事後公開します。
■調教診断
■[7/]ロックディスタウン 1着
札幌芝で2頭併せで軽く仕掛けられて先着。遊びながら走っていたが、推進力のある走りで相手を突き放した。一度使ってデキはさらに上向き。
■[6+-]ファストアプローチ 2着
札幌芝で3頭併せで馬なりのまま先着。大型馬で少しズブさがあるが、大外を回って最後までしっかり伸びた。使いながら若干良化気配。
■有力馬診断
■[7]ロックディスタウン 1着(1位評価)
新潟芝1800mの新馬戦は前半5F64.8秒の超スローペースで中団につけ、メンバー最速の32.5秒で差し切って1分50秒4で優勝。直線で前が壁になって追い出しが遅れるロスがあったが、ルメール騎手が外に出して軽く追い出すと鋭く伸びて差し切った。超スローペースで勝ちタイムが遅いが、強烈な末脚で着差以上に強い内容だった。父オルフェーヴルから末脚の威力を受け継いだのではないか。近親にゼンノロブロイ、半姉にキャットコイン、ワンブレスアウェイがいる良血馬。新潟で勝ったため、新潟2歳Sを使う手もあったが、新馬戦の勝ちっぷりからクラシックを狙えるとみた陣営はクラシックに繋がりやすい札幌2歳Sに使ってきた。社台は2戦連続でルメール騎手を確保している。
今年は前走札幌&函館以外の他場参戦馬が4頭いるが、過去10年で他場参戦馬が4頭以上出走した年は2回あり、13年は1着レッドリヴェール(2人)、3着ハイアーレート(6人)、14年は1着ブライトエンブレム(5人)、2着マイネルシュバリエ(11人)と結果を出している。要するに札幌&函館組のレベルが高くない年は他場組の参戦が多いのである。今年は函館芝1800mの新馬戦(開幕週)をレコード勝ちしたクリノクーニング、同2着のカレンシリエージョが北海道組の主力。クローバー賞は地方馬ダブルシャープが勝ち、コスモス賞は地方馬ミスマンマミーアが2着に入った。新馬戦のように道中馬込みでタメて勝負どころで外に出せば、オルフェーヴル産駒初の重賞制覇がある。
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調教診断は7頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。