たま~にオクノも登場します
< 2021年1月 > | ||||||
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共同通信杯2020展望~競馬チェックの週末重賞・展望トーク~
※金曜昼の展望トークです
<菊池> 日曜には共同通信杯が行われる予定です。こちらをメインで展望していきましょう。
共同通信杯展望
2019年共同通信杯回顧はコチラ
http://blog.livedoor.jp/keiba_check/archives/50813983.html
<東京競馬場の天候について>
<菊池> 今週は暖かい日が続きました。週末も最高気温は15度を超える予報ですが、日曜には傘マークが出ています。
<京介> 今週は夜中になっても厚着しなくてもいいんじゃないかと感じたほど。先週とはうって変わって、だいぶ過ごしやすいよね。
<京介> 日曜日は夜中ではなく明け方から雨が降るそうだけれども、これは長引く様子ではなさそうだね。昼過ぎに止むんじゃないの?重馬場まで行くとは思えない感じ。
<東京競馬場の馬場について>
<菊池> 3週目を迎える東京芝ですが、先週を終える時点ではまだ内が良好と言いますか。見た目に洋芝は剥げてきているものの、踏み固まっていてまだ内も悪くない状態ですね。
<京介> 先週は相当な気温降下もあったし、土煙が飛んでいたように、とにかく風が冷たくて乾燥しやすい状況だった。馬場が硬く感じると証言する騎手が多かったよね。
<京介> これが日曜日午前中の雨の具合で、どこまで馬場が緩むか、は注目しておきたい。とはいえ、そんな重馬場にまでならないとは踏んでいるけれど、先週よりはフラットな状況に寄ると思う。
<共同通信杯のレース傾向について>
▲3番人気以下のディープインパクト産駒
→[3・2・4・11]、1~2番人気が苦戦の一方で複穴頻発。
回収率の面では関東馬[2・2・3・6]が狙い。
▲前走がOP特別・重賞で上がり2位以内
→今回が距離短縮なら[3・1・2・7]。適度な見せ場+短縮が◎。
上記かつ前走2・3着は[3・1・1・1]。軸候補。
▲前走が東京(新馬・未勝利以外)
→[2・3・2・4]、17年は該当していた3頭で上位独占!
前走がセントポーリア賞だと2着&2着。
?前走が未勝利勝ち
→[0・0・0・12]、前走が新馬勝ちも10年で1勝のみ。
前走がOPクラスだった馬を重視。
?前走が1勝クラスで今回短縮
→[1・0・1・15]、ソコソコの人気になる割に期待値低い。
前走1勝クラス全体が[2・2・2・25]、イマイチ。
?8枠
→[0・1・1・16]、フルゲートにならずとも不振の傾向。
対照的に1~3枠は過去10年で5勝。
(菊池グリグリ『競馬大予言・重賞別「激走」&「凡走」のツボ』掲載データより抜粋)
<京介> ホープフルSの好走馬が、この共同通信杯とは相性がずっと悪いことに着目しておきたい。それだけ寒さが響く時期にG1で勝負できるぐらいバッチリ仕上げた、冬の中山で無理をさせた馬は、共同通信杯に万全のデキで出てこれるほど体調は整いにくい。むしろその冬場を狙っていた陣営は、共同通信杯をあまり重要視していないという背景もあるでしょう。
<京介> 昨年もダノンキングリーが皐月賞~ダービーで好走したように、クラシックで勝ち負けする馬を良く輩出するレースだけれども、レース前なら本当にそのレベルにあるパドックなのか、レース後に上位好走馬のレベルは確かだったのか…はちゃんと注目しよう。弥生賞やスプリングSの結果を待たずとも、このレース前後の3歳戦の動向を踏まえれば、皐月賞特集号の雑誌の原稿は書けるわけだから。
<例年と比較して気になるポイント、展開予想など>
<菊池> 近年は頭数が揃わないレースですが、今年も9頭立てと少頭数です。
<京介> 頭数が少ないうえに、出走馬のレベルの上下差が大きいことが多いよね。ただし、人気コケがあればなかなかの配当になるし、予想の上では3連単の点数も絞れるので、絶対に来ない人気馬を指摘できるかどうかにかかっている。
<菊池> 逃げ候補は地方デビュー、川崎の河津厩舎所属馬エンでしょうか。その他のJRA所属馬には逃げて好走してきた馬がおりません。
<京介> マイラプソディが後ろで構えているからこそ、ノーチャンスに思える馬が積極主張するかもしれないね。逃げる馬に関しては特定しにくいけれども、近走好走馬ではないように思う。
<菊池> エンがどの程度で逃げるか?ですが、2番手はあまり追いかけないかもしれないですね。東京新聞杯のように2番手以下が離れて上がり勝負になるイメージです。
<京介> 東京の1800mで馬場が荒れている状況ならば、向正面の半ばから突っ張って飛ばす気持ちは薄れる。中盤から4コーナーまでの3~4Fほどは、どのみち緩むと思うよ。
<京介> そして今の馬場は「外を回ったとて…」という状況なのかどうか。内ラチ沿い2頭分がかなり有利な状況のまま進むのなら、内枠を引いてこの場面なら先行できる差し馬に期待したい。昨年のダノンキングリーは、まさに1番枠から逃げ馬の内を突いて勝ちをもぎ取った形だった。
<菊池> では、人気が予想される上位馬5頭についてお願いします。
( ココロノトウダイ )
【 強み 】
<京介> 近親に活躍馬が多くて驚いたんだけれども、祖母がフェアリードールという良血。一つ上の姉がフェアリーポルカ。ここまで全て上がり最速を記録、2連勝であっさりオープン入り。キングマンボ系の馬はこのレースでもそこそこ好走馬を出しているし、エイシンフラッシュ産駒だからとバカにはできない。
<菊池> 初戦はスタート直後に少しバランスを崩したりもして行き脚がつかずに最後方から。向正面から徐々に追い上げてもさすがに福島では届きませんでしたが、かなり長く脚を使いながら直線でも伸びて来ました。ロングスパート型かと思ったら新潟での速い上がりにも対応して勝利。一戦ごとにレース振りも良化していますね。
【 弱み 】
<京介> いかにも上がりが掛かる、右回り小回り向きの消耗戦展開向きだけれどもね。ここで勝ち負けを演じられるぐらいなら、皐月賞でも期待できる血統背景があるんだけど。適性は良くないと思う。
<菊池> 超スローで昨年のような速い上がりを要求されると苦しいかもしれませんね。鞍上がいくつかのプランを持って乗れるかどうか。
★総合評価:+4 (京介 +1 菊池 +3)
【 強み 】
<京介> 京成杯はかなりがっかりしたんだけど、4コーナーで馬群を捌くのに手間取ってエンジンをかけそびれた内容だった。馬体はオープンレベルで十分足りると思うよ。見直したい。
<菊池> 勝ち上がったレースは2~3番手を立ち回っていますし、スローペースなら前走よりは前で競馬ができそうですね。京成杯4着はここなら威張れるIDM57。
【 弱み 】
<京介> ミナリク騎手が乗ったところで、先行することはあるだろうけれども、不器用さが解決できるわけではない。大トビでトップスピードは渋いタイプ。だからこそ中山で狙ったんだけれど…。
<菊池> 東京で勝ち上がりましたけど、中山の連続開催後半で狙うというのは分かります。乗り替わりで良い面が出るといいのですが、東京芝でピントが合っていないミナリク騎手に、果たしてハマる工夫ができるかどうか。
★総合評価:+3 (京介 +2 菊池 +1)
( ダーリントンホール )
【 強み 】
<京介> 札幌2歳Sは不利が少しありながらの3着。前走葉牡丹賞がビュイック騎手、今回がルメール騎手。直前の雨で多少渋るのはプラスに働くと思う。
<菊池> 良い馬なのは間違いないですよね。前走は前に行った馬が止まらない馬場で、4コーナーで外を回した分も響きました。
【 弱み 】
<京介> 使っている条件も影響しているけれど、自身の上がりがここまで35秒台半ばまでがやっと。東京コースの決め手勝負で持ち味が出るものなのか?ルメール騎手なら逃げるかもしれないけど。それと飛節の角度が深すぎる馬で、トップスピードがイマイチだと思う。
<菊池> 雨が降って時計が掛かって欲しいところでしょうね。33秒台の上がりに対応できるか微妙なタイプで、この馬こそ京成杯が良かったのではないかと思います。
★総合評価:+2 (京介 +0 菊池 +2)
(※各々が-5~+5点で採点 ※総合点は合算値 -10~+10)
( フィリオアレグロ )
【 強み 】
<京介> 母ジョコンダ2はサトノクラウンやポンデザールの弟だね。新馬戦は土管体型に見えるぐらい張りがイマイチな体つきだったけれども、あれで動けた。レースはなかなか強かったと思う。東京コースまで待って、どこまで仕上がりが進むか。
<菊池> 初戦で負かした相手がなかなか強かったですね。その新馬戦は重馬場で、兄サトノクラウンということを考えても道悪は巧そう。M.デムーロ騎手も年明けから重賞2勝と好調で。
【 弱み 】
<京介> ジョコンダⅡの仔って、どれも晩成傾向があるし、同じ父ディープインパクトのサトノヴィクトリーも、決して瞬発力やスピードでは秀でるものがなかった。サトノクラウンのせいで過剰人気傾向があると思う。サリオスに続く馬が、同じ堀宣行厩舎の同世代で2頭目が出てくるのかどうか。
<菊池> 基本的に1戦1勝馬はあまり評価しない方が良いですし、重馬場の2000mでの勝ち上がりだったので、雨の影響がないとなるとますます買いにくくなるだろうな、というイメージ。良なら消し!くらいの準備で考えます。
★総合評価:+2 (京介 +1 菊池 +1)
(※各々が-5~+5点で採点 ※総合点は合算値 -10~+10)
【 強み 】
<京介> 3戦目の重賞京都2歳Sまで、すべて楽勝。瞬発力性能は間違いないところだし、人気を集めるのも当然の履歴。
<菊池> キーファーズ×武豊騎手で友道厩舎。クラシックに向けて力が入っているのは確実ですね。なお、共同通信杯を57キロで連対した馬は、過去10年で4頭。該当馬はいずれも春にG1を勝っています。
【 弱み 】
<京介> 京都2歳Sは馬柱を見直しても、真っ当なレベルの馬がいなかった低レベルメンバーだった。オープンの連勝が5頭立て、9頭立てだから、ものすごく強い馬とは思っていないんだよ。ただ、馬体を見たらすぐわかるかも。
<菊池> 57キロは、ここで勝ち負けすればその後が楽しみですが、トータルでは[2・2・1・8]。単複回収率48%&33%なんですよね。ギャンブル的には逆らうべき対象。
★総合評価:+3 (京介 +2 菊池 +1)
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<菊池> では、穴馬を挙げましょうか。
( なし )
<京介> まあ、6番人気以下では…いないかなあ~。ココロノトウダイにちょっと期待したい気持ちはあるけど。
( なし )
<菊池> 気持ちでいうと、ディープインパクトの肌にシングンオペラを付けた伊坂オーナーの夢(シングンバズーカ)には敬意を払いつつ今後も見守って行きたいと思っています。
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※展望トーク時点での印
<京介>
◎マイラプソディ
○ビターエンダー
▲ココロノトウダイ
△フィリオアレグロ
<菊池>
◎ココロノトウダイ
△ダーリントンホール
△マイラプソディ
<菊池> では、こんなところにしておきまして、最終結論は前日版コラムとガチンコ予想でチェックしていただきましょう!
※最終結論は、それぞれのコラムでチェック!!
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