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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
TPPの政府資料 - 農水省の元の試算値を露骨に改竄
2013-03-19 23:30:00
テーマ: 政治・経済
ネットでTPPに関する動きを調べていたら、3/10に十勝で農家4千人による反TPPの集会が打たれていた。開催地は音更町。帯広の北隣の町だ。十勝19市町村で4300人の集会は大きい。生憎この日は震災2周年の前日のタイミングで、しかも日曜だったこともあり、マスコミ報道で大きく取り上げられることがなかった。十勝は日本屈指の農業生産基地で、砂糖の原料になる甜菜(ビート)と小麦の生産量が多い。酪農も盛んだ。日本の砂糖の自給率は35%で、北海道(特に道東)の甜菜と沖縄・奄美のサトウキビで支えられている。日本国内で消費する砂糖の25%が甜菜を資源にして加工されたもので、製菓メーカーや飲料メーカーに出荷され、チョコレートなど菓子類や飲料品の原料になっていた。帯広の東隣の芽室町には日本甜菜製糖会社の主力工場があり、ここで周辺の農家が生産した甜菜が集荷され精糖されている。甜菜の根から砂糖を取り出す技術が確立したのは18世紀後半のヨーロッパで、ここからチョコレートの生産が本格的に発展した。1870年、明治政府から派遣された松方正義がパリ万博を視察、そこで現地の甜菜製糖事情を見て導入を勘案、北海道への事業移植を図り、試行錯誤を経てこの地に産業として根づいた。現在の農業王国北海道の姿は、明治国家による近代化の苦心の作でもある。ちょうど今ごろ、農家はビニールハウスの中に甜菜の種をまく。種まきと苗作りの季節だ。それを4月に畑の土の上に移植する。
岸井成格の「TPPに入らないっていう選択肢はもうない」
2013-03-18 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨日(3/17)、TBSのサンデーモーニングでTPPが取り上げられ、金子勝が出演して解説を加えていた。(1)日本が参加してもルール作りに関与する時間はなく、唯一、コメを例外品目として勝ち取れるかどうかだ、(2)米韓FTAによって60本以上の韓国の国内法が改定を強いられたが、金融、知財、社会保障、食品安全基準など、米国のルールが日本に押しつけられる、(3)ISD条項によって日本政府が米国企業に訴えられ、多額の賠償金を取られる。過不足ない説明で、当を得た指摘だったが、それに対して岸井成格が賛成論を猛然とまくしたて、「TPPに参加しないっていう選択肢はもうないと思う」と言い、幸田真音がそれにだめ押しし、議論は打ち止めになった。TPP参加に反対論を唱えたのは、5人のコメンテーターの中で金子勝だけだった。予想したとおり、マスコミは3/15の安倍晋三のTPP参加表明に対する世論調査の結果を3/17の夕刻から流し始め、朝日の記事では、安倍晋三による参加表明を「評価する」が71%、日本のTPP参加に「賛成」が53%の数字が出ている。「反対」は23%。毎日の記事では、「支持する」が63%、安倍内閣の支持率が70%となった。この世論調査の数字が最初にあって、岸井成格のコメントが発されている。きわめて不可解な現実ながら、TPPについては、その危険な中身がどれほど詳しく訴えられ、公論として広まっても、支持の世論ばかりが大きくなっていく。
消えた「食料自給率」の語 - TPP交渉参加表明の政治
2013-03-16 23:30:00
テーマ: 政治・経済
疾風怒濤の反動政治が勢いよく進行している。自民党が衆院選に勝利した昨年12月、岸井成格などマスコミ論者は、安倍晋三は半年間は「安全運転」に徹し、経済政策だけに専念するだろうと言い、TPP参加も夏の参院選以降だろうと予想を述べていた。ところが、わずか3か月でTPP交渉参加に踏み切り、4月には「主権回復の日」の式典強行を決めていて、残るのは原発再稼働と憲法改定だけとなった。7月下旬の投票日まで4か月も時間があり、このままでは参院選の争点は改憲の是非になるのが必至だ。内田樹は、選挙後に安倍晋三の支持率は急落するだろうと予測したが、これも大きく外れ、時間の経過とともに逆に支持率は上がっている。日米首脳会談時の記事で論じたが、このTPP交渉参加表明は、米国の円安容認と交換取引の外交所産で、時期が前倒しになったのはオバマの強い要求によるものだ。当初、安倍晋三は最初の訪問先を米国にすると明言、1月にも気楽に訪米する構えだった。ところが、米側からTPP交渉参加を土産に持参するよう求められ、夏以降表明の予定が狂い、調整に手間取った結果、訪米日程を延ばさざるを得なくなったのである。が、安倍晋三はもともと強烈な新自由主義者で、TPPについても橋下徹と同じく積極論者だった。右翼の一部に勘違いがあるが、安倍晋三がどれほどTPPに猪突猛進だったか、今日の朝日の2面に記事がある。
暴走する安倍晋三と右翼日本 - 野党勢力は中韓と沖縄
2013-03-14 23:30:00
テーマ: 政治・経済
「震災から2年」の報道に隠れて、あるいはそれに被せて、恐ろしい政治の動きが次々と進行している。そして、それらは株価や賃金の上昇のニュースによって不安感が消され、悪政として意識されるべき危険情報の配信にならず、逆に、安倍晋三を高支持率で支える国民多数の政治意思の遂行と進行のように、むしろ肯定的なノリ(=空気=雰囲気)で報道されている。「震災から2年」の2日前の3/9、安倍晋三がテレビ番組の中で憲法9条の改定について意欲を明言、96条の改定から踏み込んで、9条が標的であることをアピールした。それに対して維新の橋下徹が賛意を表明、国内のマスコミは素通りで、韓国の新聞だけが批判を加えている。また「震災から2年」の翌日の3/12、国会答弁で、東京裁判について「日本人自身の手によることではなく、連合国側の勝者の判断で断罪がなされた」との認識を表明、東京裁判に対して懐疑的な姿勢を示した。これに対して中国政府が反発、3/13に華春瑩が、「日本は歴史を正視し、深刻に反省して初めてアジアの隣国と良好な関係を築ける」とコメントしている。国内のマスコミから批判めいた論調の記事は全く発信されていない。安倍晋三は7年前の2006年も、国会答弁で「A級戦犯は国内法的には戦争犯罪人ではない」と発言して物議を醸したが、このときと違うのは、国会の質疑答弁の政治構図が変質、逆転していていることだ。
辺見庸のスメグマ論 - 紡ぐ言葉もない廃墟と絶望から
2013-03-08 23:30:00
テーマ: 政治・経済
辺見庸の新刊書の中に、こういう件がある。「このところ、またぞろ増長しはじめている安倍、石原、橋下某ら、言葉のもっともせいかくな意味あいでの『犯罪者』たちにしても、言うもおろか、たとえてみれば、スメグマ(smegma)というギリシャ語由来の言葉が表象するカスのかたまりのような、何かひたすら虚しいものの再生産品にすぎない。(略)このたびの選挙で時代が一変したかのように言う者もいる。右傾化だのファシズムだの軍国主義化だのと。そうにちがいない。そうなのだから、刃向かうなりなんなりしなければならない。それとともに、わたしはこの事態にもっともっと、とてつもなくくだらぬ、豚の放屁やそのさいの豚小屋の藁や糞やそのカスの一抹の飛び散りのようなものを感じるのである。いうまでもなく、豚の放屁はけっして下等ではありえない。だが、このたびの選挙は、かつての選挙と同様、人という生き物がいかに下等な被造物かをあますところなく示した。(略)語るだに嘔気をもよおす。何に嘔気するかと言えば、スメグマ的ファシズムの臭気というより、わたしらが単にスメグマ(略)の持ち主でしかない、抗っても抗っても、それ以下ではあり得るけれども、それ以上ではあり得ないことに、である。歯ぎしりしたって、前述の安倍、石原某ら犯罪者とスメグマつながりにある事実を否定できはしない、という実存の現在的スタイルに心づくとき、嘔気はさらにつのるのである。(P.13-15)。
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