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保安院のやらせと菅直人の老獪 - 現実化する脱原発
2011-07-30 18:25:44
テーマ: 政治・経済
政府が新エネルギー政策の中間整理を発表し、菅直人が記者会見した同じ日に、保安院のやらせ事件が発覚したことは、決して偶然のタイミングではない。これは政治として一つの動きであり、菅直人の巻き返しである。昨日(7/29)、中部電力四国電力の2社が、政府主催のプルサーマルのシンポジウムで保安院からやらせ指示を受けた事実を明らかにしたが、2社ともマスコミを呼んで記者会見を開いている。国民の関心を惹く重大問題で、翌日の新聞の1面記事になる事件だから、当然、大勢の記者とカメラマンが押しかける。中電の法務部長の会見の様子などを見ると、間違いなく情報が事前にマスコミに伝わっている気配が察知され、このやらせ事件の報告と報道が、準備された政治のプロセスであることが推測される。これは政治であり、経産官僚側が一敗地に塗れた場面に他ならない。マスコミは解説しないが、菅直人と官僚との権力闘争には「来年度予算の概算要求」というヤマ場があり、8月末の決着(提出)を睨んだ土壇場の攻防がある。バジェットのフィックスとは、エクスペンスだけでなくオーガニゼーションが付随して中身を成す。昨日の政局の一幕で、保安院の分離解体がほぼ確実な情勢となった。保安院は実権を失い、これから半年間、原発政策に積極関与する立場を失う。耐性テストを始め、彼らの思惑どおりに原発政策を動かせない。
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三浦俊章の杜撰な米国政治論 - 共和党と茶会と極右
2011-07-28 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨夜(7/27)の報ステで、三浦俊章が米国政治について意味不明なコメントを発していた。①それまではリベラルも保守も同じように党内に混在して、共通項の多かった民主党と共和党が、1970年代から原理的な分裂が甚だしくなり、現在は共和党は右に極端に寄り、民主党は左にシフトしている。②茶会の原理主義に牽引される共和党と、黒人を大統領に選出した民主党、この二つの事実が二党の左右分裂を象徴している。③その背景には格差と移民の問題があり、欧州の極右政党台頭の状況と重なる問題が看取される。以上、要約すれば、こういう趣旨と結論だろうか。このコメントをテレビの前で聞いた藤原帰一は、果たしてどのような感想を抱いたことだろう。国際政治解説として論理が支離滅裂で、事実誤認が含まれ、視聴者をミスリードさせる粗雑な内容だと顔を顰めたのではないか。前段の議論、共和党と民主党の性格が1970年代から二極に分裂を始めたという指摘は、どう考えても正確な認識ではないだろう。二党の支持層の違いや政策理念の違いは、むしろ歴史を遡るほどにくっきりと際立って浮かび上がるはずで、リパブリカンとデモクラッツの古典的類型がフュージョンを起こしている議論がされるようになったのは、つい最近の出来事である。それから、黒人を大統領にしたから民主党が左だと性格づけするのは、床屋政談としてもあまりに程度の低い話と言える。米国史上初めて黒人を国務長官に抜擢したのは、右翼色が強烈だった共和党のブッシュ政権だ。
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ノルウェイの事件を右翼テロと規定・表現しない朝日新聞
2011-07-27 23:30:00
テーマ: 政治・経済
ノルウェイのテロ事件について、昨日(7/26)の記事で朝日の社説を引き合いに出し、それを批判しながら私の考えを述べた。事件を論じた朝日の社説が、表面を撫でただけのペーパー処理的な一般論で、政治認識としてイージーだと感じたのには理由がある。24年前、同じ右翼テロによって、朝日新聞は支局の記者を惨殺されている。至近距離から散弾銃を発砲され、入社6年目の小尻知博が若い命を失った。1987年の赤報隊事件である。生きていれば53歳になる。同期入社の者たちは、年功で出世を遂げ、今は論説委員や編集委員の幹部の立場で気楽に記事を書いているはずだ。凄惨な右翼テロで記者を殺された朝日が、ノルウェイの酸鼻をきわめる右翼テロに直面して、何も思い出さず、何も感じない無神経が、私には苛立たしく思われたのである。ウトヤ島で殺戮されたのは、小尻知博と同じ年頃の若者たちだ。同じ理由で、同じ方法で酷く殺された。散弾銃の弾丸を浴びた苦痛がどれほどのものか、現役の朝日の論説幹部たちは、24年前は、自分の問題としてリアルに想像できたはずだ。銃口から飛び散る無数の鉛の弾が、顔や胸や腹に突き刺さり、全身に激痛が走り、訳も分からずに不条理に死ななければならない瞬間を、こみ上げる憤怒と慟哭と共にイマジネーションしたはずだ。何故、今の彼らにはそれができないのだろう。
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ノルウェイの狂気と惨劇 - 日本でも起こり得る右翼テロ
2011-07-26 23:30:00
テーマ: 政治・経済
ノルウェイのテロ事件について、マスコミ各社の論評に腑に落ちるものがない。私の感想は大きく二つあり、どちらも新聞の論説やテレビで聞くコメントとは異なるものだ。それを率直に述べる前に、まず犯人と犯行について思うのは、このテロ容疑者は、死刑制度のないノルウェイで、最高刑である禁固21年を最初から念頭に置き、満期釈放までを睨んだ計画の上で凶行に及んだに違いないということだ。私がここで指摘したいのは、死刑制度の是非ではなく、この残忍なテロリストの政治計画が、ノルウェイの軽い刑罰制度を前提し利用して成立しているという事実である。容疑者は今回の犯行に際して、世間が自分をヒトラーに次ぐナチズムの第二の英雄と評価するようになるだろうと嘯いている。それが彼の目的である。この男の狙いを失敗させ、挫折させるためには、ノルウェイと欧州は相当な努力が必要なことだろう。21年は短い。32歳のこの男が刑期を終えて放免されるとき、53歳の壮年になっているが、それを迎えるノルウェイの政治と社会はどのような環境になっているだろう。この男は、出所のとき、勢力を拡大した右翼の指導者として凱旋する将来を夢見ている。明らかに、容疑者は、チャップリンが映画『独裁者』の中でヒトラーに言わせた言葉を意識している。「一人を殺せば殺人者だが、百万人を殺せば英雄だ」。
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埋蔵電力の問題点 - 看過されている自家発電の稼働率
2011-07-25 23:30:00
テーマ: 政治・経済
先週末、埋蔵電力について菅直人が経産省に文書で情報開示を要請していた問題が報道された。これは、海江田万里が菅叩きの材料としてマスコミに情報提供したもので、埋蔵電力の情報開示を拒む経産官僚の側を正当化する意図で動いた姑息な政治工作の一手である。この事実を公に暴露し、菅直人の手法の「異例さ」を強調して不快感を示すことで、首相指示を無力化し、有名無実にして、官僚側のサボタージュに名分を与える政治の駆け引きだ。現在、放射能汚染の対策と並んで、この埋蔵電力をめぐる攻防がこの国の政治の最大の争点で、原発を全基即時停止させても電力供給は十分なのか、それとも不足するのかが問われており、それが国民の最大の関心事のはずなのだが、週末のテレビ報道はこの問題に対して一顧だにせず、トピックスとして取り上げなかった。この情報戦を概観すると、マスコミのほとんどが官僚と財界の側に与し、「埋蔵電力はない」というプロパガンダで紙面と画面が埋め尽くされ、原発を再稼働しないと電力不足になるという「事実」が世間を蔽っている。しかしながら、国民の多数がそれを信じ、「事実」が固まっているかというと、そうではなくて、明らかに人々はマスコミ報道を疑っている。日経や朝日の記事を信用していない。一般多数の見方を代弁するものもマスコミの一部にあり、例えば古舘伊知郎がそうだ。
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