3代母は米G1を4勝した名牝ステラマドリッド、
4代母マイジュリエットは米国のチャンピオンスプリンター。
母ライラックスアンドレースは米G1アシュランドSの勝ち馬、
世界的名門マイビューパーズの一族。
日本ではハーツクライやミッキーアイルが有名、
アエロリット、ノンコノユメ、テイエムジンソクなど最近も活気に溢れている。
このファミリーは早い時期から活躍できるが、
何と言っても成長力が魅力。
これは先週のエリザベスに出走した
ラッキーライラックの牝系について記載したもの、
4歳秋に最高のパフォーマンスを見せたのも納得。
一部で囁かれていた
早熟説は、
血統(牝系)の見地からナンセンスと言わざるを得ない。
1つ上の
近親アエロリット(秋天3着)に続くG1激走、
今後もこの一族から目が離せない。
いずれにしても
牝系分析は馬券検討に相当有効、
例えば「格上げ初戦」や「重賞初挑戦」の馬が
通用するかどうかの指標にもなる。
さらに
コースの適性などはもちろんだが、
一族の
勢いというのも見逃せないポイント。
今後も牝系データが数多く登場するのでお楽しみに。
(当該レースに限らず、他レースにも使えるデータが満載)
シンプルなものからマニアックなものまで、
他ではお目にかかれない代物ばかり。
牝系は本当に奥が深く、
競馬知識としても覚えておいて損はないだろう。
というわけで本日のランキング内では、
牝系の観点からの
マイルCSの穴候補を紹介中。
ズバリこの馬→
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(競馬・データ理論のカテゴリーで
2位付近)
では本日の本題に入る。
先週のエリザベスは完全に4強の様相だったが、
(4番人気まで単勝8倍未満、5番人気は単勝20倍以上)
4強の中で2頭は典型的な「お客さん」で自信の無印、
恐怖のデータに該当していたクロノジェネシス、スカーレットカラー。
一方で
ラッキーライラックは鉄板データに該当していたので◎。
(ラヴズオンリーユーも素直に○)
以下は自身のメルマガからの抜粋文。
これを読んでラッキーライラックに◎を打たない人間はいないだろう。
近年は「府中牝馬S組」が毎年のように好走、
以前は不振だったがG2昇格後は本番に直結。
過去7年中6年で「府中牝馬S組」が馬券に絡んでいる上に、
(府中牝馬Sで一桁着順だった馬の回収率は単複共に120%超え)
近3年の連対馬6頭中5頭が「府中牝馬S組」
(データの詳細は事前検証を参照)
普通に考えれば今年も「府中牝馬S組」が馬券に絡む可能性大、
今年は府中牝馬S組が6頭。
そして当レースは4歳馬重視ということなので、
(これについても事前検証を参照)
積極的に狙うべきは「府中牝馬Sで一桁着順だった4歳馬」
単勝万馬券を除くと過去6年で(2-2-2-5)
これだけでも十分に狙える数字だが、
(3着内率55%、複勝回収率274%)
上記データから「8枠」を除くと(2-2-2-2)
3着内率75%、複勝回収率377%。
1、2番人気0頭でこの好走率は驚異的、
馬券圏外に敗れた2頭も含めて「人気を下回る着順」だった馬はいない。
回収率はとんでもないことになっており、
まさに「買いの一手」と言えるデータ。
18年1着リスグラシュー(3番人気)
17年2着クロコスミア(9番人気)
16年1着クイーンズリング(3番人気)
16年2着シングウィズジョイ(12番人気)
14年3着ディアデラマドレ(6番人気)
13年3着アロマティコ(5番人気)
15年は該当馬なし、
つまり該当馬が存在すれば必ず1頭は馬券になっている。
14年、17年、18年は該当馬1頭がピンポイントで好走。
(それぞれ6番人気、9番人気、3番人気で)
該当馬が3頭(3、10、12番人気)いた16年は、
ワンツーを決めて馬連万馬券。
昨年は該当馬がリスグラシュー(3番人気)1頭だったので素直に◎、
そして今年は該当馬2頭。
ラッキーライラック
サトノガーネット
共に府中牝馬Sで一桁着順の4歳馬、そして非8枠、
よって3着内率75%を誇る上記データに該当する。
少なくともどちらかが馬券に絡む可能性大、
該当馬が存在した年で不発に終わった年はないのだから。
そもそも該当馬の中で「人気を下回る着順」だった馬はおらず、
となると3番人気ラッキーライラックの好走は堅い。
リスグラシューやクイーンズリングも上記データに該当、
そして共に3番人気で優勝を果たしている。
ちなみにリスグラシューはハーツクライ産駒だが、
ラッキーライラックはハーツクライと同牝系。
ラッキーライラックは馬自身の観点からも、
前走から大きくパフォーマンスを上げてくる可能性が高い。
前走府中牝馬Sは内枠の差し馬がワンツーした中で大外枠から先行、
にもかかわらず僅差の3着と最も強い競馬をしたことは明らか。
しかも休み明けで不向きな道悪、
改めてG1馬の底力を見せた一戦だったと言える。
今回は叩き2戦目で良馬場、
そして近走では最も人気がない状況でマークも薄くなる。
極めつけは鞍上に世界のスミヨン、
復活のお膳立ては整っている。
以上がメルマガからの抜粋文。
結果は着差がつきにくい展開の中で1馬身差以上の快勝、
さすがはエリザベスの
鉄板データに該当しただけのことはある。
このデータに該当すると「人気を下回る着順」になることはなく、
買わなかったがサトノガーネットも
人気を上回る着順だった。
ラッキーライラック自身の観点からも前走以上は確実、
鞍上まで大幅に強化されたとなれば
◎を打たない理由はなかったのである。
今週のマイルCSも
様々な有効データを惜しみなく紹介するので、
楽しみにメルマガ
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