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米国とフィリピンの新軍事協定 - 米軍の駐留経費を負担するのは誰か
2014-04-30 23:30:00
テーマ: 政治・経済
朝日の昨日(4/29)の1面トップに、米国とフィリピンが新しい軍事協定に調印した記事が載っている。米国は、海洋進出する中国を牽制するべく、フィリピンに再駐留する決定をした。新協定の骨子を見ると、(1)比軍合意の下、米軍による比軍施設の利用が可能、(2)米軍滞在のための施設建設も比軍敷地内で可能、(3)米軍の派遣場所、規模、頻度は別途協議、などの項目が並んでいる。22年前の1992年にフィリピンから完全撤退した米軍が、再び戻って部隊を駐留させることになった。報道では、海軍のスービック基地と空軍のクラーク基地が拠点として重視されているとある。1986年の民主化革命の後、フィリピンは米軍の撤去一掃を実現し、憲法に外国軍駐留禁止の条項まで書き入れたのに、今回の新協定は何とも残念な事態だ。1995年、沖縄で米兵による少女暴行事件が起きたとき、20年前だが、当時のマスコミ報道は今よりずっと健全で、久米宏のニュースステーションが撤退後の米軍基地跡地の再利用を特集報道していたことがあった。両基地ともにフィリピン政府によって経済特区に指定され、再開発事業が興され、海外からの企業進出を呼び込んで投資と雇用の拡大を実現してきた。沖縄もこうやって発展が可能なのだと、フィリピンを見倣うべきだと、当時のテレ朝やTBSの報道番組はフィリピンを取材してメッセージしていた。時間が経つと何もかも変わる。悪い方向に。
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尖閣有事の警戒を弛緩させるリベラル系の「安心理論」と米国依存症
2014-04-29 23:30:00
テーマ: 政治・経済
日米首脳会談でオバマが尖閣への安保条約適用をコミットした問題について、いわゆるリベラル系はそれを過小評価する論を一斉に上げている。孫崎享や田岡俊治などがそうだ。このコミットがあったからと言って、尖閣での武力衝突の可能性が大きくなったわけではなく、また、米軍が中国軍と即戦闘を始めるということにはならないと言っている。寺島実郎などもこの意見だろう。これらの面々は、従来からずっとこの基調の主張を続けていて、米国は中国と親密で良好な関係を維持することを望んでいるのだから、尖閣などのために中国と戦争する気などさらさらないと言い続けている。かかるリベラル系の言説と論陣は、尖閣での国防の危機を唱えて対中国ナショナリズムを煽り、日米同盟強化と中国撃退を言い散らしている右翼のプロパガンダに対しては、一つの対抗言論となっていて、過熱する右翼系の中国打倒論に冷や水をかける一つの説得力となっている点は間違いない。また、この認識が、全く根拠のないものではなく、米国のリベラル系の意思や展望とも平仄の合ったもので、米国の中のリベラルが、右翼日本と心中して米国が中国との戦争に巻き込まれる事態を懸念していることも事実だろう。孫崎享や寺島実郎の日米関係論や米中関係論は、米国のリベラル派の思惑の代弁でもある。しかし、彼らの「慎重な見方」は、現実の認識において必ずしもリアルとは言えず、主観的願望を投影した「安心理論」になっている点も否めない。
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最悪の結果となったオバマ訪日 - 日中戦争突入へ後顧の憂いなし
2014-04-25 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨夜(4/24)、日米首脳会談の結果を伝えて論評する内容が、NHKとテレ朝ではあまりに違っていて、そのことに驚かされた。NHKのニュースでは、オバマが尖閣に安保5条を適用することを明言した事実が大きく打ち出され、また、集団的自衛権の行使容認を歓迎したことも強調され、「満額回答」が宣伝される奉祝報道になっていた。例の岩田明子が登場して、中国を軍事的に牽制するメッセージを米国の大統領の発言として引き出すことに成功した安倍晋三の成果を、日本の成果として賛美する説明で終始していた。一方のテレ朝の方は、ワシントン支局長の新堀仁子が解説として出演、NHKとは逆に、オバマが安倍晋三に対して中国との間で緊張を高めないよう釘を刺した点に焦点が当てられた。NHKのニュースでは、この部分は省略されていて、報ステを見ながら、オバマの安倍晋三への警告がかなり厳しく率直な中味であったことを知らされた。朝日の2面にオバマの発言が書かれている。「対話や信頼醸成の取り組みがなく、事態の悪化を見続けることは大きな過ちだということも安倍首相に伝えた」。また、「私は安倍首相に、事態を平和的に解決し、挑発的行動を取ってはならないと強調した」という発言があったという記事もある。オバマの日中関係をめぐる発言は、明らかに二面性があったわけだが、どちらに光を当てて強調するかで報道は全く異なってくる。
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小保方晴子事件の思想構造 - 日本人の「再魔術化」を考える仮説
2014-04-23 23:30:00
テーマ: 政治・経済
記事のコメント欄に次の真摯な問題提起があった。「この事件がもし高度成長期に起こったならば、人々の反応はもっと違ったものになっていたと思います。こんな宗教のように『Oさん可哀想』を呪文のようにとなえることはなかったでしょう。ブログ筆者さんがおっしゃるように『再魔術化』が起こっているのだと私も思います。どうして『再魔術化』が起こってしまったのか。私は本当に知りたいです。今のままだと日本は、日本人は駄目になってしまうと思うからです」。このコメントを読んで、しばらくの時間、心が固まって立ち竦む感じになった。この意見に私も同感だ。そして、この問いにどう答えようかと息を詰めて考えた。小保方晴子の事件を追いながら、思い浮かぶことが幾つかあった。命を賭けてソフィストと闘い、知の意味を説いて残したソクラテスの倫理思想。法律と科学の知識が縦横に駆使された、全盛期の立花隆の鋭いジャーナリズム。「白い巨塔」「運命の人」等の作品で山崎豊子が描いた、骨太で透徹した社会ドラマと人間の真実。ノスタルジーとして、欠乏と不足として、対置すべき珠玉の契機として、象徴的に想起される。そこからさらに、連想はどんどん弾みをつけて滑走し、関連を暗喩する新しいモメントが思考に立ち現れ、この問題の本質的意味を解く着想(仮説)へと繋がっていく。今日は3点、新しい論点を書きたい。第一は、振り込め詐欺であり、第二は、「人にやさしい」社会であり、第三は、光市母子殺害事件である。
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「STAP細胞」から「STAP現象」へ - 定義を改竄する理研のアルケミー
2014-04-22 23:30:00
テーマ: 政治・経済
当初、笹井芳樹についてはシロだと確信していた。笹井芳樹が捏造に関与しているという疑いは抱いていなかった。その理由は、不正に手を染める動機が考えられないからであり、功なり名遂げて科学世界の雲上人となり、いずれ文化勲章も首にぶら下げる身の笹井芳樹が、そのような人生を棒に振るリスクを冒すとは思えなかったからである。心証が変化したのは、4/16の会見を見てからだ。言い逃れと他者への責任の押しつけに終始した醜い口上を聞き、そして、小保方晴子と共に「STAP」論文のNature採択に狂奔した2013年の姿を想像し、さらにそこから、今年2月の疑惑発覚後の二人の不審な行動を訝ると、本人も何らか改竄や捏造にタッチしていたのではないかという疑念を拭い去れない。大隅典子の反論記事は、笹井芳樹が「STAP細胞」の存在を合理化する根拠の3点全てに対して、真っ向から疑義を唱えて反駁し、「STAP細胞」そのものが捏造の産物ではないかとする見解を示している。もし仮に、大隅典子の記事のコメントが指摘するように、ライブセルイメージングの観察と解析のプロセスで、そこに操作や偽装が入っていたなら、笹井芳樹の関与は免れないことになるだろう。笹井芳樹には不正の動機がないと思った。だが、よく考えれば動機はあるのだ。それは、後から、下から這い上がってきて、自分を追い越した山中伸弥へのリベンジの執念である。人間の欲はどこまでも深く、男の嫉妬は凄烈だ。
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