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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
右傾化からファシズムへ - 暴力に恐怖する冬の時代へ
2012-12-26 23:30:00
テーマ: 政治・経済
今日(12/26)で今年の記事は終わりとし、恐縮ながら一足先に冬休みを頂戴する。今年も、読者の皆様に支えられ助けられた。本当に心から感謝する。一年間、いろいろなことを書いてきた。官邸前デモについて、尖閣有事と日中衝突のシミュレーションについて、佐野眞一と橋下徹の部落問題について。本当は、今月(12月)は右翼と左翼の問題について政治学的に掘り下げ、丸山真男の8.15革命説の問題を検討したかったが、突然の解散と選挙があり、その情勢を追いかけるうちに時間を潰してしまった。来年の宿題になった。書きたいこと、閃いたことがありながら、それに手を着けられず、見過ごして後戻りできなくなってしまう。尼崎連続殺人事件もそうだ。この事件は、例えば佐野眞一のような作家が、詳しく調査探求して真実を究明し、人々にその意味を問うということはあるのだろうか。殺人鬼たちの加害責任はどう裁かれるのだろうか。断片的な事実が警察のリークでテレビに流されたが、事件の全貌を独自に構成して説明を試みたり企てたりしたジャーナリズムはない。そうした作品や営為が出現するかどうかも疑わしく思われる。私を含めて、この事件に感じるのは異様な恐怖であり、ある意味で、動機だの手口だのの詳細が情報提供されなくても、何が起きたかは一人一人が直観で分かっていることなのだ。むしろ、全貌が解明されたとしても、恐くてその本を読む気が起きないのではないか。
再稼働、生活保護、辺野古移設 - 名護市長選まで1年
2012-12-25 23:30:00
テーマ: 政治・経済
NHKを筆頭に、安倍晋三がスピード感を持って政権始動をしているという政治宣伝をマスコミが流し、政権発足後の支持率を上げるべく世論操作に躍起になっている。80%の支持率を与え、「国民の期待の高まり」を大々的に報じ、それを中国や韓国に見せつけてやる魂胆なのだろう。内田樹は、「『国防軍』のようなタカ派的な発想や、『国土強靱化』を掲げて公共事業を増やすと公言したことで、支持率は落ちるのではないかと思います」と言ったが、世論調査の結果は全く違う方向に出そうだ。マスコミは、この間、安倍晋三の金融政策ばかりに注目し、「アベノミクス」などという滑稽で噴飯な追従語を与えて媚びへつらいに興じている。為替が円安に振れて企業が歓迎しているだの、株が上がって経済界が喝采しているだの、そういう奉祝報道ばかりを積極的に流し、新年は日本経済が好景気に包まれるような雰囲気を演出している。「安倍自民を選んでよかった」という気分に国民を誘導している。ネガティブな政策の話題は取り上げず、人々の注意を喚起しようとしない。安倍晋三は12/21、「2030年代中に原発稼働をゼロにする」とした民主党政権の基本方針の見直しを表明、また上関を含めた新規原発の建設を認める姿勢も明言したが、この問題を大越健介のNW9はニュースで扱わず、古舘伊知郎の報ステも批判を加えることなく黙過した。「世論調査」の妨げにならないようにするためだ。
国民は極右を選択した - 投票の動機はイデオロギーだ
2012-12-20 23:30:00
テーマ: 政治・経済
一部に、今回の選挙結果は自民党の勝利ではなく、民意を得たものとは言えないとする説がある。東京新聞の12/18の1面記事や、それを援用した広瀬隆の主張がそうだ。他の左派系でも似たような見方がある。その根拠は、2009年の衆院選と較べても自民は比例で200万票も得票を減らしているという事実である。2009年の衆院選での自民の得票数は1881万票、今回は1662万票。2005年の小泉劇場のときは2589万票で、投票率の差異はあれ、確かに自民は得票数を落としている。今回の圧勝は小選挙区制のマジックの為せる業であって、真に国民の支持を得た結果ではないという説明だ。広瀬隆は、自民は比例では有権者全体の15.99%(投票数全体では27.6%だが)の得票率しかないのだから、「国民はこの政権を支持していないんだ」と断じている。東京新聞も、「自民党の勝利は、必ずしも民意を反映したものではない」とした。果たして、この議論は当を得た分析と言えるだろうか。自民だけに観察を集中して選挙結果を検証すると、こうした見方も可能ではある。しかし、今回は自民だけを見て論じてはならない。比例の二番手に維新が躍り出ていて、1224万票を集めている(得票率20.3%)。三番手の民主を300万票も上回る数字だ。自民と維新を合わせると2889万票で、得票率は48%という巨大な数字となる。つまり、選挙結果として正確な結論は、極右の大勝利であり、極右が比例得票で半数を制したという事実に他ならない。
米国が仕掛けた政変 - 米国の東アジア政策の錯覚
2012-12-18 23:30:00
テーマ: 政治・経済
選挙の結果が何かというのは、票と議席の数だけでなく、選挙後にマスコミが発する言説とそこから派生する世論によって定義づけられる。早速、マスコミは情報工作に着手し、選挙後の政治の基本線を敷き固めるべく、この選挙の民意はこうだったと意味づける作業に余念がない。昨夜(12/17)、NHKの特番には、自民、民主、維新、公明の4党の幹事長だけが呼ばれ、選挙の総括と今後について討論がされていた。この4党以外は今後の政治のプレイヤーではないとNHKが認定し、報道からの弱小政党の排除を国民に知らしめている。2年前の参院選の翌日の特番では、影山日出夫がまだ生きていて司会を担当していたが、惨敗した共産と社民と国新の党首も呼んで円卓討論に参加させていた。「民主主義における少数意見の尊重」の原則に配慮した、影山日出夫らしい丁寧な演出と進行で時間が流れ、視聴者として納得させられる放送に仕上がっていた。往年の「固くて頭のいいNHK」を彷彿とさせられ、NHKが国民に信頼されていた頃を思い出した。影山日出夫が局内で謎の自殺を遂げた後、日曜討論を含めたNHKの政治番組はすっかり変わった。昨夜の番組では、視聴者が最も聴きたいところの、憲法改定と安保外交について触れなかった。金融政策や原発政策について表面を撫でて終わった。共産や社民を出演させなければ、憲法を話題にしなくて済む。NHKのメッセージは、「もう改憲の賛否討論は不要」なのだ。
参院選でも極右が圧勝する - 反中扇動に打つ手なし
2012-12-17 23:30:00
テーマ: 政治・経済
予想どおりの選挙結果となった。自民294、民主57、維新54、公明31、みんな18、未来9、共産8、社民2。民意が示され、国民の審判が下され、改憲と国防軍については賛成、原発については推進、消費税増税については賛成、TPPについては参加、生活保護切り下げについては賛成、の民意が示された。しかも、自民と維新を合わせれば348議席の圧倒的多数であり、これらの政策を遂行する上で何の障害もない体制となり、3分の2の再可決権も握られている。マスコミは今後、原発と消費税について順次に世論調査を打ち、選挙前と世論が変わり、賛成派が多数になったことを国民に告げて行くだろう。これらの争点について決着がついたことを確定させ、蒸し返しさせないように固めて行くだろう。原発については、来夏以降、規制委に安全宣言を出させて順番に全国の原発を再稼働させて行く。安倍晋三が言っている「10年後にベストミックス」という公約は、例の寺島実郎の「原子力立国計画」のことで、3.11以前に国が決めた原発比率50%のエネルギー戦略の意味だ。上関の工事再開も含めて、新規の立地計画が策定され認可されることだろう。一つ言わせてもらえれば、今回の選挙における反原連の不感症と不作為には驚かされた。官邸の主が野田佳彦から安倍晋三に代わるという現実についての想像力の欠如に呆れる。野田佳彦と安倍晋三は人格が少し違う。「大きな音だね」で済むはずがない。
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