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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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チューリップ賞 レース展望
2018-02-28 20:17:00
テーマ: レース展望
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過去10年で1番人気は[4-3-1-2]で7連対。阪神JF連対馬なら[4-2-1-0]。キャリア1戦で阪神JFを勝ったジョワドヴィーヴルは3着に終わった。2番人気は[1-1-3-5]、3番人気は[1-1-0-8]で各2連対。6~9番人気が5連対。10番人気以下は[0-0-1-53]。最近5年の馬連は50倍、4倍、57倍、7倍、43倍で10倍以下か中穴。本命を押さえて中穴を狙うのが妙味。

連対馬18頭が前走4着以内。前走5着以下から連対した2頭にはOP以上で連対があった。前走重賞勝ち馬は[3-2-1-3]、2~4着馬は[3-3-4-4]。前走重賞で4着以内に入った人気馬に注目。6番人気以下で3着以内に入った10頭のうち9頭が関西馬。前走OP以上で5着以内と新馬&未勝利戦勝ち馬が激走している。前走メンバー3位以内の上がりを繰り出した6~10番人気の関西馬に注意したい。

ラッキーライラックは新馬、アルテミスS、阪神JFを3連勝。アルテミスSは4番手からメンバー最速の34.7秒で抜け出して1分34秒9で優勝。阪神JFは中団からメンバー最速タイの33.8秒で差し切って1分34秒3で優勝。2着リリーノーブルに0.1秒差、3着マウレアに0.2秒差をつけた。ある程度前につけてひと脚使えるレース巧者。陣営は桜花賞の先のオークス、凱旋門賞を視野に入れている。その点でどこまで仕上げてくるかがひとつのポイント。過去2年のチューリップ賞は1分32秒8、1分33秒2で決着。過去2年のような高速決着になったときに真価が問われる。ただし10頭立てで流れは速くならないか。

阪神JF2着馬リリーノーブル、同3着馬マウレア、前走フェアリーS2着のスカーレットカラー、前走エルフィンS3着のレッドランディーニ、前走紅梅S4着のシグナライズ、前走新馬戦を勝ったサラキアなど。リリーノーブルは新馬、白菊賞を連勝し、阪神JFで2着に入った。過去10年の阪神JFで中1週できた馬は[0-0-0-22]だったが、データを覆して連対したことを評価したい。馬主はラッキーライラックと同じサンデーレーシング。ちなみにラッキーライラックは3000万円、リリーノーブルは1800万円で募集された。ラッキーライラックの仕上がり次第で逆転の可能性を秘めている。川田騎手が下げ過ぎなければ。

マウレアは2走前の阪神JFで0.2秒差の3着に入ったが、直線で前が詰まって外に切り返すロスがあった。前走クイーンCは3番手から伸び切れず0.5秒差の5着。前半5F57.8秒のハイペースで前に行き過ぎた感があるが、前に行ったテトラドラクマ、アルーシャが1、3着に粘っているのは少し気になるところ。13年の桜花賞を勝ったアユサンの全妹。春の目標の桜花賞に向けて賞金を加算するために中2週で阪神に遠征することになった。このあたりがどう出るか。小柄な馬だけに馬体が大きく減らないことが条件。ちなみにアユサンは阪神JF7着からチューリップ賞に直行し3着だった。テン乗りの武豊騎手に乗り替わる。

スカーレットカラーは白菊賞でリリーノーブルに0.2秒差の2着。前走フェアリーSは大外から捲ってプリモシーンに0.2秒差の2着に入った。プリモシーンは東京芝1600mの未勝利戦でテトラドラクマ(クイーンC優勝)にクビ差で勝っている。過去10年のチューリップ賞で岩田騎手は8番人気以内なら[0-2-2-3]。サラキアはディープインパクト産駒でサロニカの全妹。シルクレーシングで同世代牝馬の最高となる6000万円で募集された馬。今年の3歳重賞はキャリア1戦の馬が激走するケースが目立つ。シルクレーシングはアーモンドアイがシンザン記念、アーモンドアイがフェアリーSを初勝利直後に勝っている。



オーシャンS レース展望
2018-02-28 20:16:00
テーマ: レース展望
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過去10年で1番人気は[1-2-1-6]で3連対。13年以降は[1-2-0-2]で連対率60%。中14週以上の休み明けは[0-0-0-4]で不振。7、8枠は[0-0-0-3]で外枠に入った馬は危険。2番人気は[2-1-0-7]で3連対、3番人気は[3-1-0-6]で4連対。6~9番人気が5連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は5倍、130倍、33倍、43倍、8倍で堅いか波乱両極端。本命を押さえて中穴以上を狙う馬券作戦が有効。

年齢別では4歳[2-1-1-25]、5歳[5-1-4-32]、6歳[1-5-1-25]、7歳以上[2-3-4-48]。6歳以上の高齢馬が計11連対。6番人気以下で連対した7頭のうち5頭が6、7歳馬。穴でスプリント重賞実績のある高齢馬に注意。連対馬10頭が1~3枠。毎年内枠の馬が必ず連対している。開催2週目で馬場がいいため、内枠からロスなく回って前につけられる馬が有利な傾向。09年以降、7、8枠は[0-1-4-31]で1連対のみ。

ナックビーナスは芝1200m[4-3-1-4]、中山芝1200mは全てOP以上に出走し[2-3-0-0]で連対率100%。昨年のオーシャンSは4番手からメンバー7位タイの34.5秒で伸びてメラグラーナに半馬身差の2着。2走前にカーバンクルSを逃げ切って2連覇を飾った。前走シルクロードSは好位につけたが、直線で伸び切れず0.4秒差の5着。7枠15番から前半脚を使ったことが堪えた。中山芝1200mでは2、5、5、6、7番枠に入っており、昨年のオーシャンS2着は1枠2番だった。昨年と同じ54キロで出走できるが、枠順がポイントになる。[4-5-2-2]と相性のいい横山典騎手に乗り替わる。

ビップライブリーは昨秋のスワンSが0.3秒差の4着、京阪杯がクビ差の2着、阪神カップが0.5秒差の5着。メンバーの揃ったG2で善戦している。これまで芝1200mは1戦しかしていないが、昨年の京阪杯で5番手からメンバー5位の34.1秒で伸びてネロにクビ差の2着に入った。道中行きたがるタイプだが、芝1200mでは折り合っていた。阪神カップでは5着に入り、7着レーヌミノルに0.1秒先着している。ビップライブラリーは阪神カップから1キロ減の56キロ、レーヌミノルは1キロ増の55キロ。テン乗りの戸崎騎手に乗り替わる。過去10年のオーシャンSで戸崎騎手は[2-0-2-1]で騎乗機会2連勝中。

昨年の桜花賞馬レーヌミノル、昨年の京阪杯勝ち馬ネロ、前走ラピスラズリSを勝ったアルティマブラッド、前走淀短距離Sを勝ったラインスピリット、前走シルクロードS3着のフミノムーン、カーバンクルS3着馬ロードクエスト、昨年の函館スプリントS勝ち馬ジューヌエコール、昨年のキーンランドC勝ち馬エポワス、昨年のセントウルS2着馬ラインミーティア、前走カペラS2着の10歳馬スノードラゴン、前走斑鳩Sを勝ってオープン入りしたダイメイフジ、昨年のNHKマイルC2着馬リエノテソーロなど。オーシャンSは過去10年のうち6年が渋った馬場で行われているが、今年は雨は降りにそうになく良馬場でのレースになりそう。

レーヌミノルはマイルCSで0.2秒差の4着、阪神カップで0.6秒差の7着。牡馬の一線級を相手に善戦している。芝1200mは2戦2勝で小倉2歳Sを圧勝している。開催2週前で上がりが速くなったときに切れ負けしなければ。過去10年の中山芝1200mで和田騎手は[1-4-0-16]、4番人気以内なら[1-4-0-0]。ネロは中山芝1200m[2-2-0-4]。坂路で2週連続1番時計を出している。ミナリク騎手が騎乗する。アルティマブラッドは中山芝1200m[3-1-1-0]で前走ラピスラズリSでナックビーナスに勝っている。ダイメイフジは芝1200m[2-2-0-0]で中山ではクリスマスSで直線一気を決めている。前走斑鳩Sは2番手から抜け出して3馬身差で圧勝。テン乗りのMデムーロ騎手が騎乗する。



中山記念 レース回顧
2018-02-28 18:28:00
テーマ: 未設定
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ウインブライトは4番手を進み、メンバー4位の34.9秒で前にいた2頭を交わして先頭に立ち、そのまま押し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分47秒6。マルターズアポジーが大逃げして前半3F36.2秒、5F59.2秒。レースのラスト3Fは36.6秒でラップは12.2-11.9-12.5秒。3番手以下は離れており、実質は上がり勝負。隊列が縦長になったことで前に行った馬が流れ込んだ。ウインブライトは好位から抜け出す正攻法のレースで優勝。流れを考えると絶好の位置取りでいい脚を長く使って抜け出した。これで中山芝では[3-2-0-1]、中山芝1800mでは[3-0-0-0]。スプリングSを勝ったコースで重賞3勝目を挙げた。レースを使いながら少しずつパフォーマンスがアップしている。正攻法のレースができるレース巧者のステイゴールド産駒。次走は大阪杯でG1獲りを目指すことになりそうだ。今年の中山記念はレースレベルが高くないことを考慮しておきたい。

アエロリットは離れた2番手からメンバー9位の36.2秒で上がってクビ差の2着。直線で逃げたマルターズアポジーに引き離されたが、最後までしぶとく伸びて頭差先着した。この上がりで2着に粘れたのは、実質上がり勝負で隊列が縦長になったからなのではないか。それでも最後までしぶとく伸びてマルターズアポジーを交わし地力を見せた。これで中山芝は[0-3-0-0]。右回りより左回りの方が走りがスムーズで東京では速い上がりを繰り出している。昨年のNHKマイルCを1分32秒3で勝った馬。今後はヴィクトリアマイルを目標に調整していくことになりそうだ。

マルターズアポジーはハナを切って大逃げし、直線で後続を引き離したが、最後に2頭に交わされてクビ+頭差の3着。上がりはメンバー最下位の36.6秒。前半5F59.2秒とそれほど速い流れではなかったが、後続が控えて隊列が縦長になったことで粘り込むことができた。昨年の小倉大賞典では前半5F57.6秒のハイペースで飛ばして2馬身差で圧勝している。これで芝1800mで56キロ以下なら[2-1-3-1]で右回りなら[1-0-3-0]で3着以内を確保。重賞を3勝しているため、ハンデG3では重ハンデを背負うが、次走はダービー卿CTか。ハンデを考慮して大阪杯という選択もありそうだ。

サクラアンプルールは中団からメンバー4位タイの34.9秒でメンバー4位タイの34.9秒で伸びて0.2秒差の4着。勝ったウインブライトと同じ上がりを繰り出したが、道中の位置取りの差が出た。昨年の中山記念は56キロで2着に入ったが、今年は1~3着馬より重い57キロを背負っていたこと、前走有馬記念で致命的な不利を受けて惨敗しひと息入れた影響もあったか。今年7歳になったが、今のところ大きな衰えはなさそう。次走は大阪杯でG1獲りを目指すことになりそうだ。

ペルシアンナイトは出遅れて後方を進み、大外からメンバー最速の34.4秒で追い込んで0.3秒差の5着。皐月賞のように内をロスなく回って上がってくる手もあったが、Mデムーロ騎手は大外をブン回してどれくらいの脚が使えるのかを試していた。休み明けでも仕上がりは良かったが、昨秋も富士Sで5着に終わったように叩いた方がいいタイプなのだろう。昨年の皐月賞2着馬で芝2000mまでは守備範囲。次走は大阪杯。今回の5着で人気が下がるようならむしろ狙ってみたい。今年は昨年の皐月賞で上位にきた馬が活躍する年になる。



阪急杯 レース回顧
2018-02-28 18:27:00
テーマ: 未設定
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ダイアナヘイローは途中からハナを切って単騎逃げに持ち込み、メンバー16位の34.6秒で後続を完封し、1分20秒1で制した。前半3F34.2秒、5F56.9秒でラスト3Fは11.4-11.2-12.0秒。最後は一杯になってラスト1Fのラップが落ちたが、33秒台で上がった1、2番人気のモズアスコット、レッドファルクスの位置取りが後ろ過ぎて届かなかった。流れは速かったが、武豊騎手が単騎逃げに持ち込んで持ち味のしぶとさを上手く引き出している。昨年1000万条件から4連勝で北九州記念を制した馬。その後はスプリンターズS15着、シルクロードS16着で惨敗が続いたが、引退する福島信調教師(イクノディクタス、ミスタートウジン、ナルシスノワールなど)の最後の重賞を勝利で飾った。これで逃げたときは[4-1-0-1]。今後は大根田厩舎に転厩し、高松宮記念を目指すことになりそうだ。武豊騎手は89年のホリノライデン(目野厩舎、逃げ切り)以来30年ぶりの阪急杯制覇となった。

モズアスコットは中団の後ろから外を回ってメンバー3位の33.7秒で伸びてクビ差の2着。外から鋭く伸びてきたが、あと一歩届かなかった。前走阪神カップでは大外を回って強引に上がって最後に一杯になって4着に終わったが、今回はルメール騎手が直線まで脚をタメて切れ味を引き出した。阪神カップよりメンバーレベルは高くなかったが、これで重賞で通用するメドは立った。3着レッドファルクスとはハナ差。2着で賞金を加算できたのは大きい。相馬眼的に大化けする可能性があるフランケル産駒。今後はG1を目指すことになりそうだが、高松宮記念は賞金的に厳しいか。マイラーズC、京王杯SCから安田記念を目指すことになりそうだ。

レッドファルクスは後方4番手からメンバー最速の33.4秒で追い込んでクビ+ハナ差の3着。強烈な末脚を繰り出し、ゴールした後は突き抜けていた。開幕週の馬場で後方に控え過ぎた感が強いが、川田騎手は陣営から「終いの脚を生かすレースをして欲しい」という指示があったとコメントしている。もう1列前につければ、差し切っていたのではないか。他馬より重い58キロを背負っていたことも考慮しておきたい。直線に坂があるコースで強烈な末脚を繰り出せるタイプ。次走は高松宮記念。最終週の馬場状態によってはレーヌミノルを捕まえられない可能性が少しある。

ニシノラッシュは1枠1番スタートから好位につけ、メンバー12位タイの34.4秒で伸びて0.1秒差の4着。前走1600万条件を勝った馬が見せ場を作った。調教診断で馬体がボリュームアップしてバランスが良くなったと書いたように充実してきている。14年の京王杯2歳S3着馬がようやく本格化してきた。ガツンと切れる脚はないが、立ち回りが上手い持ち味を生かし切れれば、どこかで激走がありそうだ。

ペイシャフェリシタは中団からメンバー5位タイの34.1秒で伸びて0.1秒差の5着。直線で外から伸びて一瞬見せ場を作ったが、そこから伸び切れなかった。松田騎手は「芝1200mの方が切れる脚を使える」とコメント。3走前の浜松S(中京)を1分7秒6(ラスト3F尻上がり)で勝った馬で高松宮記念でもやれそうだが、賞金を加算できなかった。今後はサマースプリントシリーズを目指すことになりそうだ。



阪急杯 相馬眼予想
2018-02-25 12:20:00  (最終更新日時:2018-02-25 18:26:25)
テーマ: 重賞予想・厳選予想
<予想結果>
阪神11R 阪急杯
◎モズアスコット 2着
○レッドファルクス 3着

ワイド290円的中!(2点)本線

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買い目は馬単4点、ワイド2点、馬連7点、3連複10点、3連単24点。

スプリンターズSを連覇したレッドファルクスは次の高松宮記念が目標
で58キロを背負うが、58キロを背負って京王杯SCを勝っている。

4連勝の後に阪神カップ4着のモズアスコットはレッドファルクスより
2キロ軽い56キロで出走できる。ただし8枠17番の外枠に入った。

今日の馬場で2頭を負かすとすれば、どんな馬なのだろうか。

穴馬(現時点で2桁人気)を狙いました。

押さえの2頭も6番人気以下の人気薄。

3連単は組み合わせ次第で高配当になりそうです。



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