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・現在、コメントにつきましては、エキサイト版の方で受け付けております。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。Twitterでの情報発信も続けておりますので、どうぞご利用下さい。
沖縄知事選の結果と社民党の動向 - 5月末の騒動が小さく再現か
2010-11-29 23:30:00
テーマ: 政治・経済
沖縄知事選は4年前に続いて今回も敗北。民主党の支持がなかったとはいえ、伊波洋一という傑出した候補で現職と一騎打ちして、勝利できなかったという点は問題が多い。都市で大票田の那覇で惨敗した点が注目されているが、まさにそこが問題の中心だろう。従来型の社共革新の選挙では勝てない。昔は、革新勢が都市部で票を集めたが、現在は逆の構図になっている。無党派は保守的で、都市部の中間層が保守・新自由主義の牙城なのだ。今回、伊波洋一を押し立てた勢力は、昨年からの普天間問題の盛り上がりの順風を選挙に生かせなかった。本来、勝たなければいけない選挙であり、勝って当然の選挙であったにもかかわらず。沖縄の人々は、普天間を国外に移転する機会をまた自ら潰した。選挙主体の側だけでなく、正直なところ、沖縄県民に失望を覚える。知事選で民意を示さずして、どうやって基地撤去の政治を導けるのか。辺野古の海が埋め立てられた新基地からオスプレイが飛び、それが民家に落ちて犠牲者が出るまで、それまで待つというのが県民の意思だろうか。基地と見返りの振興費では、沖縄経済は立ち行かないというコンセンサスができていたのではなかったのか。6月のクーデターからの経緯があり、尖閣問題があり、本土では状況が一変し、沖縄知事選への関心がすっかり失われていた。私も記事は書かなかった。それには理由がある。 
米国を免責するマスコミの言説操作 - 事件の目的をスリカエ工作
2010-11-26 23:30:00
テーマ: 政治・経済
北朝鮮による砲撃事件は、米韓軍事演習の緊張を睨みつつ情報戦に入っている。韓国側は、金正日と金正恩が延坪島対岸の砲兵大隊を11/21に視察し、現地で砲撃指令を出した可能性に言及、事件が金親子の直接指示によるものだと報道した。一方、中国の方は、「韓国側が、先に発砲したと認めた」とする情報を各紙が紹介、これは、中国外交部が直後に出した「具体的状況はまだ確認する必要がある」の声明(11/23)や、駐日大使による「韓国の軍事演習の中身を精査する」という発言(11/24)と符合する。韓国紙の日本語版で社説やコラムを拾い読みすることができるが、どれも政府の弱腰を叩く極端で過激な右翼的論調ばかりで憂鬱にさせられる。東亜日報は、「北朝鮮の現実に目を閉じた平和運動は、贅沢であり偽善だ」と題した社説を掲載(11/26)、その中で、反戦平和運動を推進してきた韓国の左派勢力を痛罵している。読みながら、昨日のブログの記事を非難されているようで苛立ったが、逆に言えば、主要紙がこうした社説を出すほど、韓国の国内に反戦と平和を訴える左派勢力の強靱な存在がある事実の証左とも言える。日本では左派も反戦も潰されて、こうした言論環境はすでにない。盧武鉉政権の時代、韓国の主要紙は一斉に右傾の度を強め、日本のマスコミと同じく親米反動の要害となり、プロパガンダ機関の性格を著しくした。朝日と同じで、裏に米国の影がちらつく。今、韓国の反戦平和勢力は窮地に立たされているだろう。
李明博に安全保障の過失責任はないのか - 新冷戦と軍事ブロック
2010-11-25 23:30:00
テーマ: 政治・経済
延坪島から仁川港に脱出してくる人々や島の防空壕で身を寄り添って避難している人々の映像を見ながら、平和な社会で暮らせるありがたさを痛感させられる。平和の尊さを確信させられる。日常の空気のような当然のもの、けれども、それはすぐに壊れる。失われる。弱者である庶民は、家を焼かれる。防空壕に押し込められる。難民になる。国家が起こす戦争によって、庶民は日常の生活と幸福を奪われ、砲弾が頭上に降り落ちる戦場の中に放り出される。今回、李明博政権には本当に過失責任はなかったと言えるのだろうか。国民の生命と財産を守る安全保障の観点から、韓国側には何も問題がなかったと言えるだろうか。国家の防衛責務を万全に果たしていたのだろうか。無論、非は全面的に北朝鮮の側にある。休戦協定違反は明白で、一般市民の居住地域への砲撃は言語道断の非人道的蛮行だ。だが、盧武鉉政権のときはこうした事態は起きなかった。国民の生命と財産を守った。韓国の国防相は、「事前に緻密に計画された意図的な奇襲」と発表している。であったのならば、参謀本部はなぜ事前にその「計画」を諜報探知できなかったのか。青瓦台はその徴候を感知予測できなかったのか。情報収集と危機管理ができなかったのか。平和を守るということ、安全を保障するということは、実はそういうことである。金大中や盧武鉉は安全保障に周到で秀逸だった。敵国と冷戦状態にある場合、まさに対話こそが最大の安全保障なのだ。
李明博は平壌に飛んで南北首脳会談せよ、米国は和平への決断を
2010-11-24 23:30:00
テーマ: 政治・経済
延坪島の市街地から煙が空に立ち上る映像を見ながら、9年前のNYで起きた同時多発テロの遠望写真を思い出した。海越しに撮影した構図と色相がよく似ている。爆撃された戦場の光景だ。テレビ報道では、島の山側から着弾場面を捉えた解像度の粗い映像と、海側から撮った黒煙が立ち上る鮮明な映像の二つが出ているが、海側からのものは、大延坪島から伸びた砂州の先にある漁港から撮したものだろう。天の橋立や海の中道のような細長い砂州が市街地の端から海上に伸び、その先に小島の陸地があって、漁船が接岸する埠頭が設営されている。テレビで紹介されているとおり、この近海は豊富な漁場で、特にワタリガニがよく獲れる。韓国人はこれをキムチやチゲ鍋の具材にする。一方、豆板醤で炒める中華料理は中国人の好物で、そのため最近は中国漁船が島の近くで乱獲し、中韓間で重大な漁業問題になっていた。海からの映像は、仁川発の船で訪れた観光客が捉えたもので、おそらく漁港が観光地にもなっていて、彼らはカニの賞味と購入を目当てに来ていたのだろう。戦争が始まったような状態になった。この先を考えると憂鬱だ。平和が破れ、戦争に近づいて行く。周囲の現実と環境が、平和から戦争に変わって行く。生活する日常が戦時下の国のそれに変わって行く。平和な社会の常識が通用しなくなり、平和を求める声が非難と罵倒を受け、少数派となって掻き消され、平和の正論を言えない言論状況になる。
PARC自由学校の12/2講義メモ - 湯浅誠批判 ①政策理論の視点
2010-11-22 23:30:00
テーマ: 政治・経済
今日の記事は有料版だけの公開とします。来週の木曜(12/2)にPARC自由学校で講演があり、それの準備をしているところですが、現時点で次の構成を考えています。(1)湯浅誠批判(政策理論と政治運動)、(2)今年の政治の回顧、(3)「一九八四年」、(4)ポピュリズム、(5)理想と構想、(6)来年の政治の予想、(7)インターネットの言論状況。こんな献立の予定です。ご案内のとおり、PARC自由学校から与えられたh私のテーマは「サヨナラ! 新自由主義&ポピュリズム政治」になっています。そこで、ポピュリズム論の議論を中心にした中身を検討していたのですが、折角の機会なので、もっと幅を広げて、今年のブログで論じてきたことを纏めて詰め込んでみようと思い始めました。ポピュリズム論だけですと、少し原理論的な部分が多すぎて、政治学の本を読み上げる感じになります。ポピュリズムについては、日本だけでなく世界全体の今の政治的現実を考察する上で重要なキーワードになっていて、この言葉を使うことなしに政治を語ることはできない状況ですが、私の場合は、この概念を考えるうちに、山口二郎が新書で著した内容とは別な方角に探求が向かいました。ブログでも少しご紹介しましたが、それは古代ギリシャの哲学、ソクラテスやプラトンの世界への遡上です。そちらの方面に関心が向かい、要するに民主主義そのものを考え直すという問題意識になりました。ポピュリズムの問題を考える上で、そうした思考作業が必要だと思われるのです。
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