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OWSの正論と反貧困の誤謬 - OWSは何をしようとしたのか
2011-12-27 23:30:00
テーマ: 政治・経済
反貧困と反格差とは違うということは、繰り返し何度でも言わなければならない。同じではない。もしOWSの抗議者たちに日本の消費税問題について問い尋ねたら、彼らは何と答えるだろうか。現役世代と将来世代の負担を軽減するため、増税に賛成だと言うだろうか。それは絶対にあり得ないだろう。Tax The Richの標語をプラカードに掲げている彼らは、社会保障の財源は富裕層と大企業への課税でファイナンスせよと言うはずだ。GreedなBankに課税して、HealthcareとEducationに回せというのが彼らの要求であり、Greedに蓄積した資本はJobの創出と労働者への分配に使えというのが彼らの主張だ。逆進性の高い消費税で社会保障を賄おうとする政策に対して、OWSが賛成するはずがないと私は確信する。当然だろう。消費税増税をすれば、低所得者はさらに貧しくなるのである。ところが、日本の反貧困系の若い運動家たちは、なぜだか理由は全くわからないが、宮本太郞を御輿に担ぎ、宮本太郞の理論と政策に帰依し、「社会保障のための消費税増税」を推進する一派となって潮流を作っている。具体的には湯浅誠がそうであり、POSSEの川村遼平がそうである。他にも無数にいる。そして、若い連中に引き摺られて、この国の左派全体がこの方向に収斂しつつある。まさに霞ヶ関の思うツボ。左派の反貧困系が消費税増税を求めている。
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OWS運動に励まされた2011年 - 米国人のクレドと革命
2011-12-26 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨日(12/25)、TBSのサンデーモーニングの年末特集の中でOWSが取り上げられていた。短い時間だったが、デモの参加者へのインタビューが紹介され、彼らの発言が映像で流れた。「銀行がこの国をダメにし、我々の仕事を奪っている」、「懸命に働けば何かを達成できる国だったが、今はそうでなくなっている」「上位1%の人たちがその財産を使って政府をコントロールしている」「彼らの富が増えれば増えるほど他の人たちに回るお金が減ってしまう」「市民の声よりロビー団体の声の方が強くなってしまった」「ロビー団体のカネが政治のあらゆる層にバラ撒かれている」「カネがあれば自分でルールを作れるのが資本主義」。OWSが日本のマスコミで報道される機会は幾度もあったが、このように抗議する人々の声を現場で直接拾い、背景も含めてそれを特集報道したのは初めてではないか。こうして、米国人が上のような言葉を発するのにテレビ画面で接すると、ネットで写真や動画を見るのとは全く違う生々しい衝撃が伝わってくる。意味の大きさをひしひしと感じる。今年、世界で起きた出来事の中でも、米国の反格差デモは最も重大な事件に違いないが、NHKがそれを取材して報道していない。米国と世界を揺るがしたこの運動に焦点を当てず、彼らの要求や動機を伝えていない。TBSがようやく試み、それを視聴者に届けた。
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北朝鮮の今後の動向 - 鍵を握るのは軍ではなく周辺国
2011-12-24 23:30:00
テーマ: 政治・経済
ずっと北朝鮮問題の報道が続いている。マスコミは、脱北者や元北朝鮮の幹部とかに動向と予測を語らせていて、今は朴斗鎮が北朝鮮関連の言論をリードしている。一つの見方として悪くはないが、どうも底が浅い感じがして、もう少しトータルで学問的な見解や分析を聞きたい不足感を否めない。和田春樹の解説を聞きたいが、新聞紙上にも姿を見かけない。右翼と「家族会」に睨まれている和田春樹は、この国のマスコミでは御法度の存在になっている。この問題では言論の自由はない。昨夜(12/23)、NHKの特集番組に小此木政夫が出演していたが、特に興味の惹く視点の提供はなく、退屈な議論に終始して眠気を誘われた。単なる視聴率稼ぎだ。マーケティング・オリエンテッドの制作。最近のNHKは、昔と逆で、空疎な報道特集で視聴率を稼ぐのが巧みな商売上手な局になった。番組の冒頭、国内経済の破綻と国民生活の窮状を示す映像が流され、親を失って農村を放浪する23歳の孤児の女性の姿が出た。彼女の姿は8月にテレ朝の報ステで紹介されていて、その後が気がかりだったが、撮影(5月)から5か月後(10月)に畑の中で遺体となっていたと高橋美鈴がナレーションで伝えた。アジアプレスのサイトに詳細が載っている。報ステで放送されたときも衝撃を受けたが、同じ映像が韓国や英国やドイツで流れ、人々の胸を痛めていた。
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北朝鮮の人々の号泣の心理 - 悲しみと嘆きの真の意味
2011-12-22 23:30:00
テーマ: 政治・経済
外信が伝える平壌の報道を見ていると、多数の人々が金日成広場の人民大学習堂前や万寿台の丘に集まり、金正日の死を悼んでいる写真が並んでいる。気づくのは、特に女性の防寒着の色がカラフルになり、以前よりも上質に変わった印象が漂うことだ。材質もデザインもよくなっている。靴も。7年前、米国が北朝鮮の核開発疑惑に対して脅しをかけ、イラクとの「二正面作戦」を構えたとき、極寒の中、核戦争の危機を伴う凄絶な瀬戸際外交のチキンゲームが始まった。あれも年末だったが、人々が動員されて反米集会で拳を突き上げる映像がよく紹介された。あのとき、人々の服装は男女とも真っ黒で、文革時の中国と同じ人民服の集団の塊であり、何も個性がなかったが、今回は少し様子が変わっている。特に若い女性の表情と装いに個性の萌芽がある。丹東の領事館に花輪を持って詰めかけている女性の姿などは、ほとんど現在の中国人一般の風情と変わらず、飢餓と貧窮に喘ぐ「北朝鮮人民」の面影がない。遼寧省や吉林省の経済成長と繁栄が国境の川を超えて波及し、北朝鮮領内にトリクルダウンされているのだろうか。とすれば、それは喜ばしい現象だ。が、それと同時に、あの北朝鮮の内部にさえも、どうやら格差が忍び寄っている。単なる個性の相違ではなく、豊かな者と貧しい者の差異が写真の中に看取できる。
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田中均の正論 - 「拉致問題の解決」の定義と展望とは
2011-12-21 23:30:00
テーマ: 政治・経済
週初の一昨日(12/19)、従軍慰安婦の記事を準備していたら、正午に金正日死去のニュースが流れ、そのまま報道に釘づけになった。今年は大きなニュースが多い。震災と原発の問題を直視しなくてはならないのに、次から次にいろいろな問題が起き、雑音で邪魔されて煩わしくなる。年末のこの時期は今年1年を振り返って整理し、予算や経済の問題を通して来年1年を見通す季節だが、予期せぬ事態が横から割り込み、北朝鮮問題を考える1週間になった。来年は、いわゆる拉致問題の騒動が起きて10年を迎える。小泉訪朝と日朝平壌宣言から10周年の節目だ。ブログは7年前に開設し、ずっと新自由主義批判の言論を続けてきたが、それと並行して、拉致問題に絡んだ右翼化の潮流と空気に対して抵抗の論陣を張ってきた。北朝鮮への経済制裁に反対してきた。マスコミで聖人扱いされている「家族会」の面々に向かって、歯に衣を着せず非難の声を上げていたのは、おそらく私一人ではないか。それは勇気の要ることだったし、今でも勇気が要ることだ。ネットの中を見ると、左翼系でも「救う会」の宣伝に協力している一部のBlogがあり、この問題では右翼に迎合したり積極的に加担する者が多い。「9条を守ろう」などと口先で言いながら、右翼「救う会」への奉仕と翼賛に徹し、この国を改憲と戦争の方向へ押し流す反動の一員となって憚らない。
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