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不安定な「ヘイトスピーチ」の定義 - 規制立法に「迫害」の用語を
2014-10-29 20:30:00
テーマ: 政治・経済
いわゆる「ヘイトスピーチ」について、前の法務大臣だった松島みどりは、9/3の就任会見の席上、「定義がはっきりしているのか疑問」だと語っている。この見解は松島みどり個人のものではなくて、法務省、つまり日本政府の現在の立場の表明と言える。「ヘイトスピーチ」を法規制せよという声は、国内外から高まりを見せていて、特に国際社会からの要請に応える必要という点からは、もう一刻の猶予もない現状であることは間違いない。だが、一方、法規制する上においては、どうしても法律上の定義を明確にする必要があり、その定義が将来にわたって妥当し、この国で有効に適用されるものでなくてはならず、矛盾をきたしたり、すぐに手直しするような不具合が生じたりしては使いものにならない。司法当局の慎重な - すなわち消極的な - 姿勢は、それなりの理由がある。ネットを一瞥したかぎり、「ヘイトスピーチ」規制の立法化について日弁連のガイドラインが見当たらない。日弁連がこういう条文の立法措置をすべきと、そうコンセプトを具体的に明示すれば、国民の議論のたたき台になるのは確実だが、今のところその提案は示されていない。各政党は法案を検討作業中だけれど、意外なことに、社民党や共産党からの試案は未だ提出されていない。昨年の赤旗記事を見ると、共産党は「検討・議論が必要」と言うに止まっていて、規制立法の青写真について発表していない。
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大喧嘩時代 - 橋下徹・桜井誠・反原連系の今どきの政治の言語と様式
2014-10-24 23:30:00
テーマ: 政治・経済
橋下徹と桜井誠の10/20の「乱闘」事件について考えている。やはり、巧妙に仕掛けられた計画的な政治だったと推論せざるを得ない。この時期に、何も大阪市長が在特会の会長を呼んで「面談」し、マスコミを100人も集めて撮らせる必要はなかった。大勢の報道陣を集めてイベントを開催し、「乱闘」騒動を起こしてメディアで拡散させたのは、きわめて意図的な政治であり、そこに周到な戦略と目的があったからだ。二人は派手な喧嘩をしているように修羅場を演出し、主張が真っ向から衝突しているように見せながら、実際にはWinWinの協力関係で政治目的を達成している。まさに八百長プロレスそのものだ。二人の狙いが何であったかは、この政治の結果を見れば簡単に理解できる。それは、次の3点に要約できる。①桜井誠の主張と著書をテレビが紹介して社会的認知度を一気に高めた。②マスコミが桜井誠を公共圏の政治的存在として認定した(異端解除)。③特別永住者制度の見直しがアジェンダ設定されて国会の場に持ち込まれた。本来、在特会の主義主張というのは、公共圏の中に持ち込んではいけない邪悪な性格のもので、それを政治の思想信条として認めて市民権を与えてはいけない危険なものだ。市民社会から隔離されるべき有害なもので、それを呼び込むことで市民社会が破壊される猛毒のペスト菌である。反社会的集団である在特会が、テレビ報道で紹介されるフラットな対象となった意味は大きい。
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桜井誠に吊るし上げられたマスコミ - 「ヘイト」批判への右翼の巻き返し
2014-10-22 23:30:00
テーマ: 政治・経済
一昨日(10/20)は、「政治とカネ」での閣僚のダブル辞任があり、そして、大阪市役所で橋下徹と在特会の桜井誠との面談があった。ネットを見ていると、反響や影響は後者の方が大きい。実際には、面談というような平穏なものではなく、悶着とか騒動というべき不快な事件だったのだが、与えた衝撃と昂奮がとても大きく、2日経った今でも余韻が尾を引いている。余熱を冷ますかのように、Twや2chで話題に上がり、各人が感想を漏らしたり、他人の反応を気にして覗き込んだりしている。予想していたより、ずっと大きな問題になった。今年は大きな政治事件が続けざまに起こったが、この厭わしい「乱闘」騒動もまた、朝日叩きに続く大きな事件で、一つのキーモメントと言うか、時代のマイルストーンとして刻印される出来事だろう。ネット界隈の様子を見ると、世間の注目と関心は、「政治とカネ」の閣僚ドミノではなく、すっかりこちらに奪われていて、それだけ強烈なインパクトがあったことが察せられる。「政治とカネ」を脇に追いやる勢いだ。せっかく閣僚2人の辞任劇があり、安倍晋三が逆風に立つ政局が訪れ、さらに「政治とカネ」の嵐が吹き荒れようとしている好機なのにと、この事件の割り込みが何とも迷惑で苛立たしい。気づかなくてはいけないのは、桜井誠が今の日本の政治の主役である現実だ。そこに、期待や同調や反発や嫌悪や拒絶や不安や、さまざまな感情を集め、賛否の意見を巻き込みながら、台風の目の存在であることだ。
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秋国会を「政治とカネ」祭りに染めよ - 折田謙一郎の自殺に警戒を
2014-10-21 23:30:00
テーマ: 政治・経済
政局が動き、小渕優子と松島みどりがダブル辞任となった。先週、小渕優子が国会の質疑で追及されている場面をニュースで見ながら、その答弁を聞いたとき、週明けに辞任かなとすぐに状況を推測できた。野党議員の質問に対して、「その件は、調査を進めておりまして、確認して週明けにお答えいたします」と釈明していたからだ。これはすなわち、「説明ができないので、週明けに辞任します」の意味である。後藤謙次が報ステで解説していたとおり、週刊新潮が発売され、国会で追及を受けた10/16から、小渕優子の腹は固まっていたように見えた。もともと、入閣したのは本人の希望でも何でもなく、安倍晋三が人気取りのために強く懇請してきたからで、大臣の職への未練や執着など全くない。ただ、組閣1ヶ月半で看板閣僚に引責辞任されたら、当然ながら安倍晋三の方の打撃は大きく、全力で慰留工作に出るのも見えていて、週末の時点ではどう動くか予測できなかった。マスコミは、NHK・産経・読売だけでなく、現在はほとんどの社が安倍晋三の直属の子分になっていて、本当なら、小渕優子周辺を取材して、辞任の方向、辞任は確実と騒ぎたて、永田町の空気の流れを作って行くのだけれど、安倍晋三の思惑に沿って報道を控え、日経だけを例外に、どこも辞任観測を流さなかった。安倍晋三の統制と台本どおりに書いている。が、結局、小渕優子の辞意が固く、引き留めに失敗し、仕方なくダブル辞任で局面を打開する手に出たのだ。昨夜(10/20)のNHKは、まるで安倍晋三の「英断」のように宣伝していた。
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閔妃暗殺と明治国家 (3) - 「謀殺と侵略の日本史」の自己認識
2014-10-17 23:30:00
テーマ: 政治・経済
ヤマト(倭・大和)とは、もともと奈良盆地の東南地域を指す呼称で、大和政権の拡張と共に征服した領域をその名で呼ぶようになり、さらに列島全体の国号となったものである。王権が出発したもともとの国の名が、支配を拡大した全域を指すようになるのは、秦や宋など中国の歴代王朝のパターンと同じだ。沖縄の人々は、本土の人間をヤマトンチューと呼ぶ。大和人。その後、7世紀に国号をヤマト(倭)から日本に変えた。閔妃暗殺の問題に考えを集中させると、どうしても、古代以来のこの国家と民族の歴史に思いを馳せざるを得ない。日本は、長い歴史の中で、何度か国家滅亡もしくは分裂の危機に瀕してきた。その最も近い経験は、69年前の1945年のことで、このとき歴史上初めて外国軍に全土を占領され、天皇制の存続も危うい事態になる。70年前の今ごろ、1944年の10月とかは、この国の誰もが、日本は滅びるのではないかと漠然と思ったことだろう。日本人も絶えてなくなる、民族が絶滅すると、そういう不安に苛まれていたはずだ。663年、白村江の戦いに敗れた直後、天智朝が近江京の要塞に逼塞して「本土決戦」を覚悟していた当時も、まさにそういう恐怖と焦燥にかられていた時期だっただろう。そろそろまた、同じカタストロフに直面する時節ではないかと、私はそう感じている。そして、今度こそ、国家(日本)と民族(日本人)が滅びるのではないかと、悲観の念を強くしている。その根拠はと言えば、司馬遼太郎が逝く前にそう予言を残していたからだ。
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