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エジプト革命とアラブ世界の未来 - 新しい理念と指導者を待望する
2011-01-31 23:30:00
テーマ: 政治・経済
エジプトの民衆は、決して日本のマスコミが言うような「親米穏健派」ではなかった。この10年間を振り返っても、イラク戦争レバノン侵攻ガザ侵攻と、中東で米国とイスラエルによる侵略と殺戮が起きるたび、カイロでは大きな反政府デモが起き、市民が警官隊と衝突を繰り返していて、その激しさは中東の中で群を抜いていた。デモは反米反イスラエルの抗議行動だから、中東の各地で同時多発的に発生し、プレスが世界に記事を配信する。それをネットで見ることができる。ロイターやAPの写真を探して見ると、カイロのデモの光景は常に凄絶で、武装した警官隊が棍棒を振り上げてデモ隊に襲いかかる場面が必ず撮られていて、ショール姿の美しいムスリムの女子学生が収まったベイルートやアンマンのデモの絵とは様相が全く違っていた。エジプトのデモの絵は流血の衝突が定番で、市民は常に怒りの叫び声を上げ、黒いヘルメットに棍棒の警官隊とぶつかっていた。路上に張られた有刺鉄線が生々しかった。パキスタンのデモは stars and stripes burning が定番だったが、エジプトのデモは protesters injured が常だった。アルジャジーラのネットのニュース映像で"ANGER"がキーワードになって報道されているが、この10年間のエジプトの反政府デモを思い起こすと、まさにその言葉こそ象徴的だと私には思われる。
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土居丈朗の国債暴落脅迫 - 格付け会社、ヘッジファンド、財務省の連携
2011-01-30 23:30:00
テーマ: 政治・経済
菅直人の訪米日程が、当初予定されていた3月から6月に変わった。そのことがマスコミを通じて正式発表されている。実は、新年冒頭の菅直人の演説だったと思うが、訪米について「3月」と言わず、「今年前半」という表現を使っていて、少し引っかかり、記事で取り上げようかと迷ったことがあった。それまで、昨年末まで、ずっと訪米の予定は3月で、そこで日米安保の再定義が打ち出され、条約の全面改定が合意されるだろうとする報道が続いていた。日米安保条約の条文改定は、1960年以来51年ぶりのこととなる。極東条項が撤廃され、適用範囲が全地球大に無限拡大されると共に、中国を仮想敵とする米日韓豪のマルチな軍事同盟に変質させる意図の改定だろうと目されていた。マスコミの説明では、米国側から3月の日程を5月に遅らせる打診があり、それを日本側がさらに6月に延期したとある。どういう舞台裏だったのだろう。この間、つまり年末から年始にかけて、米国は胡錦濤訪米でずっと中国との熾烈な折衝に没頭していた。そこでの外交過程で、東アジアの安保についての取引が図られ、4カ国軍事同盟の構想が練り直しになった可能性がある。もう一つは、米国が菅直人の余命を見限って、訪米させる相手は新顔にすると決定を下した可能性がある。米国は、日本の首相は1年で取り替えるというコードを厳守するのだろう。いずれにせよ、歴史的な日米安保改定は菅直人の業績ではなくなった。 
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オバマの一般教書演説の論理矛盾 - 「小さな政府」への政策妥協
2011-01-27 23:30:00
テーマ: 政治・経済
オバマの一般教書演説は1時間に及ぶ長いものだった。久しぶりに中継を最初から最後まで見たが、オバマらしい華麗で雄渾な弁論術が冴え、2年前の興奮を思い起こさせる中身だった。中盤からはやや退屈になったが、前半と終盤は聴衆を引きつけるオバマ節の世界で、米国人に米国の理念を訴えて迫り、ぐいぐいと感動を盛り上げていく。テーマは米国の競争力と教育で、オバマらしい哲学と表現が満載された演説だった。目線が一般市民のところにあり、米国の普通の市民感覚に内在している。演説の中で具体的に米国の市民を取り上げ、努力し挑戦する姿を全国民に紹介していた。米国の理念が、厳しい環境の中でも、名も無い市民の日常で生きていることを証明し説得する。素晴らしい。官僚が書く日本の首相の施政方針演説とは雲泥の差。中国とインドの技術と教育に注目し、数学と科学の教育の重要性を訴え、優秀な教師を集めなければならないと言い、テレビを見ている若者は教師になることを志望してくれと呼びかけていた。この言葉は、日本の指導者に日本の国民に向かって言って欲しいものだ。もし米国のテレビが、ニコ動のように画面にツイートを流せたなら、「日本が駄目になったのは、ゆとり教育をやったからだよ」と書きこんでやりたかった。しかしながら、演説は素晴らしかったが、共和党の「小さな政府」に妥協した政策の中身については首を捻る。例えば、5年間の財政支出の凍結など、公約して実行できるとは到底思えない。
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菅政権による負担増とセーフティネット破壊 - 消費税だけではない
2011-01-25 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨日(1/24)、通常国会が召集され、初日から菅直人の施政方針演説が行われた。国会開会に先立って、民主党は午前中に両院議員総会を開き、そこでまた内紛の騒動が起きていたようだが、夜の各局のニュース番組では一切紹介されなかった。本日(1/25)の朝日の紙面でも記事になっていない。テレビと新聞は、演説の中の「国民の皆様に、ある程度の負担をお願いすることは避けられないと考えます」の部分を切り出し、特に強調する報道に徹している。NHKの7時のニュースでは、わざわざ、この増税要請に賛同する「街の声」を拾って放送していた。また、菅直人が演説の中で自公両党に対して協議を呼びかけた点に着目し、協議に応じて責任野党たれと注文をつけている。各紙の社説もそればかりだ。「増税の前に無駄の削減」と言っていた嘗てのマスコミの常套句は全く出ない。菅直人は同じ演説を何度も何度も繰り返している。中身のない、単に消費税とTPPと小沢斬りの宣伝扇動を果てもなく繰り返し、マスコミの拡声器でガーガー流し続けている。国民の脳を漬け込んでいる。その政権に対して、批判はおろか皮肉の一つも言う報道がない。ファシズムの国のようだ。1年前の景色はこうではなかった。平田オリザが書いた鳩山由紀夫の施政方針演説は素晴らしかった。ガンジーの「七つの社会的大罪」を引用して施政方針の基調に据えた構成は見事で、後世に語り継がれる格調高い中身を持ち、政権交代を実感させる光彩を放っていた。
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米中首脳会談考 - 人民元のSDR構成通貨を米国に認めさせた中国
2011-01-24 23:30:00
テーマ: 政治・経済
世界中が注目した米中首脳会談について、一般の報道とは少し異なる感想を持つ。目立ったのは、オバマと米国の小児病的な態度と言うか、胡錦濤と中国に対して妙に尊大で傲慢だったり、あるいは卑屈だったりの態度に終始していた点だ。目上である胡錦濤の前で、生意気に足を組んだり、さも自分の方が地位が上であるかのように見下げる視線を送ったり、オバマの人格の未熟さが透けて見える映像が多かった。この男は、一昨年の両陛下との謁見の場でも粗相を演じて恥を曝したが、アジアの国の元首の前でどう対応すればよいのか、何が自然で知的な振る舞いなのかを理解していない。アジア世界に対する心得と配慮がない。超大国の元首としての気品と威厳に欠け、世界の指導者としての矜持と自制がなさすぎる。クリントンも若かったが、決してこのように浮薄な若僧の所作はしなかった。中国人の前で緊張感と戦略性があった。ブッシュの父親も常識人で、日本人に悪い印象を与えなかった。特にレーガンと中曽根康弘との関係などは、ある意味で見本の表現の図を示していて、見る者に納得と安定感を与えていた。アフリカンの米国人だから、米国至上主義が嵩じて、こういう不具合と限界性が表出してしまうのだろうか。今回の米中会談のニュース映像を見て、オバマに対して尊敬や信頼の感覚を抱いたアジアの人間は少ないだろう。印象づけられるのは、オバマの軽薄に対する胡錦濤の重厚のコントラストである。どちらが超大国の指導者かわからない。
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