事後公開します。
■調教診断
■[7-]アマルフィコースト 3着
栗坂で2頭併せで馬なりのまま先着。1週前に追って直前は余力残し。間隔空いたが、馬体の張りが良く、気配落ちはない。デキは高いレベルで安定。
■[6+-]ベルーガ 1着
栗芝で馬なり調教。1週前で芝で一杯に追って直前は余力残し。逆手前のまま遊びながら走っていた。乗り込んで太め感なく仕上がっている。
■有力馬診断
■[7]アマルフィコースト 3着
阪神芝1400mの新馬戦はハナを切って前半3F35.0秒で進み、メンバー2位の35.2秒で後続を引き離し1分22秒1で楽勝。最後は流す余裕があった。中京2歳Sは中団に控え、直線で外からメンバー2位の34.3秒で差し切って1分34秒7で優勝。2F目から最後まで11秒台のラップが続くスピードの持続力が問われるレースだった。逃げ切った新馬戦と全く違うレースでセンスの良さを感じさせた。454キロ以上に馬体を大きく見せ、現時点の完成度が高く、全体的にしっかりしている。
過去10年のファンタジーSでダイワメジャー産駒は[0-0-0-8]で不振。ファンタジーSは流れが緩むと33秒台の上がりが問われる傾向があり、ダイワメジャー産駒は切れ負けすることが多い。今週から京都はA→Bコースに変更される。前2週は不良馬場で行われたため、馬場は全体的に荒れている。今年は前走芝1200mを使った馬がある程度飛ばしそうな雰囲気。荒れ馬場で流れれば、33秒台の上がりは問われないのではないか。浜中騎手が流れと位置取りをマッチさせれば勝ち負けになる。
■[6+]ベルーガ 1着
モレイラ騎手が騎乗し単勝1.8倍の断然人気に支持された札幌芝1200mの新馬戦は、出遅れたあとに仕掛けて中団に取りつき、勝負どころで外に出すとメンバー最速の35.4秒で豪快に差し切って4馬身差で圧勝。勝ちタイム1分11秒6は平凡だが、2位を1.0秒上回る末脚はインパクトがあった。セレクトセールで4860万円で取り引きされたキンシャサノキセキ産駒でノーザンファーム生産馬。母アドマイヤライトはスリープレスナイトの半姉。相馬眼的に短距離で活躍できそうなタイプ。
今年の2歳戦で中内田厩舎は[8-2-2-4]、3番人気以内なら[8-1-1-3]。重賞では2戦2勝で新潟2歳Sをフロンティア、サウジアラビアRCをダノンプレミアムが優勝。昨年は30勝で23位だったが、今年は37勝で7位と躍進。前走から間隔が空いたが、乗り込まれて太め感なく仕上がっている。距離1F延長、京都の馬場が課題になるが、馬場は全体的に荒れており高速馬場ではなさそう。洋芝をこなしたことがプラスに働く可能性がある。先週のスワンSを勝ったCデムーロ騎手も魅力。
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調教診断は6頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。