょうか。

<京介 ラスト1000mを切ってからのポジションを考えればね。あの3コーナー前後の通過を実際に測ってみればいいと思う。

菊池> それにしても、今回はパドックでのガチンコ予想のジャッジが完璧でしたね。


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<京介 前日予想でだいぶ固まっていた所が大きかったね。休み明けで出てくる馬は基本的に不利だというのが確実なレースだし、それらの馬の後肢の運びが極端に硬くて、「長い距離持つ・持たない」がハッキリできたことも大きかったよ。やっぱりこの距離をこなす馬は、脚も長めで後肢を伸ばせて、柔軟に大きく歩けないとダメだからね。

菊池> では、上位馬を中心に1頭ずつ振り返りましょう。


ヴァンキッシュラン 


菊池> 一応、僕も今回は本命を打てました。改めてパドックでの状態から振り返ってもらえますか?


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<京介 やっぱり使っている強みっていうのは、馬体に出ると思うわ。鍛錬が行き届いていながら馬体が痩せず、筋肉の幅が出ていたし、トモ周りもガッチリしてる。勝ちながら上向いてるという理想的な成長を描いているのが理解できるパドックだったからね。

菊池> 勝ち上がりに時間が掛かった馬ですが、脚元の状態はいかがでしょう?

<京介 接着装蹄をしている馬だけども、ダービーまでは問題なく持つとは思う。

 菊池> データ的に、前走芝2400m組はよくないというのがありましたが、この馬は実質2400mを2連勝中(2走前は1位入線降着)ということで、前例がないことからも推せました。

<京介 例年、青葉賞の勝ち時計水準の225秒台走破を前走で示していたしね。実質3連勝の馬だった、と解釈できれば。

菊池> 皐月賞組と比較するとどうでしょう?

<京介 皮膚ももっと薄くできそうだし、メリハリも十分出てる。それに気持ちが新鮮なのがいいね。皐月賞の条件が得意だった馬よりは確実に上位に来れると思うよ。

菊池> 面白い馬が登場しましたね。ただ、青葉賞はあまり時計が良すぎてもダービーで良くなかったりして、さじ加減が難しいです。もちろん、凡戦よりはいいので、ほかの要因なんだと思いますが。

<京介 今回の青葉賞は好タイムが出やすいレースだったことを気にかけたい。ペルーサはこの青葉賞で好タイム勝ちをして、ダービーで超スローの展開にハメられたよね。青葉賞とダービーは大きく馬場状態が変わる、大きく時計が変わる・大きく展開が変わると直結しにくくなる。今回のマイネルハニーと同じような、強気のリードをして全体時計を引き上げるラビットが出走してくれるかどうかだなあ。

菊池> NHKマイルCからダービーに転戦する馬がどれくらいいるか?がペースに関係することもあります。特に逃げ・先行馬が来る場合は。そのあたりにも注目したいと思います。

 

レッドエルディスト


菊池> 展望トークでも穴推奨されていましたね。この見立てはお見事でした。

 

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<京介 繰り返すけれども、やっぱり今回は人気になる馬のローテーションが怪しかったから、相対的に推せたというのはあるよね。大寒桜賞組も本当に青葉賞と相性がいいし。

菊池> 今回が初見ですよね。どんな馬でしたか?

<京介 馬体はヴァンキッシュランと比べるとまだ柔らかすぎるきらいがあるけど、ダービーに向けては大きく上向く余地があるんだろうと思う。ただ、前脚の骨瘤大きいのが気がかりだけど…。

菊池> 最後の脚は際立っていましたね。本番に向けてはいかがでしょう?

<京介 スタートもまだ悪いし、勝負所の反応の悪さが顕著。他頭数・フルゲートのダービーで、直線一気に徹するしかないのは、勝つためにはやっぱり弱みになるだろうね。上位入線を狙うにはこの手もありだけど。だから、内枠を引きたくはないねえ。


レーヴァテイン 


菊池> 1番人気診断ではチョイ辛口でしたね。


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<京介 手先のバネは非常に良いんだけどね。◎○の2頭と比べると大きく捌けない、時計も速いだろう馬場で大外枠を引いてること、いろいろちょっと足りないと思わせる部分があったから。

菊池> 人気が割れていたのはハイレベルだっただけでなく、それぞれに半信半疑な面があったからですね。

<京介 でも終わってみればこのローテーションをマイナスとして良かった、となるけども、しがらき帰りの馬はホント良く見せるわ。いい箇所が緊張してるし、手先も力強い。やっぱ今後も悩ませるんだろうなあ。

菊池> この後は休ませて秋でしょうか。それとも、東京で自己条件ですかね。

 <京介 東京開催の3歳限定1000万下条件は、あまり良い距離ではないし、目黒記念とかの超強気な格上挑戦でもない限り、休むんじゃないかな。ここを使ってグンと良くなる気配は感じるんだけどね。


~~ その他 ~~

 

菊池> 大量投票があったとされるプロディガルサンですが、京介さんは無印でしたね。

<京介 直前の追い切りで抜群に動いたようだしね。自分は後肢の引き上げが少なすぎて、歩幅が窮屈と見ていました。トモ幅も理想としてはもうちょっと欲しかった。

菊池> それでも大いに見せ場を作っての4着は立派でしたね。

<京介 このローテーションは、掲示板に載れただけでも驚きだからね。関係者からしたら、ホント勝負になる手応えがあったんでしょう。実際はレースが厳しいものになって、メリハリ効いた脚を使えなかったけど、バテながら良く4着に残したよ。体力の高さを証明した4着だと思うよ。

菊池> メートルダールはジリジリと伸びただけでしたね。

<京介 前脚を叩き付ける癖があまり直っていないし、この馬は休み明けも響いた。時計の速い決着も、走法からは困ったろうね。今シーズン一番運のない関東馬だったなあ。セントライト記念にはぜひ登場してほしい。

菊池> アルカサルは蹄が悪かったんですか?

<京介 そうそう。最終追い切りのフットワークから何だか怪しかったけど、右前の蹄に裂蹄テープを巻いていたね。骨瘤も悪そうだったし、背中の張りも衰えて…。2連勝したところまでは良かったんだけどねえ。 


<教訓まとめ>


・当日の馬場傾向がどうであれ、この日の東京芝で青葉賞だけは毎年競馬にメリハリをつけられる差し馬有利になる。今年も上がり123位が上位を独占した。


10週以上間隔が開くと本当に良くないレース。春の暖かい時期にレースを使い、反動なく臨めた馬が有利ということ。2歳戦以来、3歳1~2月以来だと仕上げの質が急に変わってしまう。


・今回のルメール騎手はレーヴァテイン騎乗となったが、ここまでルメール、デムーロ騎手がツバをつけて連勝していた馬がワンツー。一時期無双していた頃の武豊騎手と同様、外人両騎手に続けて依頼が来る馬は関係者に素質を買われていると判断すべき。

 

 

<次走巻き返し警戒馬>  

<京介>

・マイネルハニー

…腰がしっかりしてる馬だが、歩様はだいぶ窮屈。スプリングSの後は青葉賞に矛先を向けたのに、距離が持つように体を造り変えるようなことは全然してなかったと感じた。こういうタイプは持ち味が変わってないので、距離短縮ですぐ一変できる。間隔を空けて立て直し、福島のラジオNIKKEI賞など小回り条件に出てくれば。

 

<菊池>

 ・アルカサル

…脚部不安が付きまとうはずで、今後は一戦ごとが勝負。新潟の1000万下や秋のセントライト記念あたりで。

 

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菊池> では、今回の回顧はここまでです。今週末は新潟大賞典と、NHKマイルCを京介さんと、京都新聞杯はオクノさんと展望していきます。

 

 

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