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米国の自意識の肥大と東アジア外交 - 朝日の冷泉彰彦の記事から
2014-02-28 23:30:00
テーマ: 政治・経済
1週間前、朝日のオピニオン面(17面)に冷泉彰彦のインタビューが載っていた。1年前に主筆だった若宮啓文が退任した後、オピニオン面の内容がすっかり面白くなくなり、目を通すどころか、紙面を捲り進むことすらなくなっていたが、この記事には目が止まって活字を追いかけた。米国が現在の中国と日本をどのように考えているのか、それを知る一つの手がかりになると思えたからである。その内容を紹介する前に、私の問題意識や関心の所在を整理をしないといけない。まず、Blogでずっと論じてきたこととして、米国の東アジア政策には大きく二つの立場があり、二者間の複雑な対立と暗闘の中で日々の対日政策がオペレーションされているという認識がある。第一は、大国として影響力を増す中国とWinWinの協調関係を組み、G2体制で国際政治を運営して行こうとするリベラルな方向性であり、第二は、中国を倒すべき敵と見なし、日本の右翼化をドライブして中国に嗾けさせ、軍事的な緊張を煽って中国封じ込めの圧力を高め、共産体制の崩壊まで持って行こうとするネオコンの方向性である。前者のシンボルとしてバイデンの顔が浮かび、後者を代表としてジャパン・ハンドラーズがいる。そして、両者の緊張関係の中で、米国の国力低下の趨勢と、右翼日本の過激な暴走と、中韓および中台の接近の状況を踏まえつつ、米国は今年もう一度、中国とG2サミットを持つのではと予想していた。
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脱原発と新自由主義 - 米国型を拒絶し排除する左翼の脱原発運動
2014-02-27 23:30:00
テーマ: 政治・経済
一昨日(2/25)、新しいエネルギー基本計画の政府案が出され、マスコミで大きく報道された。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、規制委の審査をパスした原発は「再稼働を進める」と明記している。さらに、「核燃料サイクルを推進する」と言い、高速増殖炉「もんじゅ」の維持まで入っている。新規増設の可能性も残した。3.11の事故から3年の日を前に、まさに原発の復活と推進の方針が堂々と宣言された恐ろしい内容だ。反動の極みである。もともと、この基本方針は1月に出される予定だったが、都知事選が入る日程となったため、脱原発が争点になりそうな状況となり、叩かれて不利な材料になるのを恐れた安倍晋三が、発表を選挙後に遅らせた事情があった。もし都知事選で一本化が成功し、細川護煕が勝利していたなら、政権はこのような基本方針を出すことはできず、発表も先送りになっていたに違いない。政治戦で敗北した結果だ。この基本方針は3月中に閣議決定される。先週、この基本方針の発表を前に、規制委が再稼働を認める原発について、審査に順位をつけて1-2か所を絞り込むという報道が出た。これは、経産相の茂木敏充が2/18に催促の圧力をかけて、規制委員長の田中俊一が2/19に従順に応じたものだ。報道では、2-3週間後に「1-2か所」が特定がされるとある。おそらく、伊方、玄海、川内あたりから選ばれるだろう。
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左翼の政治暴力 - 内ゲバのときに平常者が凶悪な暴徒に変身する
2014-02-25 23:30:00
テーマ: 政治・経済
今回の都知事選の政治には、さらに幾つかの見逃せない重要な問題がある。その一つは、宇都宮健児を支持して叫喚した左翼集団による恐ろしい政治暴力だ。一本化を訴える者たちに対するネットでの口汚い罵りと貶めと嘲り、さらに卑劣で狂暴な嫌がらせと誹謗中傷の行為は、投票日が近づくほどに激しくなり、集団的狂気となってエスカレートし、全く歯止めの利かない異常なヒステリー状態に極まっていた。鎌田慧に対しては、著書をゴミ箱に投げ棄てろという焚書運動が起こったが、選挙から2週間が過ぎた今でも、裏切り者の巨魁として糾弾の袋叩きが続いている。私も、無名ながら「一本化論者」の末席にいたらしく、そのため、「一本化」の粉砕と殲滅に燃えるゴロツキ左翼の標的となり、苛烈で執拗な嫌がらせを受ける羽目となった。「死ね」の脅迫を含め、怒濤のようなリンチ攻撃の集中砲火を浴びる日々が続いた。暴行に加わった面々は、匿名の者もいれば実名の者もいる。その手口は、ネット右翼のヘイトスピーチと全く同じであり、ネット右翼の野蛮と狂気の相似形が左翼に出現した感が強い。その一人一人を観察してみると、ネット右翼の特徴として指摘されているように、普段はおとなしい市民であり、正常な理性と良識の持ち主である。精神異常者でもなく、癇性で偏狭な性格の人間でもない。むしろ、左翼一般らしく、弱者の味方に立った正論の主張を唱えている。その者たちが、まるでオウム真理教のように過激な凶徒に化けて次々と襲ってきた。
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集団的自衛権のをめぐる政治情勢 - 澤地派と宇都宮派の路線対立
2014-02-21 23:30:00
テーマ: 政治・経済
集団的自衛権(解釈改憲)の議論が国会で佳境となっている。昨夜(2/20)も報ステのニュースで取り上げられ、岡田克也の質疑と安倍晋三の答弁の様子が紹介され、惠村順一郎が解釈改憲に断固反対のコメントを発していた。正論だ。公明の山口那津男は、2/18の記者会見で「今国会での結論は困難」と述べている。朝日の記事は、「安倍政権が目指す今国会中での行使容認に難色を示した」と書いていて、こうした報道を見ていると、どうやら集団的自衛権の解釈改憲は先送りになるのではないかという予断を持つ。安心した気分に流れる。しかし、新聞記事はよく読まないといけない。こうも書いている。「山口氏は『報告書が出れば、最終的に政府・与党でコンセンサス(合意)をつくる努力をする。ことは憲法レベルの問題。しっかり議論をしていきたい』と語った」。つまり、北岡伸一の報告書が出たら、そこから合意作りをすると言っている。同じ2/18の井上義久の発言でも、集団的自衛権の行使について、「真っ正面からこれを否定しているわけではない」と言っていて、マスコミは、公明の態度の軟化を報じていた。どういうことなのか。注目すべきは、「今国会」という言葉だろう。山口那津男の言う「今国会」とは、すなわち「通常国会」の意味で、6/22までの会期150日間の国会のことだ。4月に安保法制懇の報告書が出ても、すぐに閣議決定はさせないぞという意味である。
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映画「小さいおうち」 - 日常の中で描かれる静かでリアルな戦争
2014-02-19 23:30:00
テーマ: 映画・演劇
山田洋次の映画『小さいおうち』を見てきた。ベルリン映画祭での黒木華の銀熊賞受賞のニュースがあり、それが動機づけとなって映画館に足を運んだ。山田洋次らしい佳作であり、戦争の描き方が素晴らしく、ぜひ見ていただきたいとお薦めする。要するに、言いたいのはそれだけだが、ネットの中に散らばっている幾つかの感想を読んでみたところ、どれも私が感じたものとは違うので、思いきって独自の解釈と解説を試みることにした。まず、大事な点は、この映画は原作とは違うということで、この点をはっきりさせる必要があるだろう。原作はあくまで映画の素材であり、物語そのものも原作の小説とは違う中味になっている。山田洋次が物語を作り変えている。だから、先に原作を読んで、原作のドラマが映画で再現されていると期待して見ると、きっと違和感を覚える結果になってしまうのだろう。原作を読んでない私が、このようなことを言う資格があるかどうか甚だ自信がないが、山田洋次が映画で見せている物語は、中島京子の小説とは別のものだ。大事なポイントから先に言うと - あくまでネットで知り得た情報だが - 原作では、あの日、タキ(黒木華)が時子(松たか子)の手紙を持って板倉の下宿に行った後、板倉(吉岡秀隆)は実際に時子の家(小さいおうち)を訪ねて来ている。この情報を知ったときは驚いたが、だとすると、映画と原作とは全く違う話になる。
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