たま~にオクノも登場します
< 2019年2月 > | ||||||
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JRDB関東パドック班・金子京介と、競馬大予言の主軸ライターであり競馬データ分析家の菊池グリグリがお届けする、中央競馬の重賞展望。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07HGHT1J4
競馬チェックの週末重賞・展望トーク!~ チャンピオンズカップ ~
※木曜夜の展望トークです
<菊池> 日曜は中京でチャンピオンズCが行われます、こちらを展望していきましょう。
チャンピオンズカップ展望
2017年チャンピオンズC回顧はコチラ
http://blog.livedoor.jp/keiba_check/archives/50799001.html
【 重要ステップレースの回顧 】
2018年JBCクラシック
http://blog.livedoor.jp/keiba_check/archives/50810878.html
2018年武蔵野ステークス
http://blog.livedoor.jp/keiba_check/archives/50811077.html
<天候について>
<菊池> 今週も雨の影響はなさそうですね。日曜の最高気温は15℃の予報。
<京介> 晴れるとは言え、もう12月になるし一気に寒くなった。日が落ちかける手前のレースだし、西日は傾いて風も出てくる頃合いでしょう。大分凍えるものと考えた出で立ちが必須。それと当日の横風には注意したい所。
<馬場について>
<菊池> 乾いたダートで迎えることとなりそうです。中京ダートは、比較的パワーの要る馬場であることが多いですね。
<京介> レコード更新の方向で心配する必要はなさそうだね。ここ2年続けて1分50秒1で決着したレースだけれども、今年も似たようなシチュエーションのままでしょう。
<レース傾向について>
※08年ジャパンCダート~17年チャンピオンズCの合算で集計
▲前走が2番人気以内で2着以内
→[5・4・5・23]、前走上位人気かつ好走してないと本番でも好走できず。
更に今回が1番人気だと[3・2・2・1]で軸として信頼。
△前走がJBCクラシックで1~3着
→上記かつ5歳以上なら[2・4・3・11]、3~4歳はイマイチ。
勝ち馬の連勝より2・3着馬による逆転が多い。
△キングカメハメハ産駒
→[2・0・3・14]、複勝回収率118%が示すように複穴にも注意。
前走がみやこSだった馬を除くと[2・0・2・6]。
?前走5着以下
→[2・0・1・41]。原則的には前走4着以内同士での決着が中心。
例外的に1着だった2頭はいずれもGⅠ馬。
?3歳馬
→[0・2・2・18]、一昨年も2番人気ゴールドドリームが12着。
古馬GⅠ初挑戦は軽視。ルヴァンスLも勝つまでは?
×前走上がり1位~3位で2着以下
→[0・0・0・21]、前走の末脚が目立っても勝てなかった馬は×。
逆に勝ち切った馬は [1・4・2・9]。ヒモに必要。
(菊池グリグリ『競馬大予言・重賞別「激走」&「凡走」のツボ』掲載データより抜粋)
<京介> ただ単に前走レース時の上がりが速いだけの馬が、今回全然使えないというのはイメージにあったね。せめて前走4着以内に入っていないと今回連に絡みにくい。近走のリズムが一番大事なレース。
<京介> 3歳馬は12月1日から馬齢で55→56kgに切り替わる。12月頭というのは、ギリギリで1kg増えてしまうかなり間の悪いタイミングなんだよね。これも3歳馬不利の一つの要因なのかなと。
<例年と比較して気になるポイント、展開予想など>
<菊池> ゴールドドリームの回避は残念ですね。これにより人気がルヴァンスレーヴに大きく偏りそうです。
<京介> ルメール騎手は玉突き的に他の馬に騎乗することはなかった。ま、他のレースで頑張ってもらいましょう。ゴールドドリームはちゃんと東京大賞典には出てくれるのかなあ。
<菊池> 昨年はスローペースでしたが、今年も先行馬が意外と少なく。メンバーをざっと見渡すとサンライズソアの単騎がすんなりと叶いそうな印象で。
<京介> そうなんだよ。テイエムジンソクが故障で戦線離脱したし、対抗格はアスカノロマンぐらい?ミツバとインカンテーションは強気に行かないとないし、あと不明なのは外国馬パヴェルぐらいか。
<京介> こうなるとレース展開は、ケイティブレイブの仕掛けに掛かっている。ヒラボクラターシュもそれなりの位置だろうけれど、みながペース判断の肝にしているのは、サンライズソアとケイティブレイブの序盤の位置関係だろうね。
<京介> JBCクラシックの、ノンコノユメのように追い込んできそうな馬が、サンライズソア、ウェスタールンドと他にもいる。はてさて、こういうタイプにまで出番が回るような激しい展開になるのかどうか…。
<京介> こういう、前が楽そう後方待機では無理筋、という展開の場合、有利になるのは先行集団の真後ろか、上がりをまとめて粘れるタイプの先行馬。相手の出方を見て動けることができて、自分が動き出したらそうそう差されはしない、という強みは大きい。今年は中団がそれほど密集しないというのをポイントにした方がいいかも。
<菊池> では、人気が予想される上位5頭についてお願いします。
( サンライズノヴァ )
【 強み 】
<京介> いやホント見た目は良いし、4歳になってさらに充実ぶりに磨きが掛かった印象。昨年よりも動じなくなったし、末脚は図抜けた安定感がある。
<菊池> スタートは良くないですが、5走続けて上がり最速をマーク。昨年のようなレースになったら、チャンスはあるでしょう。スローの中で唯一速い上がりを使って追い込むようなことは出来てもいい。
<菊池> フェブラリーSはゴールドドリームに早めに外から被されて苦しい競馬になりましたが、よく踏ん張っての4着。近走は強い相手とやっていませんが、資質は全く見劣らないと考えています。
【 弱み 】
<京介> 東京で上手く行っているレース内容を見返すと、コーナーのカーブで無理して動かせられないタイプなのかな。ここ2戦の好走は、戸崎騎手が手に入れているからこそという面もあるし。
<菊池> 単純にコーナー4つの競馬だとパフォーマンスを落とす可能性は覚悟せねば…でしょうね。
★総合評価:+3 (京介 +1 菊池 +2)
【 強み 】
<京介> 去勢からは完全に復調しているし、前走のJBCもラストの脚は相当目立つものがあった。引き続き順調でしょう。
<菊池> 去勢後の不振ムードからは脱していますね。この3戦は自分の競馬に徹して最低減はやってきたという連続4着。
【 弱み 】
<京介> このレースはリピーターが発生しにくいし、昨年負けた馬が大幅に巻き返すというパターンも多くはなさそう。それにやはり、レース展開必須だろうから。雨が降ってくれないとなあ。
<菊池> サンライズノヴァ以上に展開の助けが必要になりますね。決め脚で1位じゃないというのがどうか。
★総合評価:+2 (京介 +1 菊池 +1)
( オメガパフューム )
【 強み 】
<京介> シリウスSは単純に強かったし、JBCクラシックで古馬の一線級ダート馬相手でも足りることを証明している。上積みしかないでしょう、現段階では。
<菊池> 3歳が初の古馬G1で2着というのは立派です。ルヴァンスレーヴがいるから目立たないけれど、この馬も3歳馬としてはかなりの結果を出しています。揉まれなそうな外枠を引いたのもプラスでしょう。
【 弱み 】
<京介> 履歴が若くてここまでの最有力馬になり上がったということは、負けた経験が少なく、競馬内容を急にガラッと改善させるのが難しいということ。おそらく今回も出遅れるんじゃないかと思う。このレースは後手を踏んでしまうと、相当目立つ脚を使わないと勝ち負けに絡めない条件。
<菊池> 前走以上にパワー(馬格)が要求される舞台に替わるのは割引材料。和田騎手が負傷で騎乗できない点もマイナスですかね。
★総合評価:+4 (京介 +2 菊池 +2)
(※各々が-5~+5点で採点 ※総合点は合算値 -10~+10)
【 強み 】
<京介> JBCクラシック勝利は、めでたく中央ダートG1初勝利ということになった。杉山厩舎に転厩して馬が変わってきた、ということもありそうだね。
<菊池> レース振りに幅が出て安定していますね。見ていてヒヤっとするところがない。枠もちょうど良いところ。
<京介> 先行しても大丈夫、控えてもJBCクラシックのようにちょうどいいタイミングで動ける自在さが売り。昨年、結果的に邪魔だった逃げ馬と2番手の馬が両方いない。
【 弱み 】
<京介> 京都ダート1900mをクリアしたとて、中京ダート1800mをクリアしたことにならないのが競馬。果たして、前が楽をしていそうだからと、いい場面でサッと動ける馬なのかどうか。特にこのレースは、中京ダート好成績がないとキツイ傾向がある。
<菊池> 昨年はスローペースに付き合いすぎた結果、自身の上がりが足りなかったのが敗因。自分より強い(かもしれない)2頭がいて、福永騎手も消極的になってしまった。その反省を活かせないと…?
★総合評価:+7 (京介 +3 菊池 +4)
( ルヴァンスレーヴ )
【 強み 】
<京介> 今年の3歳の総大将と言っていい存在。秋の始動戦も見事な勝利、JBCクラシックとは違う別路線からやってきた超有力馬。デムーロ騎手騎乗時は無敗。
<菊池> 古馬G1初対戦で一発クリアは、ダートでは怪物級の所業。それが、充実期のゴールドドリームを相手にしてのものですから価値も高い。距離の不安もない。的確かどうか分からないけど「カネヒキリ級」の評価は必要かと思っています。
【 弱み 】
<京介> パフォーマンスの高さを示しているのは、比較的直線の長いコース。1600mや2000mの方が成績は良くて、唯一負けたのはダート1800m。出遅れしがちな馬が内枠を引いたのも、結構怖い所だね。M.デムーロ騎手は最近勝ち運がないし…。
<菊池> スタートの良い馬ではないですから、馬群を縫って…という競馬が急に出来るか?この枠は考えられる範囲で最悪なんじゃないですかね。いっそ大外の方が良かった。1番人気で2着した時のアウォーディーのように一発で対応できるか?対応したとて取りこぼしはありそう。今回だけは逆らえる可能性を感じます。
★総合評価: (京介 +3 菊池 +3)
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<菊池> では、穴馬を挙げましょうか。
( サンライズソア )
<京介> 結局は人気上位5頭に食い込んでくる馬だと思うけど、ひとまず。さすがにダートなのに先行馬が4分の1ぐらいしかいないメンバーなら、逃げに近い馬から考えるよね。
<京介> サンライズソアは単純に実力があると思う。外国馬が速いのでないなら、この枠からスンナリ行けるのは間違いない。前回のJBCクラシックは、テイエムジンソクに途中競り込まれる不利があったのが痛かった。
( インカンテーション )
<菊池> 前走の大敗で人気を落とすようですが、休み明けは良くない馬で今回は上がり目があるでしょう。舞台も決して悪くないと思います。上手く流れに乗れれば2~3着争いに加わるシーンも。
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※展望トーク時点での印
<京介>
◎08番ケイティブレイブ
○09番サンライズソア
▲02番ルヴァンスレーヴ
△01番アンジュデジール
△15番インカンテーション
△14番ヒラボクラターシュ
<菊池>
◎08番ケイティブレイブ
〇02番ルヴァンスレーヴ
▲09番サンライズソア
☆15番インカンテーション
△11番オメガパフューム
△13番ミツバ
△03番パヴェル
<菊池> では、こんなところにしておきまして、最終結論は前日版コラムとガチンコ予想でチェックしていただきましょう!
※最終結論は、それぞれのコラムでチェック!!
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