事後公開します。
■調教診断
■[7/]ケイアイノーテック 3着
栗坂で2頭併せで軽く仕掛けられて先着。バネの利いたフットワークで楽々と好タイムをマーク。休み明けになるが、気配とも目立つ。
■[6+/]ジャンダルム 1着
栗CWで3頭併せで強めに追われて併入。首を使った重心の低いフットワーク。3週連続CWでラスト11秒台を出している。若干良化。
■[6+-]カツジ 2着
栗CWで2頭併せで軽く仕掛けられて先着。落ち着いてスムーズな走り。一週前に一杯に追っている。中2週になるが、前走のデキをキープ。
■有力馬診断
■[6+]ケイアイノーテック 3着
阪神芝1600mの新馬戦は内枠スタートから3、4番手につけ、直線で内からメンバー最速の33.5秒で抜け出して1分36秒8で2馬身差で圧勝。前半3F36.7秒、5F63.0秒のスローペースでレースのラスト3Fは33.8秒でラップは11.1-11.2-11.5秒。ケイアイノーテックはラスト3Fを11.1-11.2-11.2秒の高速ラップで上がっている。6月の阪神開幕週で高速馬場だったこともあるが、高速ラップで圧勝したことを評価したい。その後は休養して今回が5ヶ月ぶりのレースになる。最終調教は坂路で2頭併せで軽く仕掛けられて51.5秒の好タイムで走り先着。4Fのラップは14.4-12.8-12.3-12.0秒で尻上がり。バネの利いたフットワークで休み明けとは思えない動きを見せた。
ディープインパクト産駒で母はプロキオンS(1分21秒8でレコード勝ち)、カペラSを勝ったケイアイガーベラ。母はハイペースで前に行って押し切る馬で心肺機能がかなり高かった。ディープインパクトからバネを受け継ぎ、母ケイアイガーベラから心肺機能の高さを受け継いだのではないか。まだスローペースしか経験していないが、今後流れが速くなったときに真価を発揮する可能性がある。馬体は450キロと小柄で欲を言えばもっと成長して欲しいが、馬体の造り、走法はレッドディザイア(秋華賞)に似たようなタイプ。相馬眼的にこういういいバネを持った馬は重賞で活躍することが多い。使われている馬が多く、5ヶ月ぶりというのは不利だが、仕上がりはいい。中身が伴っていないということがなければ勝ち負けに持ち込むとみる。
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調教診断は6頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。