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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
AIIBでマスコミが言わない国際金融動向 - 人民元国際化の7年を見る
2015-03-30 23:30:00
テーマ: 政治・経済
AIIB(アジアインフラ投資銀行)の問題がニュースになっている。日本国内の報道は、AIIBに日本が参加するべきかという点に議論が集中していて、報道の中身は毒々しい反中プロパガンダの散布ばかりであり、公平な経済的解説をマスコミは全く提供していない。そのことは、昨日(3/29)のBS朝日で宗文州が批判していたとおりだ。経済にせよ何にせよ、日本のマスコミは、中国について報道するときは、戦争している敵国のように悪魔視する論調が常態になっていて、あらゆる情報がネガティブな感情で染め上げられている。桃太郎の鬼ヶ島だ。10年以上にわたるマスコミによる悪質な反中教育の刷り込みが奏功して、中国を無前提に敵視する観念は国民的なものとなり、左翼リベラルですら口を開けば中国叩きを言うのが当然の光景となった。ユネスコ憲章前文に則せば、この行く着く先がどうなるかは自明の理なのだけれど、そのことを声を振り絞って警告する知識人が一人も出ない。もう元には戻らないだろう。思えば、このブログ活動の10年間は、悪化する一途の日中関係と日韓関係を前に、ユネスコ憲章、ユネスコ憲章と、全力で叫び続けた10年間だったが、ユネスコ憲章の教訓をマスコミで言挙げする者は遂に登場せず、ネットですら話題にする者は出現しなかった。勇気と良心のある者がいない。左翼リベラルのメインストリームが、右翼と一体化して中国共産党潰しの立場になった。
日本の左翼リベラルの米国認識の錯覚と幻想 - 米国の国益と本性
2015-03-27 23:30:00
テーマ: 政治・経済
日本の左翼リベラルは、米国の東アジア戦略の真相と内実について根本的に見誤っていて、無理に楽観的なバイアスでそれを認識して説明している。オバマ政権の対日政策や対中政策を、実際よりも自分の立ち位置に引き寄せて解釈し、恰も自らとオバマ政権とが一体であるかのような意識で問題を捉えている。寺島実郎のテレビでの発言が典型的にそうだし、売り出し中の白井聡も本の中でそのような発想を示している。ネットの左翼系の多くも同じで、この見方に牽引され支配されている。簡単に図を描けば、安倍晋三は真っ黒で、オバマの米国は真っ白で、自分は米国と同じで、それが良識的な立ち位置で、米国は安倍晋三の極右路線に不信を抱いていて、その観点から日米は決して一体ではないのだという言説である。米国は、日本を飛び超えて、経済重視の国益志向で中国と接近する動きに出ていて、日米同盟の意味は次第に相対化し、時代遅れの冷戦思考にしがみつく安倍晋三の日本だけが孤立する形になっているのだと、そう寺島実郎や内田樹は力説する。この説明に左翼リベラルの多くが頷いていて、現状、左翼リベラル系の共通認識になっている。だが、この認識や態度は本当に正しいだろうか。一度でも辺野古に足を運び、ゲート前の国道脇に腰を下ろして座り込みをすれば、この米国認識が根拠のない誤解であることに気づくだろう。
南シナ海での日中の軍事衝突 - 米国が本音を吐露した昨年の報ステ特集
2015-03-24 23:30:00
テーマ: 政治・経済
3/22のサンデーモーニングで、従来の周辺事態法の地理的制約が撤廃され、自衛隊が地球上のどこでも米軍の後方支援を行うようになる問題が取り上げられていた。その中で、岸井成格が、南シナ海に自衛隊が出て行くことになる点に特に注意を向け、中国軍と軍事衝突する危険性が大きくなるという警告を発していた。この問題は、事態の重要性の割にマスコミ報道で大きく扱われていない。3/21の毎日の記事にこう書いている。「これ(地理的概念の撤廃)を受け、日米両政府は、防衛協力の指針(ガイドライン)の改定作業を本格化させる。中国と周辺国の対立が深まる南シナ海で武力紛争が発生した場合を想定し、自衛隊が米軍などへの後方支援を行う作戦計画の策定に入る見通しだ」「米国は軍事衝突の可能性が高まっていることから、自衛隊による南シナ海での後方支援を強く求めていた」「(日本政府は)周辺事態法を改正し、南シナ海での衝突を「わが国の平和と安全に重要な影響を与える事態」に該当するとし、後方支援をできるようにする方針だ」。新安保法制はまだ法案も作成されてない段階なのに、自衛隊はすでに南シナ海での作戦計画の策定に入ると書いてある。この毎日の記事は、国民に対する警戒警報の意味もあるけれど、同時に政府からの自衛隊の行動予定のダウンロードでもある。
斉藤美奈子の「八紘一宇」コラムと脱構築 - 怒りと危機感のない批評
2015-03-20 23:30:00
テーマ: 政治・経済
三原順子の「八紘一宇」の事件について、脱構築の思想との関連でもう少し思うところを論じたい。この事件への反応で気になるのは、怒りのなさという問題である。Twを眺め見ながら感じるのは、三原順子への批判に怒りがないことだ。怒っていない。左翼リベラルはこの発言に対して、バカにして嘲笑ってはいるけれど、許せないという怒りを示しておらず、撤回を要求するという態度に出ていない。例えば、斉藤美奈子が3/18に東京新聞に寄せた論評がある。「歴史のお勉強をサボると、こういう惨事を招くんですね」と書いている。無知ゆえの暴論と失態という捉え方だ。批判はしているが、辛辣な皮肉を言って刺したという軽いタッチとトーンになっている。この斉藤美奈子のコラムに、この事件に対する左翼リベラル全体の反応が代表され集約されているように私には思われる。三原順子の無恥を咎め、非常識な挙動を一蹴してはいるけれど、そこに倫理的な怒りがなく言葉に熱や重さがない。無知と無恥を咎めてはいるが、罪を問うて批難する姿勢を返していない。揶揄して酷評するか、妙な蘊蓄を垂れてネタにしている者が多い。本来、ここで市民が直感しなくてはいけないのは恐怖であり、戦争の恐怖に対する生理的で反射的な拒絶こそが市民の反応であるはずなのだが、それがなく、拒絶と憤激の反発がない。
三原順子の「八紘一宇」の政治目的 - 右翼にあらずんば人にあらず
2015-03-18 23:30:00
テーマ: 政治・経済
今日(3/18)の朝日の紙面をめくって探しても、三原順子の「八紘一宇」の事件についての記事が見当たらない。昨日(3/17)の紙面にも何も書いてなかった。昨夜(2/17)のテレビで報道されるかと注目したが、やはり各局の番組で紹介されることはなかった。ネットでは大きな事件として論議を呼び、Twのトレンド欄に単語がリストされる一幕もあった。昨日(3/17)の政治関連のニュースの中で、最も関心を集めたのが三原順子の「八紘一宇」の問題だったと言えるだろう。本来なら、国会で事件が起きた翌日(3/17)に朝日1面に記事が載り、今日(3/18)は社説が上がるのが当然だ。28年前、朝日は赤報隊による右翼テロで若い記者を殺されている。折しも戦後70年談話の政局のさなかで、朝日がこの問題を大きく報じ、厳しく批判する言論を示すのは当然の反応であるのに、それをせずに沈黙しているのは納得ができない。今日の社説は、昨夜の報ステで惠村順一郎がだらだらと並べた廃炉問題の説教と同じで、味も素っ気もない朝日的な官僚ペーパーの一般論だった。ネットを見る環境にない者は、三原順子の「八紘一宇」の事件を知ることができない。朝日系列のハフポスは、まるで申し訳の釈明をするように、妙に手の込んだ詳しい記事を上げている。月額3,460円(朝刊)の高い料金を払っている購読者はどうなるのだ。
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