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SEALDs運動とは何だったのか - 社会は動かしたが政治は動かせなかった
2015-09-29 19:13:00
テーマ: 政治・経済
辺見庸が9/27の日記でSEALDs運動を批判した。こう書いている。「だまっていればすっかりつけあがって、いったいどこの世界に、不当逮捕されたデモ参加者にたいし『帰れ!』コールをくりかえし浴びせ、警察に感謝するなどという反戦運動があるのだ?だまっていればいい気になりおって、いったいどこの世の中に、気にくわないデモ参加者の物理的排除を警察当局にお願いする反戦平和活動があるのだ」「ちゃんと勉強してでなおしてこい。古今東西、警察と合体し、権力と親和的な真の反戦運動などあったためしはない。そのようなものはファシズム運動というのだ」「国会前のアホどもよ、ファシズムの変種よ、新種のファシストどもよ、安倍晋三閣下がとてもとてもよろこんでおられるぞ。下痢がおかげさまでなおりました、とさ」「やるべきときにはなにもやらずに、いまごろになってノコノコ街頭にでてきて、お子ちゃまを神輿にのせてかついではしゃぎまくるジジババども、この期におよんで『勝った』だと!?だれが、なにに、どのように、勝ったのだ」。きわめて激越な批判だ。そして、辺見庸らしい挑発的な口調の、たまりかねた、見るに見かねて口を開いた正論と言っていい。昨夜(9/28)、SEALDs運動の親衛隊であるしばき隊の面々から、辺見庸に対して罵倒の雨霰が飛んでTwの小池空間は大騒ぎになったが、私はさすがに辺見庸だと思う。最後の知識人。

共産党の「国民連合政府」提案 - 党利党略、敗北の総括回避の目眩まし
2015-09-27 22:59:00
テーマ: 政治・経済
共産党の提案した「国民連合政府」について。正直なところ、最初に見たときは「パクられたな」と感じて苛立ちを覚えた。私は、3か月前の6/24に「立憲党で選挙に勝つ - 小林節を首班とする立憲連合政府の閣僚名簿」という記事を発表している。安保法の政治戦のカギとなるのは安倍晋三の支持率であり、支持率を下げるためには目に見える受け皿がどうしても必要で、反対派はすぐに受け皿作りに動けと提起し、具体的なアイディアとプランを提示した。その後も、何度も何度もTwで記事をリンクし、この提案を採用して実践に動くよう反対派の全員に呼びかけた。が、安保法が成立するまで、全く反響はなく、誰からも無視されて放置されたままだった。反対派はデモのみを唯一の戦略とし、反対運動全体をSEALDs運動に収斂させ、ひたすらSEALDsをマスコミで宣伝しまくって国会前に人を動員する作戦に熱中した。安倍晋三の支持率を下げるための受け皿作りなど、誰も発想することなく、具体的な提案を作って発信する者はいなかった。結局、政治戦は完敗で、安保法(戦争法)は無傷で国会を通過し、安倍晋三の支持率も盤石で微動だにしていない。掠り傷ひとつ負わせられなかった。ところが、共産党は、本来なら敗北の総括をしなければいけないところを、目眩ましのように、安保法成立の翌日に「国民連合政府」の提案を突然打ち出したのである。
敗北を勝利とスリカエて自己陶酔する「デモ=民主主義」の倒錯した光景
2015-09-24 18:45:00
テーマ: 政治・経済
高橋哲哉の「靖国問題」の中で、「感情の錬金術」という問題が論議されたことがあった。戦死者を出した遺族の感情が、靖国の儀式による意味付与を媒介して悲しみから喜びへ、不幸から幸福に180度変わる、国家神道のイデオロギーによる観念倒錯の心理を説明した言葉だった。何やらそれと似たような精神状況が、安保法に反対した人々の間で横溢しているように見受けられる。政治戦に負けたのに勝ったと言い、崖っぷちに追い詰められたのに勝利を達成してバラ色の地平に立ったような、そういう言説がマスコミとネットを覆って踊っている。完敗を喫した側に敗北感がなく、虚脱感が寸毫もない。本来、これほど長い政治戦を戦い、エネルギーを投入し、勝てるはずの戦いを落としたのだから、もう少し挫折感や無力感がストレートに表れてよく、結果を深刻に受け止め、何が敗因なのだろう、どこで間違っていたのだろう、どうすれば勝てたのだろうと、真摯に総括と反省を始めないといけないところが、そうした本来あるべき営みの方向感覚が絶たれている。まるで日系ブラジル人の「勝ち組」のように、敗北を認めず、屈折した共同幻想に浮かれ、敗者が勝者のように振る舞っていて、精神をハイテンションに高揚させて自画自賛の昂奮に耽っている。「勝ち組」の言論に違和感を感じて小言を垂れた江川紹子は、逆に左翼によって袋叩きの目に遭った。

どうして安保法を阻止できなかったのか - 戦略の検証と敗因の分析
2015-09-22 17:43:00
テーマ: 政治・経済
安保法が国会を通過して成立した。予想していたとおり、9月14日の週の採決と可決成立となった。9/10頃だったか、朝日が1面記事で9/16委員会、9/17本会議の日程予想を出していたので、おそらく野党に譲歩を示す形で、本会議のラストは9/18だろうと予測を述べたが、そのとおりになった。昨日(9/21)、朝日が9/21-20に実施した世論調査の結果が出ていて、それによると安倍晋三の支持率は35%で、前回(9/12-13)と較べて1ポイントしか落ちていない。あの強行採決の蛮行を挟んで、そして国会前デモの中継と共に法案反対を唱えたマスコミ報道を挟んで、支持率は1ポイントしか落ちなかった。衝撃的なのは、安保関連法への「反対」が減り、「賛成」が増えていることだ。強行採決を挟んで、「反対」が54%から51%に減り、「賛成」が29%から30%に増えた。毎日の世論調査でも安倍晋三の支持率は35%で、前回8月の32%と較べて3ポイントも上がっている。官邸は独自に世論調査をやっていて、世論の動向を把握していたから、あのように躊躇なく予定どおり強行採決を打ってきたのだろうが、それにしても、この結果を見ると、われわれは安倍晋三に掠り傷ひとつ負わせることができなかったと認めざるを得ない。泰山鳴動してネズミ一匹。屈辱的な敗北だ。マスコミが「反対デモの盛り上がり」をどれほど喧伝しても、数字は冷徹な現実を突きつけている。

読者のメールへのお返事 ー 法案成立後の戦争の動きについての予想
2015-09-19 16:23:00
テーマ: 政治・経済
沖縄にお住まいの若い母親の方から、以下のようなメールを9月14日に頂戴していた。お返事をここに書きたいと思う。若い方なのに、とても丁寧な文面だったので驚かされた。「(1)万が一法案が成立した場合、即座に(今年中に)軍事的な大きな動きがあるとお考えですか? (2)またその場合、沖縄県においても早い時期に影響があると予想されますか? 以上、上記二点についてお考えをお聞かせ頂けたらと思います。個人的な事で恐縮ではありますが、(略)小さな子ども達には無事でいて欲しいという思いから、たてられる対策は立てておきたいのです」。早速、ご質問の中身からお答えします。即座に、今年中に軍事的な大きな動きがあるとは思っていません。でも、来年には動きがあるのではないかと感じています。もう何度も申し上げてきたことで、新しい情報や指摘でなくて恐縮ですが、米国の方は、新ガイドラインと安保法制の運用について具体的な戦場を指定し、日本の自衛隊にこういう活動をやてくれと注文を出しています。昨年12月の報ステの報道で、米国のシンクタンクで東アジアの安全保障政策を考案しているキーマンが登場し、二つの戦場を指定しました。民主党系のシンクタンクの男は、米軍がイスラム国を掃討した後のイラクPKOを頼むと言い、共和党系のシンクタンクの男は、自衛隊の任務は南シナ海で中国軍を相手にコンバットすることだと言いました。

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