あと1か月もすれば、東京も桜の季節になる。東京周辺でちょうど桜が満開になるとき、神田の一ツ橋中学校で
反貧困フェスタが開催される。この催し物には確実な感動と発見の収穫があるので、私は必ず参加することにしている。今年はまだネットに案内の予告が発表されてないが、例年の日程を考えると、3/27(土)が開催日となるはずだ。おそらく、2/28(日)に
NHKスペシャルで湯浅誠の特集があるので、その放送の直後にネットに
反貧困フェスタの告知を出すのではないか。そうすれば、イベントに集客する宣伝効果が上がる。その湯浅誠が内閣府参与を辞任した。先週、そろそろ
労働者派遣法改正をウォッチする記事を上げなくてはと考え、湯浅誠は内閣府参与なのに何をしているのかと怠慢を叱咤するタイトルを準備していた。ところが、予定していた日(2/19)の朝日紙面(4面)を開いたら、何と参与辞任の報道があり、結局、ブログに批判記事を上げることはできなくなった。湯浅誠の公式の発言では、例の年末年始のワンストップサービス(公設派遣村)が一段落したので、ここで一区切りつけたいと
辞任の理由を説明している。当然、これは表向きの口上で、真の理由や事情は別にあるのだろう。私が推測する最も大きな理由は、労働者派遣法改正が全く滅茶苦茶な中身になっていて、その責任の追及を受ける立場に居続けるのを避けるべく、政治的な判断で辞任を選択したものと思われる。