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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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菊花賞 相馬眼予想
2018-10-21 12:35:00  (最終更新日時:2018-10-21 16:08:22)
テーマ: 重賞予想・厳選予想

<予想結果>

京都11R 菊花賞
◎ブラストワンピース 4着
穴○フィエールマン 1着(7人気)
大穴▲ユーキャンスマイル 3着(10人気)

△グロンディオーズ
注エタリオウ 2着

馬連2,380円的中!
3連複16.710円的中!
3連単100,590円的中!

穴馬フィエールマンが勝ち、大穴馬ユーキャンスマイルが3着に激走しました。

<予想コメント>(全文公開)

京都は晴れ、芝ダートとも良馬場。開催3週目で引き続きAコースで行われる。先週は33秒台の上がりを繰り出す馬が多かったが、昨日土曜は33秒台で上がった馬がおらず、馬場が荒れて時計、上がりが少し掛かっていた。馬場の内側が荒れているため、3、4分あたりと通って速い上がりを繰り出した馬が好走していた。良馬場の菊花賞では後半4Fから高速ラップの持続力が問われる。心肺機能が高く持続力が優れた馬を重視したい。

次に展開だが、逃げるのはアイトーン。好位にメイショウテッコン、ジェネラーレウーノ、エポカドーロ、ステイフーリッシュ、アフリカンゴールド、カフジバンガード、中団にユーキャンスマイル、グロンディオーズ、ブラストワンピース、シャルドネゴールド、フィエールマン、コズミックフォース、グレイル、後方からタイムフライヤー、グローリーヴェイズ、エタリオウ、オウケンムーンといった展開。

過去5年の前半5Fと連対馬の脚質は、61.2秒(不良)(先行-差し)、60.9秒(好位-差し)、60.2秒(差し-差し)、59.9秒(差し-追込)、64.1秒(不良)(追込-捲り)。良馬場では前半60秒前後で流れており、流れたときは差し追い込みが決まっている。1周目の4コーナーの下りで勢いがつきやすく、スタンド前の大歓声で行きたがる馬がいるため、ある程度流れることが多い。

京都芝3000mはスタートしてすぐに3コーナーがあるため、基本的に内枠が有利。外枠から前に行く馬はある程度勢いをつける必要があるため、前半からスローにはなりにくい。今年は前に行く馬が内枠に入った。1枠1番からアイトーンがハナを切ってメイショウテッコン、ジェネラーレウーノが競りかけず、すぐに隊列が決まれば流れが速くならない。逆に2頭がハナを主張すると前半の流れが少し早くなりそうだ。

中盤は流れが緩んでラスト5Fあたりからペースアップし、ラスト4F11秒台のラップになるのがパターン。過去5年で良馬場で行われた3年のラスト4Fの平均ラップは11.9-11.6-11.7-11.6秒。天皇賞(春)はスタミナ&地力勝負になるが、菊花賞はラスト4、5Fに高速ラップが刻まれる高速ラップの持続勝負になりやすい。過去10年で逃げ馬は連対なし。速い上がりを繰り出せないと勝負にならないのである。

勝負どころで高速ラップが刻まれるが、直線が平坦のため最後までラップが落ちにくい。そのため直線一気の追い込みは決まりにくく、勝負どころで中団あたりに押し上げる必要がある。過去5年で良馬場で行われた3年の連対馬の道中位置取りと上がりは、5-8番手(2-1位)、10-7番手(1-2位)、9-16番手(1-2位)で全馬メンバー1、2位の上がりを繰り出していた。速い上がりを繰り出している馬を重視したい。

菊花賞はコース的に内枠が有利で過去5年の勝ち馬は3、2、4、3、13番枠。昨年は不良馬場で13番のキセキが大外から捲って勝ったが、内枠の馬が勝つことが多い。2着は14番、4番、11番、11番、4番で外めの枠に入った馬が多い。京都外回りの長距離戦は内をロスなく回る馬が有利のため、内枠に入った馬は内をキープする。そのため、外枠の馬が内に入れるてロスなく回るのは難しいのである。

今年は馬場の内側が荒れてきたため、馬場のいいギリギリのところを通った馬が有利になりそう。ラスト4Fから高速ラップが刻まれるため、直線では馬群がバラけやすい。道中馬群で脚をタメてできるだけ馬場のいいところをロスなく進み、直線で上手く捌いた馬が激走するのではないか。折り合いを欠くとスタミナを消耗するため、好走するのは難しい。馬には菊花賞特有のスタミナ&体力&末脚の持続力、騎手には高い技術が問われる。

今年はG1馬が皐月賞馬エポカドーロしかいない。ダービー、神戸新聞杯を勝ったワグネリアンは出走しない。エポカドーロは体型的に長距離タイプではないが、ダービーで逃げて2分23秒7で走っており、スタミナがない訳ではない。ただし良馬場の菊花賞では上がりの速さが問われるだけによほど上手く立ち回らないと厳しいか。セントライト記念を勝ったジェネラーレウーノは地力タイプ。スタミナ勝負に持ち込んで粘れるかどうか。

馬場が荒れて時計、上がりが掛かるようになったことで差し追い込み馬が不発に終わるとエポカドーロ、ジェネラーレウーノが粘り込んでもおかしくないが、今年もラスト4F高速ラップが刻まれて上がりの速さが問われるのではないか。G1連対馬、トライアル勝ち馬の壁は高くない。先週の秋華賞では前走1000万条件を勝ったミッキーチャームが2着に入った。菊花賞も新興勢力の台頭があるのではないか。

新潟記念で大外一気を決めたブラストワンピースを狙う。新潟記念はメンバー最速の33.5秒で大外一気を決め、1分57秒5で勝ったが、池添騎手は鞭を入れておらず全くの楽勝だった。これまで[4-0-0-1]で5着に負けたダービーは出遅れて前半脚を使い、直線で前が壁になって外に切り替えるロスが響いたもの。馬体10キロ増も影響している。相馬眼的に勝ったワグネリアンよりスタミナがありも強いとみている。

馬場の内側が荒れてきたのは気になるが、ロスなく回れる2枠3番はプラス。ただし1番人気に支持されたため、道中マークされる可能性が出てきた。池添騎手の乗り方が大きなポイントになる。G1で大竹厩舎は[0-1-0-19]。ダービーで馬体10キロ増。仕上げの甘さを感じる。長距離輸送を控えて少しフックラ映ったため、大幅馬体増がないことが条件。道中ロスなく進めて直線で捌ければG1初制覇がある。

穴はフィエールマン。新馬戦は後方から捲って2番手に押し上げたため、最速上がりを繰り出さなかったが、山藤賞、ラジオNIKKEI賞では最速上がりを繰り出した。山藤賞はラスト4F11,9-11.7-11.6-11.4秒で尻上がり。フィエールマンは後方2番手から大外を回って楽に差し切り2着に2馬身半差をつけている。心肺機能が高く末脚の持続力が優れている。芝1800mでも菊花賞にマッチするのである。

前走ラジオNIKKEI賞はメンバー最速の34.4秒で大外から追い込んで半馬身差の2着。ごちゃついて最後方に下がるロスがあった。ラスト4Fは11,9-11.6-11.6秒で尻上がり&持続ラップ。勝ったメイショウテッコンは神戸新聞杯で逃げて0.1秒差の3着に粘った。菊花賞でやれるとみた社台はルメール騎手を確保。距離延長、初の京都、出遅れ癖など課題は多いが、持ち前の末脚の持続力で一発がある。

大穴はユーキャンスマイル。内にモタれる癖があるが、これまで[3-2-0-2]で毎日杯&京都新聞杯6着を除き連対を確保。京都新聞杯はテン乗りの荻野騎手で位置取りが悪くなったことが堪えている。前走阿賀野川特別は好位の内からメンバー最速の34.2秒で差し切って2分10秒9のレコードに0.1秒差の好タイムで快勝。ラスト4Fは11.8-11.7-11.5-11.5秒で尻上がり&持続ラップだった。

直線で内にモタれずまっすぐに伸びていた。馬体8キロ増で実の入りが良くなったように心身ともに成長している。最終調教は栗CWで3頭併せを行ったが、内にモタれることなく同厩のエタリオウに先着した。さらに調子を上げている。昨年は同じ友道厩舎のポポカテペトルが阿賀野川特別1着から3着に入った。直線が平坦なコースでは[3-1-0-1]。武豊騎手が内でロスなく進め、勝負どころで上がって行ければ一発がある。

グロンディオーズはこれまで[3-0-1-0]で上がりが全てメンバー最速。5月に東京芝2400mを中団からメンバー最速の34.2秒で差し切って2分24秒4の好タイムで勝っている点を評価したい。前走信濃川特別は2番手からメンバー最速の33.1秒で上がって1分58秒3で走り3馬身差で圧勝。ラスト4Fは11.7-11.1-10.7-11.5秒。スタミナがあり、高速ラップの持続力が優れている。

エタリオウは[1-5-0-2]、芝2400mでは[0-4-0-1]。青葉賞2着、ダービー4着、神戸新聞杯2着と一戦ごとにごとにパフォーマンスをアップしている。前走神戸新聞杯は最後方からメンバー最速の33.9秒で大外から追い込んで0.1秒差の2着。馬体が14キロ増え、全体的にパワーアップしていた。今年7月以降の重賞でMデムーロ騎手は[0-6-2-8]で未勝利。9月以降の重賞でルメール騎手は[8-2-1-1]。前2戦は後方に控えて切れ味を引き出したもの。4コーナーでどこまで押し上げられるかがカギ。

本命ブラストワンピース、対抗(穴)フィエールマン、準対抗(大穴)ユーキャンスマイル、押さえグロンディオーズ、エタリオウ。

馬券は馬単・馬連・ワイド◎=○▲を本線にした馬連5頭ボックス。ブラストワンピースが太め残り、または流れに乗れないと穴馬・大穴馬と押さえでの決着もありえる。3連複は5頭ボックスの10点。3連単はフォーメーション◎○▲→◎○▲△注→◎○▲△注の36点。

◎ブラストワンピース 4着
穴○フィエールマン 1着(7人気)
大穴▲ユーキャンスマイル 3着(10人気)
△グロンディオーズ
注エタリオウ 2着

<調教診断>(有料版競馬道場で公開)

★フィエールマン 1着
南Wで2頭併せで強めに追われて先着。舌がハミを越していたが、追われてからの反応が良く、ラスト鋭く伸びた。久々も乗り込んで仕上げられた。

★ユーキャンスマイル 3着
栗CWで3頭併せで軽く仕掛けられて先着。1週前に栗CWで一杯に追われている。春よりば心身ともに成長してどっしり感が出た。叩いてデキは上向き。

★エタリオウ 2着
栗CWで3頭併せで強めに追われて併入。首を使って軽快なフットワークでラスト11秒台。1週前に栗CWで一杯に追っている。前走のデキをキープ。

---


買い目は馬単4点、ワイド2点、馬連10点、3連複10点、3連単36点。

今年はG1馬がエポカドーロ、トライアル勝ち馬はジェネラーレウーノのみ。

菊花賞は同じ京都の長距離戦でも天皇賞(春)とは問われるものが違う。

その問われるものを持っている馬が連対するのではないか。

そのあたりを予想コメント(長文)で詳しく解説しました。

予想は5頭に絞り込み、3連単は穴馬○、大穴▲を1着に入れました。

本命◎が崩れると穴馬と押さえの決着もあるため、馬連は5頭ボックス。

馬券は馬連&3連複5頭ボックスの20点買いでも妙味があります。

個人的には馬単・馬連・ワイド◎=○▲が激アツ!!!!!


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764円 購入する
10月21日(日)予想セット販売(重賞1厳選1万馬券PJ2WIN5他)
2018-10-21 12:28:00
テーマ: 重賞予想・厳選予想

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富士S 相馬眼予想
2018-10-20 12:28:00
テーマ: 重賞予想・厳選予想

買い目は馬単4点、ワイド2点、馬連9点、3連複12点、3連単34点。

G1馬はペルシアンナイト(マイルCS、皐月賞2着、大阪杯2着)のみ。

G1-2着馬はエアスピネル、デンコウアンジュジャンダルムの3頭。

昨年のマイルCS連対馬2頭が出走し、例年よりもメンバーレベルは高い。

ペルシアンナイトは休み明けで59キロ、エアスピネルは長期休み明け。

マイルCSの前哨戦。2頭の位置づけ、2頭を負かせる馬がいるかが焦点。

過去10年で10番人気以下は[0-3-5-63]で2、3着が多い。

穴馬▲、大穴馬☆(極端な人気薄)を絡めて高配当を狙いました。

予想は読み応えのある長文で、なぜ狙うのかを詳しく解説しています。

個人的には馬単・馬連・ワイド◎=○が激アツ!


PREMIUM POST

509円 購入する
10月20日(土)予想セット販売(重賞1厳選1万馬券PJ2超万馬券PJ1他)
2018-10-20 12:18:00
テーマ: 重賞予想・厳選予想

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秋華賞 相馬眼予想
2018-10-14 12:34:00  (最終更新日時:2018-10-15 22:55:31)
テーマ: 重賞予想・厳選予想

<調教診断>(有料版競馬道場)

★アーモンドアイ
美坂で2頭併せで馬なりのまま先着。しっかりとした脚捌きで楽々と1番時計をマーク。1週前に南Wで強めに追っている。久々もかなり仕上げられた。

★ミッキーチャーム
栗CWで軽く仕掛けられた。ゆったりとしたフットワークでラスト11秒台。馬体がしっかりしてブレなくなった。身のこなしが柔らかい。デキは安定。

★カンタービレ
栗CWで2頭併せで馬なりのまま併入。前向きさがあり、軽快なフットワークで最後まで余力十分。一度使って活気が出た。前走より若干良化。

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買い目は馬単2点、ワイド2点、馬連6点、3連複15点、3連単30点。

アーモンドアイは想定外のアクシデントがなければ3冠達成か?

今年は前に行く馬がかなり揃った。消耗戦になる可能性がある。

2番人気以下にはそれぞれ死角があり、波乱の可能性はある!

穴は消耗戦に強く、前走負けて人気の盲点になった馬。

大穴は消耗戦に強く、前走まともに走っていない馬。

3連単は1着固定で相手6頭の30点買い。

個人的には馬単・馬連・ワイド◎→○が激アツ!!!


PREMIUM POST

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