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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
「行政の顔が見えない」 - 被災地のリーダーシップと蒲島郁夫・大西一史
2016-04-23 16:44:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_1559230.jpg一 昨日(4/21)の報ステで、「避難所を回っていてよく聞いたのは、行政の顔が見えないということだった」と富川悠太が言っていた。本震(4/16未明)から一週間、私も同じことをずっと思っていた。おかしい。どうして、熊本県知事や熊本市長がマスコミの前に出ないのだろう、避難所を回って避難した人々の要求を聞いたり、質問に答えたりする絵がないのだろう、国民や政府に対して被災自治体の長としてメッセージを発信しないのだろうと、ずっと不思議に感じていた。この記事がアップされたときは、もう安倍晋三が熊本入りして、知事と一緒に避難所に入る絵がテレビで賑々しく報道されているだろうから、当記事の問題提起は意味が薄れてしまっているのかもしれない。が、4/14の最初の震度7の地震から一週間、これほど大きな震災の過程で行政のトップの「顔が見えない」状態が続いたことは、やはり異常なことだと言わざるを得ない。同じ一昨日(4/21)夜、NHKのNW9に熊本市長の大西一史が登場して、本震のときにガラスで足を切ったとか言って、怪我の証拠映像を見せていたが、どうにも中身のない、アリバイ的な言い訳映像の感がして脱力させられた。言葉がない。この若い熊本市長は、おそらく今の全国の地方都市の首長の典型像をあらわしているのだろう。

「報道の自由度ランキング」 - プロレタリア化と市民的主体性の劣化
2016-04-21 18:21:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_17282484.jpg昨夜(4/20)の報ステで、「報道の自由度ランキング」で、日本が大きく下がって72位となった話題が取り上げられた。その問題に併せて、国連特別報告者として訪日したデービッド・ケイが、日本の報道の独立性が脅威にさらされていると警告した事実も紹介された。このニュースを富川悠太が伝えた後、後藤謙次が、「われわれメディアも深刻に受け止めて、改革をしなきゃいけませんね」とコメントをして纏めた。そのテレビの映像を見ながら、噴飯で茶番で滑稽だと感じ、不愉快な気分になったのは私だけだろうか。この報ステの報道が、古館伊知郎によってなされたものなら、われわれは興味と共感を感じて、テレビの進行を見ながら頷くことができただろう。「報道の自由度ランキング」にしても、国連特別報告者の指摘にしても、そうした問題の中心にあるのが、安倍晋三によるテレビ報道への圧力であり、政権に批判的なキャスターを降板させた事件である。そして、まさに後藤謙次こそが、古館伊知郎が降板させられた後にコメンテーターに座った安倍晋三の子分ではないか。安倍晋三と仲よく会食し、安倍晋三の意向と思惑に従って世論を操縦するために番組に送りこまれた工作員ではないか。

エコノミークラス症候群 - なぜ自衛隊はテントを大量供出しないのか
2016-04-20 17:54:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_17173064.jpg熊本の震災の前震(4/14)があってから1週間が経った。その間、別件が入って作業に集中していたためにブログの更新ができなかった。テレビを見ながら思ったことを幾つか挙げてみよう。今、大きな問題になっているエコノミークラス症候群の件については、どうして自衛隊がテントを現地に供給搬送しないのだろうと不思議に感じる。このことは、エコノミークラス症候群の問題が起きる前から感じていた。避難所が人でいっぱいで入りきらない。避難所の外で、主に車中で寝起きすることを余儀なくされている被災者が無数にいる。テントを搬入、設営して、雨露をしのいでもらって、足を伸ばしてゆっくり横になることができるように手当てすればよいではないか。幸いなことに、気候は4月下旬という最も過ごしやすい季節であり、真冬や真夏のような健康上のリスクが少ない。昨夜(4/19)、ある国際協力NGOが益城町にバルーンシェルターを持ち込み、被災者に便宜を提供している様子が報ステで紹介されていた。70人を収容できる大型テントで、中の環境も快適そうな雰囲気だった。現在、被災地には2万人の自衛隊員が災害救助で派遣されている。自衛隊は自己完結型の組織で、寝食のロジスティックスはすべて自前でやり、派遣先の現地には一切の負担をかけない。

朝日の1面大見出しが暗示する補選情勢 - 京都3区の泉健太も苦戦か
2016-04-13 16:56:00
テーマ: 政治・経済
c0315619_14444268.jpg二つの選挙区での衆院補選が告示された。今日(4/13)の朝日の1面トップの大見出しには、「アベノミクスの評価焦点」とある。勘の鋭い読者なら、この見出しの打ち方が、北海道5区での自公候補の優勢を伝える情報だと直感したことだろう。今日の紙面には、二つの選挙区で朝日が独自に世論調査をしたという記載はない。選挙区の有権者が、この選挙の争点としてどんな政策項目に強い関心を持っているか、その調査結果が特に付記・報告されているわけではなく、「アベノミクスの評価」が争点だという根拠はどこにも示されていない。「アベノミクスの評価」が争点だという規定は、朝日の編集部がアプリオリに与えたものである。一方、具体的に有権者が何を重視しているかについては、地元紙の北海道新聞が4/1-3に発表したデータがあり、それによると、(1)社会保障、(2)景気・雇用、(3)教育・子育てという順番になっている。社会保障政策への関心が最も高い。北海道新聞の調査からは、一概に「アベノミクスの評価」が争点だと判断することはできないだろう。今日の朝日の1面トップの見出しには朝日の作為と主張があるのであり、その意味は、安保法制が争点ではない、安保法制は争点にならないというメッセージの発信だ。

安丸良夫の『<�方法>としての思想史』を読む - 17年前の東京女子大講堂
2016-04-07 17:01:00
テーマ: 読書・文芸
c0315619_16141553.jpg安丸良夫が逝去した。1999年だったが、東京女子大で丸山真男の政治思想史についてのシンポジウムが催され、水林彪が基調講演を行ったあと、数人がパネルディスカッションした中に安丸良夫が入っていた。ずいぶん前、フーコーの『監獄の誕生』をどこかで解説した文章があり、それを読んだのが名前を知るきっかけだった。1996年に校倉書房から出ていた『<方法>としての思想史』が本棚にあり、今回、訃報に接した機会に読み直す時間を持った。本の前半、思想史方法論についての論稿が9編並べられていて、冒頭の「はじめに」で、その全体が総括、要約され、自身の日本思想史研究が回顧されている。文章が秀逸かつ端正で、論理的で読みやすい。語彙が豊富で、表現が的確で、読書に満足と感銘を覚えることができる。日頃、言葉の便槽のような、ネットの荒廃した幼稚な文字列にばかり接しているので、異次元の知的な日本語があることを再確認させられた。ただ、その思想史方法論の中身には根本的な異議があり、それはこの本を最初に読んだときから変わっていない。一言で言えば、丸山真男に対する評価が不当だということであり、「近代主義」という型に嵌めたレッテル貼りで終わっているという点である。丸山真男の理論の普遍性が認められていない。

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