この質問の意図するところ。
無駄な知識や経験がついていないかどうかを見る質問です。
アテクシは、先物の商材を買い日々勉強しているのですが、
主催者がよく言うところにこんなのがあります。
「これまでの知識や経験が邪魔をして勝てない。
頭でわかってても脳味噌が覚えているので
勝てるトレードも躊躇してうまくいかない。」
競艇の知識
これは選手がつけるべき知識と、ファンが知ってる知識は
相反するところが多いのです。
たとえば、スタート無理しなくてもいいところで
「俺は元競艇ファン。1走1走手抜きはしない。」
みたいな感じでフライングしたとします。
主催者サイドとしては、ほんとに困ります。
フライングは全額ファンに返金しなければならないからです。
競艇選手も会社員と同じです。
会社の不利益になることをしたらダメなのは誰にでもわかります。
ファンサイドからすれば、
「あの選手はいついかなるときも手を抜かない。
フライングしたけど、俺はあの選手好きだね。」
となるわけですが、主催者サイドからすれば、
「てめえ!フライングするくらいなら大人しく走ってろ。」
ってことになるわけですね。
競艇の知識を問う質問には、
・妙な心意気が入っていないか
・できれば何も知らないほうがいい
という思考が入ってると思います。
「だけどファンに対して手抜きは失礼じゃないか。」
という思考の持ち主を改宗させること自体がめんどくさいんです。
1年の期限でプロにしなきゃいけませんから。
「競艇の知識は全くありません。」
この受け答えだけでは非常にまずいですね。
おいおい!とおるちゃん!どうすりゃいいんだよそれじゃ。
OK矢沢!成り上がってください。
今から書きますから頭に叩き込んで下さいね。
「競艇の知識は全くありません。」
これではやる気を疑われます。
このマイナスポイントをガツンと広げた後
それに理由付けして、プラスに変換して答えればいいんです。
敢えて競艇の知識は入れていないんだ系の受け答えです。
つまり、文頭で書いた主催者サイドとファンサイドとの
相反する利害関係の為に、敢えて競艇の知識を私は要れずに
ココに来ました。と言えばいいでしょう。
社会経験者なら、会社と客の相反する常識を例に出して
私は会社の為に精進します。みたいな変換方法ですね。
複数の候補者で面接する場合、この質問にスラスラ答える人を
見ても焦らないで下さい。雉も鳴かずば撃たれまいです。
「俺!雉だよ!撃ってください!殺してください!」
って言ってるようなもんですから。
雉は答えられない貴方を見てニンマリでしょうが
生き残るのは貴方です。