牝系分析は馬券検討に相当有効、
例えば「格上げ初戦」や「重賞初挑戦」の馬が
通用するかどうかの指標になる。
さらに
コースの適性などはもちろんだが、
一族の
勢いというのも見逃せないポイント。
今後も
牝系データは数多く登場するのでお楽しみに。
(当該レースに限らず、他レースにも使えるデータが満載)
シンプルなものからマニアックなものまで、
他ではお目にかかれない代物ばかり。
牝系は本当に奥が深く、
競馬知識としても覚えておいて損はないだろう。
さらにジャスタウェイを筆頭に
新種牡馬データもどんどん集まっているが、
予測と結果を照らし合わせるのもこの作業の醍醐味。
想定通りもあれば意外な発見もあるわけだが、
いずれにしても覚えておいて損はない
使えるデータが盛り沢山。
興味深い
マイナー種牡馬のデータも所有。
(成功かどうかは置いといて、
馬券的にかなりおいしい種牡馬も存在)
今後のメルマガで
どんどん紹介していくのでお楽しみに。
(まさに出来立てホヤホヤの
未公開データ)
3歳限定戦で威力を発揮することになるだろう。
(もちろん
重賞以外の馬券検討にも大いに役立つ)
今週はきさらぎ賞、来週はクイーンC、共同通信杯など、
2月は個人的にもワクワクする3歳重賞が目白押し。
というわけで本日のランキング内では、
現在最も注目している
18年新種牡馬を紹介中。
ズバリこの種牡馬→
人気ブログランキングへ
(競馬・データ理論のカテゴリーで
2位付近)
では本日の本題に入る。
先週の根岸Sはサンライズノヴァ軸の
3連複、
相手はクインズサターン、ユラノト、コパノキッキングの
3頭のみ。
16頭中12頭は無印、
4番人気マテラスカイは自信の消し。
馬券のポイントは
○に抜擢した単勝13倍の伏兵クインズサターン。
(週1頭しか紹介しない
推奨穴馬にも指名)
どこが来ても
回収率500%を超えるように資金配分、
あのメンバーでこの数字が狙えるなら上々と判断。
完全に
「4頭立て」の競馬だったのでまず当たると思っていたが、
やってはいけない外し方をしてしまった。
印4頭中3頭で1~3着独占も軸がとんで不的中、
文字通り
「当たりをよけてしまった」としか言いようがない。
買い目をBOXにしても1点しか増えない上に、
(3点→4点になるだけ)
その買い目が
50倍以上あるのであれば、
わざわざ1頭軸にする必要はなかったのだ。
資金を圧迫しないので特に影響なし、
なぜ3連複4頭BOXの配当均等買いにしなかったのかと反省。
回収率500%をみすみす逃す結果、
落ちている金を拾うだけのレースだったのだが…。
何が起こるかわからないのが競馬、
不測の事態に備えて
リスクヘッジしておかなければならなかった。
というわけで今回は
メルマガのサンプルとして、
そして自分への戒めも込めて、
根岸S
1~3着馬(○▲☆)の評価、
そして人気のマテラスカイを含む
12頭の無印理由を紹介。
根岸Sのメルマガは
5部構成だったが、
(約
1万5千文字の大ボリューム)
以下は
5部目の全文である。
(タイトルは相手3頭と無印12頭について)
コパノキッキングは距離が不安視されていたが、
血統的に1400Mは何ら問題なし、距離の心配は無用と明記。
マテラスカイが該当した
3着内率0%の恐怖データや、
今後も使える
エーピーインディデータなどは必見。
根岸Sは「武蔵野S惜敗組」を狙うのが定石、
「前年の武蔵野S2~4着馬」が5連覇中となっている。
18年1着ノンコノユメ(前年武蔵野S4着)
17年1着カフジテイク(前年武蔵野S3着)
16年1着モーニン(前年武蔵野S3着)
15年1着エアハリファ(前年武蔵野S2着)
14年1着ゴールスキー(前年武蔵野S4着)
今年は武蔵野S2~4着馬が2頭出走、
2着クインズサターンと4着ユラノト。
この2頭に6連覇が懸かっているわけだが、
いずれにしても素直に重い印を打つ。
○はクインズサターン。
根岸Sは芝のような高速上がりを使える馬に有利なレースで、
前々走に上がり34秒台をマークしたのは強み。
上がり持ちタイム2位の本馬は明らかに根岸S向き。
(上がり持ちタイムの順位は前回のメルマガ参照)
前走上がり最速をマークしたことも今回に繋がる。
(データの詳細は事前検証を参照)
近2走は武蔵野S善戦→師走S上がり最速、
今回に向けては文句なしの臨戦過程と言える。
そもそも本馬は東京のスペシャリスト。
(11戦中10戦で掲示板、内7戦で連対)
昨年は東京以外の重賞でも好走を連発したように充実一途、
今回も確実に追い込んでくるはず。
どんどん強くなっているのは血統通り。
(シンコウラブリイ、ハッピートレイルズ、アズリンに遡るアイルランド血統)
最強マイラーのタイキシャトルも擁する名牝系、
成長力十分で今年は芝路線のムイトオブリガードと共に楽しみ。
初の1400Mも全く問題なし、
むしろパフォーマンスを上げてくる可能性あり。
パイロ産駒は周知の通り「ダート」が主戦場だが、
中距離より短距離の方が成績優秀。
好走率や回収率の観点から最も狙えるのは、
東京ダ1400Mや京都ダ1400M。
東京ダ1400Mはパイロ産駒が最も勝っているコース、
単勝回収率が130%を超えているのは立派。
積極的に頭から狙える数字。
(ちなみに東京ダ1300Mも得意)
中距離では2、3着が多いパイロ産駒、
クインズサターンは勝ち星から遠ざかっているのも納得だが、
1400Mの今回は惜敗続きにピリオドを打てる絶好機、
相手は強いが本馬も大幅なパフォーマンスアップが見込める。
パイロに限らず「エーピーインディ系」は、
東京のダート重賞では積極的に買うべき血統。
父エーピーインディ系が東京ダート重賞で7番人気以内に支持されると、
(4-8-4-18)
3着内率47%、
単勝回収率169%、複勝回収率148%。
ほぼ半数が馬券になっている上に、
伏兵が頻繁に激走しているので回収率も優秀。
代表例は何と言ってもテスタマッタ。
(フェブラリーSを単勝24倍で優勝)
最近ではインカンテーションが記憶に新しいところ。
(8歳で迎えた昨年のフェブラリーSは単勝20倍ながら◎。クビ、クビ差の3着)
根岸Sでも過去3年中2年で連対中。
(タールタン6番人気2着、ベストウォーリア3番人気2着)
タールタンは◎、ベストウォーリアは○を打ったが、
今年はクインズサターンに期待。
▲はユラノト。
この馬も5連覇中の「武蔵野S惜敗組」
武蔵野S4着からの優勝はゴールスキーとノンコノユメ。
それぞれ4番人気、6番人気に甘んじていたが、
(前者は◎で回収率1200%超、後者は○で400%超に貢献)
ユラノトもいい感じの人気ゾーンに落ち着いており、
ここは絶好の狙い目だろう。
その武蔵野Sは4ヶ月の休み明け(しかも鼻出血明け)で4着、
少なくとも当時よりパフォーマンスを下げることはないだろう。
今回は叩き3戦目でルメールに乗り替わり、
明らかに狙い済ました一戦。
ルメールとのコンビでは(5-1-0-1)
デビュー戦で4着に敗れた以外は全て来ている。
松田国厩舎のキングカメハメハ産駒で、
この勝負服(社台RH)と言えばベルシャザールを想起。
キャリア14戦の5歳馬で、
上積みという観点ではメンバー中NO.1だろう。
一流馬多数&活気溢れるヴァインゴールド一族。
(牝系については出走全馬の見解を参照)
ダートG1で連続好走中のサンライズソアは近親、
同世代の本馬も重賞を勝てるだけの能力あり。
3走前のマリーンSではハイランドピーク(次走エルムS優勝)相手に快勝、
前走はナムラミラクル(武蔵野S3着)に先着。
芝要素が問われる根岸Sで「芝血統」というのも魅力。
(母コイウタは芝G1馬、全兄ミッキーラブソングは芝7勝)
スピード豊かな牝系なので1400Mも歓迎、
全兄ミッキーラブソングは7勝中6勝が1400M以下。
母コイウタは芝1200Mで2勝、
芝、ダートの違いはあるが東京1400Mの重賞でも好走。
☆はコパノキッキング。
延長ローテは過去10年で(1-3-1-51)
3着内率9%、複勝回収率26%と明らかに不利。
しかし4番人気以内は10年間で5頭しかいなかった上に、
(内4頭が掲示板、内2頭が連対)
カペラSを勝ってきた馬に限ると(1-1-0-2)
過去8年だと(1-1-0-0)
つまり延長ローテというだけでコパノキッキングを軽視するのは危険、
軸にはできないが押さえは必要だろう。
根岸Sは末脚がモノを言うレースで、
芝のような高速上がりを使える馬に有利だが、
本馬は現在3戦連続で上がり34秒台をマーク、
3走前の上がり34.5は次位に0.7差をつける圧倒的数字。
前走カペラSも尋常ではない末脚を披露、
自身のラスト1ハロンは11秒台半ば。
ゴール前に急坂がある中山では驚異的な数字、
絶望的な位置取りから差し切った姿は迫力満点。
1200M以下(6-0-0-0)に対し、
1400Mでは(0-1-0-1)ではあるが、
父スプリングアットラストのG1勝ちはダート1800M、
代表産駒スプリングインジエアもG1勝ちはダート1700M。
母父ゴールドヘイローは全5勝中4勝がマイル以上、
代表産駒はトウケイヘイローやプロモントーリオなどの中距離馬。
さらに母の兄に札幌2歳Sや北海道2歳優駿で好走したモエレジーニアス、
祖母の兄にイスパーン賞、ガネー賞と中距離G1を2勝したクリエイター。
コパノキッキングが短距離に特化した戦歴になっているのは気性面の問題で、
(デビュー前に去勢してしまったほど)
血統的に1400Mは何ら問題なし、
成長した上に脚質転換した今なら距離の心配は無用か。
母父SS系というのも強調材料。
(末脚がモノを言うレースとあってSSの血が有効)
余談になるが「6枠」があやしいと思うのは自分だけではないだろう。
Dr.コパオーナーとサンライズノヴァのヤナガワ牧場は関係が深い。
(コパノリッキー、コパノリチャードなどはヤナガワ牧場生産)
無印についても触れておく。
当レースで穴をあけるには、
SSかエーピーインディのどちらかの血が欲しい。
6番人気以下で馬券になった馬は過去7年で延べ7頭、
この7頭は全馬「父か母父がSS系かエーピーインディ系」だった。
18年1着ノンコノユメ(母父SS系)
16年2着タールタン(父エーピーインディ系)
16年3着グレープブランデー(父SS系)
15年3着アドマイヤロイヤル(母父SS)
14年2着ノーザンリバー(父SS系)
13年3着セイクリムズン(父SS系)
12年2着トウショウカズン(母父SS系)
タールタン以外の6頭が「SS系」
人気薄が激走するためにはSSの後押しが必要不可欠。
というわけで「父、母父共に非SS系」の5番人気以下は無印、
内から列挙しておくと、
サトノファンタシー
モーニン
ワンダーリーデル
レッドゲルニカ(エーピーインディ系だが)
キタサンミカヅキ
SSの血を持っていても厳しいのは、
(理由は出走全馬の見解を参照)
ケイアイノーテック(初芝)
ラブバレット(能力不足)
クロスケ(能力不足)
ヤマニンアンプリメ(昇級初戦)
メイショウウタゲ(外枠苦手)
ノボバカラ(不向きレース)
この中でヤマニンアンプリメは善戦の可能性あり。
(エーピーインディ系×SS系)
人気のマテラスカイは得意のオプション(道悪や短縮)がない上、
末脚比べとなる根岸Sは合わないタイプ。
しかも前走の戦い方が今回に繋がらない。
当レースは「末脚」が重要なレースとあって、
前走「逃げ、番手」の競馬をしていた馬が大不振。
前走3角2番手以内だった馬は、
過去9年で(0-1-1-26)
馬券になったのは2頭のみ、
後にG1ホースとなるテスタマッタとサマーウインド。
テスタマッタは次走フェブラリーS優勝、
サマーウインドは断然1番人気&破竹の5連勝中だった。
ケイアイテンジン、ケイアイガーベラ、トウショウカズン、
ドリームバレンチノ、タガノトネールなどは3番人気以内に支持されたが凡走。
近6年に限ると(0-0-0-20)
このデータに該当している馬は問答無用で消し。
以上がメルマガからの抜粋文。
マテラスカイの
父スパイツタウンの特徴については、
狙いどころを含めて
「出走全馬の見解」で詳しく説明
ローテ、馬場、脚質と全てが合っていなかったので、
13着に惨敗したのも必然だろう。
一方でコパノキッキングは能力、脚質、そして距離も全く問題なし、
血統をかじっている人間であればこの馬を高評価するのは当然。
根岸Sは「前年の武蔵野S2~4着馬」が5連覇中となっていたが、
コパノキッキングなら
6連覇を阻んだのも納得。
とは言っても2着は
武蔵野S4着馬ユラノト、
そして3着は
武蔵野S2着馬クインズサターン。
今年の根岸Sも「根岸Sらしい結果」
ユラノト、クインズサターンは
牝系的に今後も注目。
そしてコパノキッキングは次走フェブラリーSでどう扱うべきなのか?
すでに自分の中では決まっている。
重い印なのか、押さえまでか、それとも無印か?
楽しみにお待ちいただければと思う。
メルマガは重賞全レースを予想、
事前検証、出走全馬の見解、買い目、印(無印)の説明の
4部構成。
1レースあたり
「1万文字以上」が基本という大ボリューム、
つまり週末はとんでもない量がメルマガが配信されている。
そして当該レースだけでなく、
今後(他レース)の馬券検討にも役立つデータが満載。
消える人気馬を知りたい方も必見。
(消し理由を詳しく説明。
恐怖のデータが存在するレースもあり)
読んでいてワクワクするメルマガがモットー、
使い方は会員様によって様々。
自分で予想するのが競馬の醍醐味、
分析や印を参考に買い目を決めるという方のお役にも立てるだろう。
(実際に買い目をアレンジしている方は非常に多い)
牝系や配合にもこだわって予想しているので、
(かなり有効だから)
牝系や配合を知りたい方はぜひ。
(新聞には書いてない情報が満載)
他人が知らない情報を知っているというのは大きな強み、
もちろん血統以外のデータも惜しみなく披露。
文字数で勝負しているわけではないが、
会員様の参考資料が増えるのはいいこと。
覚えておいて損はない
マニアックなデータが豊富、
よって競馬好きには「たまらない内容」だろう。
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