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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
若年層の投票行動 - 若者をこのような人間に教育したのは誰なのか
2014-12-18 23:30:00
テーマ: 政治・経済
前回、若年層の投票棄権について、それは消極的に安倍晋三を支持した行動なのだと論じた。選挙後、左翼や反安倍の論者の中で、あまりに「勝った勝った」と喚き散らす声が多く、敗北を正直に認めず、低投票率を自民党への不信任票のように曲解する者が多いので、その認識は間違っているということを得票のデータ分析で説明した。この国では若者ほど甚だしく右傾化している。そして、若者ほど体制に順応的な生き方を身につけている。彼らは、安倍晋三や右翼の方向性を支持しているというよりも、多数の意見や全体の意向に逆らわないのだ。異議を唱えないのである。今の政治における多数が何かはマスコミが教えている。異端が何かもテレビとネットを見れば一目瞭然だ。彼らは、生き抜くために、自身が異端の位置に属することを極端に恐れるのであり、自己防衛に過敏になるのであって、場の空気に合わせて、全体が自分に要請する配役や立場を素早く感知して、それを積極的に引き受けるのだ。その習性と態度をしっかり体得していないと、例えば、就職時の会社面接で脱落してしまう。そこで人生が決まる。われわれの頃と違って、面接は個人ではなくグループでやる。チェックされるのは、どれだけ集団での即興の振る舞いで、面接側の期待に応える役割演技ができるかだ。今はその能力を「コミュ力」と呼ぶらしい。若いときに身につける習性と態度とは、その人間の終生の生き方を意味する。
戦後最低の投票率の真相 - 共産党の躍進の内実と若年層の投票行動
2014-12-16 23:30:00
テーマ: 政治・経済
まず、次の二つの数字を見ていただきたい。非常に分かりやすいデータを示すことができる。2年前の衆院選での比例得票数に着目しよう。共産党は369万票、未来の党は342万票である。合計で711万票。今回の衆院選での比例得票数は、共産党が606万票、生活の党が103万票。合計で709万票だ。これほど一目瞭然で、今回の選挙の左側の真実を端的に表す証拠資料はあるまい。一言で結論すれば、今回の共産党の躍進は、小沢一郎の生活の党から離れた票が流れ込んだ結果である。私が繰り返し提起しているところの、ファシズムの政治過程に特徴的な、「異端の集中」の現象に他ならない。この2党に社民党を加えた3党の比例得票数の集計を比較してみよう。2年前は853万票、今回は840万票。全く増えていない。投票率が下がったことを加味すれば、横這いと言えるだろうが、安倍晋三の暴走を止める選挙で、この票の横這いは甚だ悲しい現実であり、無残で冷酷な限界と言っていいのではないか。基本的に、この国で左派リベラルと言えば、共産・社民・生活の政党がそれを代表し、民主の一部を含むという構図で理解される。ネットの中で左派の政治主張を唱えている者は、共産か生活か社民の支持者として分布している。今、反原連系など共産傘下左翼は、さかんにこの選挙の「勝利」を吹聴し、山口二郎なども「自民党は勝利していない」などと虚勢を張っているのだが、あまりに空しい独善の説法であり、客観認識と反省意識を著しく欠いた態度と批判せざるを得ない。
改憲の政局が始まる - 野党再編、憲法改正、安倍談話の三位一体で
2014-12-15 23:30:00
テーマ: 政治・経済
マスコミが予測報道したとおり、自公圧勝の選挙結果となった。そして、52%という異常な低投票率となった。すべてマスコミの事前の予告どおりで、寸分の違いもないと言っていい。マスコミ各社が、自民が300議席に迫る勢いだと報じたのは、公示翌々日の12/4だった。そして、その情勢を知っていたNHKは、公示の夜の7時のニュースで、今回の選挙の争点は「憲法改正」だと急に言い、各党党首にそれについての姿勢を表明させていた。繰り返し書くが、この選挙が始まったとき、改憲が争点だなどと、そんな説明をしていたマスコミは1社もなかったし、有権者も、野党も、そんな意識は微塵もなかった。解散決定(11/18)から公示(12/2)までの2週間、テレビ論戦で「憲法改正」が話題になったことは一度もない。前半戦であるこの2週間、議論はアベノミクスに集中し、集団的自衛権の信任の問題が2番目に添えられる進行だった。振り返って、前半戦では、争点として論じられる内容が公平なものであったことが分かる。つまり、選挙戦の序盤では、自民党が多少とも議席を減らす予想がされていて、その空気が支配的だったため、マスコミの対応も、民意は、アベノミクス批判と集団的自衛権への不信任として出るという想定だったのである。が、公示後の後半はガラリと変わり、NHKを皮切りにして「改憲の是非」を言うようになった。自民党が300議席の勢いだという調査が出て、争点の中味を安倍晋三側に寄せたのだ。
不破哲三の演説 - 2014年衆院選のハイライト、三つの構成部分
2014-12-12 23:30:00
テーマ: 政治・経済
不破哲三の12/10の京都での演説が、朝日の紙面記事に出ていて、マスコミやネットでも話題になっていた。20分ほどの動画が上がっているのを見たら、あまりに素晴らしい演説なので驚いてしまった。いつもの、共産党特有の紋切り型の党略全開ではなく、往年の不破哲三を思い起こさせる、知性の光る説得的な言葉が並べられている。引き込まれて最後まで聴き入った。この衆院選のハイライトだと言える。主役を張った。84歳の高齢者が、まさかこれほど完成度の高い演説ができるとは、私だけでなく多くの者が感銘を覚えたことだろう。志位和夫の演説は年々劣化している。演説だけでなく、テレビ討論に冴えがなく、機知が枯れ、場の議論を主導したり、安倍晋三を論破したりする場面がない。報ステの生討論では、政党助成金の論点の場面で、逆に橋下徹に論破される醜態を演じていた。今回の衆院選のテレビ討論が面白くないのは、もっぱら野党に責任があるのだけれど、その責任の一端は共産党にある。共産党の議論内容は、身内だけへのメッセージと効果に徹していて、広く一般の共鳴を誘う政策トークに設計されていない。志位和夫と山下芳生のテレビ出演での態度は、従来に増してクローズドな主張と口調が際立っていて、見ながら失望と不満を深めさせられた。志位和夫が論戦で得点を稼ぐときというのは、市民の常識が代弁されるときで、マスコミが言わない庶民の正論が周囲を制するときだ。
民主党と共産党について - 「憲法改正」の政治戦に勝利するために
2014-12-10 23:30:00
テーマ: 政治・経済
今、この追い詰められた最終盤の状況を考えれば、共産の票と議席をマキシマムに伸ばそうとする営為は意味がないわけではない。次善の策として合理的な判断と選択だろう。だが、時間を巻き戻して、解散直後の時点に立ち戻って確認すれば、この選挙の意味と目的は、何が何でも自民の議席を大きく減らし、安倍晋三を敗北させるところにあった。安倍晋三の2年間の政治を否定する民意を示し、マスコミの中に反安倍の空気を蘇生させ、来年の政局で安倍晋三を暴走させないよう抑え込むことだった。1年前の秘密保護法、半年前の集団的自衛権、その強行突破に対してNoの審判を突きつけ、これ以上、立憲主義を破壊する独裁と戦争政策を進めさせないよう歯止めをかけることだった。それが市民にとっての今回の選挙の意義であったこと、誰も疑う者はいないだろう。その位置から客観的に考えたとき、われわれは選挙をその方向に持って行くことに失敗したのであり、逆に安倍晋三の思惑どおりに選挙を操縦され、全く逆の民意を突きつけられる始末になってしまった。そのことを、不本意ながら噛みしめなくてはいけない。そして、どうしてこうなったのか、何が原因だったのか、どの時点でどういう手を打つべきだったのか、正しく総括しないといけない。誤った総括を与えるべきではなく、負けたのに勝ったなどと解釈するべきではないのだ。
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