事後公開します。
■調教診断(3頭抜粋)
■[7-]シュヴァルグラン 3着
栗坂で2頭併せで強めに追われて先着。しっかりとした脚捌きで最後まで確かな脚色。休み明けになるが、入念に乗り込まれてきっちり仕上がる。
■[7-]スマートレイアー 1着
栗坂で2頭併せで軽く仕掛けられて先着。前向きさがあり、力強い脚捌き。1、2週前に一杯に追っている。長距離輸送がないため仕上げやすい。
■[6+-]トーセンバジル 2着
栗CWで2頭併せで軽く仕掛けられて先着。ゆったりとした走りでラスト11秒台。自分でリズムを取って走っていた。叩いて若干良化気配。
■有力馬診断
■[6+]シュヴァルグラン 3着
昨年秋の復帰戦となったAR共和国杯は58キロを背負って快勝。1986年以降のAR共和国杯で58キロ以上を背負って勝った馬は、89年のレジェンドテイオー(天皇賞(秋)2、3着馬)とシュヴァルグランしかいない。58.5キロで2着のアイルトンシンボリは宝塚記念2着馬、オウケンブルースリは菊花賞馬&ジャパンC2着馬。58キロで2着のステージチャンプは天皇賞(春)2着馬、アイポッパーは豪G1コーフィールドC2着&天皇賞(春)3着馬。シュヴァルグランはその時点でG1で勝ち負けできる実力が備えていた。今春の天皇賞(春)でキタサンブラックに0.2秒差の2着に入り、G1で初めて連対。阪神大賞典で負けたサトノダイヤモンドにクビ差先着し、地力強化を示した。
前走宝塚記念は逃げてラスト6Fから11秒台のラップが続く厳しい展開になり、直線で一杯になって8着。馬主の佐々木氏は福永騎手の騎乗に納得できず、今回はMデムーロ騎手に乗り替わった。芝2400~2500mは[4-1-1-1]でG2以下は[4-1-0-0]。昨年以降のG2では[2-2-0-0]で阪神大賞典とAR共和国杯を勝っている。今回はG2、芝2400m、G1馬がいないメンバーと条件が揃った。京都芝2400mは[1-1-0-0]で日経新春杯で2着がある。休み明けは[1-2-0-0]で久々は苦にしない。今回は入念に乗り込んできっちり仕上がっている。大きな死角はないが、福永騎手からあたりの強いMデムーロ騎手に替わって出遅れるなど変な面が出なければ。
---
調教診断は6頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。