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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
吉本隆明を「戦後最大の思想家」と崇めるマスコミの共同幻想
2012-03-19 23:30:00
テーマ: 政治・経済
3/16の朝、吉本隆明の死去を伝えるマスコミの報道が流れ、毎日は「戦後最大の思想家」と絶賛、共同も「戦後思想に圧倒的な影響を与えたカリスマ」と書いていた。その異常な持ち上げ方に違和感を覚えつつ、ずっとTwitterでTLの流れを見ていたが、一般の反応は、「そういや、一つも読んだことない」とか、「読んだけど分からなかった」と正直に言う者が圧倒的に多かった。それが現実だろう。多くの国民が何も著作を読んでおらず、あるいはその思想像についての知識や了解がない一般的事実があるのに、どうして、マスコミの文化部記者は、この男を「戦後最大の思想家」と評価づけることができるのか。そう報道できる根拠と基準は何なのか。客観的に妥当なのか。そもそも、記者たちは本当に吉本隆明を読み、その思想を十分に理解しているのか、思想内容を正確に紹介できるのか、というような反論を、ずっと週末の呟きに上げていた。マスコミ報道が一列に揃って断言すれば、吉本隆明が「戦後最大の思想家」であるという既成事実が出来上がる。何も知らない若者が、「吉本隆明」という記号をその意味づけで受けとめ、通念として社会生活で使用するようになる。それでいいのだろうか。報道は検証の必要はないのか。「全共闘のカリスマ教祖」の指摘は事実だろう。その人物が「戦後最大の思想家」に化ける理由は何なのか。
朝日ジャーナル「わたしたちと原発」 - 河合弘之の提言
2012-03-15 23:30:00
テーマ: 政治・経済
特集『わたしたちと原発』と題された「朝日ジャーナル」(週刊朝日の臨時増刊)が発売されている。ご記憶の方も多いと思うが、昨年6月に出た『原発と人間』の特集号は脱力させられる内容で、巻頭言で編集長の河畠大四が、「人類は、原子力という割安でエコな『夢のエネルギー』を手に入れた」と書き、編集後記で「原発は『賛成』『反対』の二元論だけで語れません」と総括されたものだった。この「週刊朝日の臨時増刊」を担当している編集スタッフは、原発について賛成でも反対でもない立場を表明していて、原発について判断する知識を持ってない者たちが売っていたのである。この当時、確かにマスコミは反対論と賛成論の二つを等価に並べて原発報道をやっていて、御用学者たちが堂々とテレビに顔を出していたし、報ステの「私はこう思う」の特集シリーズでも双方の論者が交互に登板する企画になっていた。それを見ていた「週刊朝日の臨時増刊」の若い編集メンバーが、マスコミの原発報道の論調や態度を「市場」の一般的傾向と捉え、「賛成でも反対でもない」立場で編集していたのである。今回の号は、9か月前と較べれば正常な内容になったが、掲載されている開沼博の愚劣な記事などは、なお「賛成でも反対でもない」編集部の意向を世間に訴えている。一言で言えば、脱構築のイデオロギーに染まった偏狭で未熟な価値相対主義。
世界中で脱原発のアクション - 3.11の福島は聖地になる
2012-03-13 23:30:00
テーマ: 政治・経済
「震災から1年」の一昨日(3/11)、郡山で16000人が集まる大きな脱原発集会が開かれた。会場は開成山野球場。当日、NHKの7時のニュースでも放送されたが、内野席スタンドを満員に埋める参加者が集まった様子が映し出されていた。他のマスコミも小さな扱いだが報じてはいて、大江健三郎が挨拶に立ったこと、加藤登紀子が歌を披露したことが伝えられている。呼びかけ人代表は福島大学副学長の清水修二。ここで指摘して注意を喚起したいのは、海外のプレスが大きく報道している点である。ネット上でその事実を確認することができる。まず、数の面から見てみよう。Googleのニュース検索で"Koriyama"と打ち込むと、関連記事3124件とか、関連記事1854件とか出てくる。無論、これらの記事の全てが郡山の集会について書かれたものではないが、おそらく、この町の名前が過去にこれほど多く外国のプレスに登場したことはないだろう。量だけでなく、質の面でも勇気づけられる事実がある。注目するのはロイターの報道で、現地に入って集会とデモに密着、10枚以上の写真を世界に配信している。署名はYoko KubotaとYuriko Nakao。国内のマスコミよりも取材が丁寧で品質が高い。日本の脱原発の報道は常にこの状態で、外国のプレスの方が詳報して届けている。この情報は価値があるのだ。世界に人々にとって価値があるから、取材され発信されるのである。
テレビ報道が陛下のお言葉を改竄 - 「震災から1年」の政治と暗闘
2012-03-12 23:30:00
テーマ: 政治・経済
「震災から1年」の昨日(3/11)、朝からずっとテレビ報道に付き合い、ときどきTwitterで意見を発しながら、国立劇場で挙行される政府主催の追悼式の時間を待った。この場所は、即位20年の記念式典が行われた会場だ。黒の紋付姿の皇后陛下を初めて見たが、美しく、素晴らしい絵を作っていた。終戦の日の武道館と同様、天皇陛下のお言葉のとき、皇后陛下は左斜め後ろの位置に立ち、テレビカメラが二人をアップで撮る構図の右前方に入る。天皇陛下がお言葉を読み上げる間、皇后陛下は三つのことをしている。①天皇陛下の言葉のストリーミングを暗記すること、②天皇陛下が配した表現の一つ一つの意味と動機を解読すること、③天皇陛下の健康に異変がないか気遣い確認すること。明晰な頭脳(CPU)を高速に回転させ、その三つの情報処理を同時並行でやっていることを見せ、②と③については中身(出力情報)を表情で国民に示唆している。まさに、国の象徴たる人格にして最高の女優なのだ。今回、特に③の問題について、皇后陛下の視線は何事かを国民に伝えていた。お体の具合が万全ではないこと、無理をして声を出していることが、皇后陛下の視線の微妙な変化で察せられた。天皇陛下のお言葉は、実にこの慰霊式に相応しい内容で、主権者である国民の心情をそのまま代弁したものだった。聞きながら、心が一つになり、皇后陛下のマルチタスクと自分の意識とが融合して、①-③の作業をやっていた。
広瀬隆の『第二のフクシマ、日本滅亡』 - 汚染と避難
2012-03-08 23:30:00
テーマ: 政治・経済
広瀬隆の新著『第二のフクシマ、日本滅亡』の第3章に、次のような記述がある。「今後に危惧される最大の問題は、水源の汚染である。フクイチからは、放射性の水素であるトリチウムが大量に放出されてきたはずだが、ベータ線を出す放射性物質なので、まったく測定できない。トリチウムは、普通の水素に中性子が二個くっついた三重水素のことで、価電子の数が普通の水素と同じなので、科学的に同じ性質を持っている。そのためこれを組み込んだトリチウム水は、普通の水とまったく同じなので、取り除くことができない。ごく低濃度でも人間のリンパ球に染色体異常を起こすことが、放射線医学総合研究所で突き止められており、半減期も12年と長い危険物である。カウンターで見逃される最大の危険性は、このトリチウム水と、セシウム落ち葉から広がりつつある水源の汚染である。首都圏の水源地である栃木県と群馬県中部の山間部が高濃度に汚染されているため、利根川から取水する金町浄水場の汚染が一時問題となった。ところが実際には、奥多摩湖周辺から異常に高い放射線量が検出されていることから、秩父山系と奥多摩、群馬県南西部を水源とする多摩川水系の浄水場にも放射性物質は流入している。秋から冬にかけて、落ち葉によるセシウムの高濃度汚染が広大な範囲に浸透しつつある」(P.214-215)。これまでのマスコミ報道で、トリチウム水の危険性を警鐘した情報に接した記憶がない。
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