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民主党のマニフェストを読む(3) - 「政治主導」と菅直人の『大臣』
2009-07-30 23:30:00
テーマ: 政治・経済
今、菅直人が書いた岩波新書の『大臣』を読み返している。11年前の98年に出版されて、当時も世間で話題になって好評を得た本だった。菅直人の著作の中でも代表作になる一冊と思われる。あらためて読みなおして、憲法(特に統治機構論)と行政学を学ぶ上できわめて有用な入門書の古典だと感じる。読みやすくてわかりやすい。今年の春に大学の法学部に入学した学生は、ぜひ夏休みにこの本を課題として読んでいただきたい。そして、議院内閣制に関する基礎知識を身につけると同時に、民主党のマニフェストで打ち出された政府の意思決定機構改革の理論的な骨格や背景について参考教材にしていただきたいと思う。法学部の新入学生だけでなく、何かの幸運で刺客候補に抜擢された者とか、公募で偶然に採用されて衆院議員候補者の比例名簿の末端に名前を載せた者は、どれほど選挙運動が忙しくても、時間を割いて必ずこの本を熟読していただきたい。もう一つ思うのは、11年の時の流れである。この頃はまだ現実の政治や経済に対して理性で真剣に向き合う人間が少なくなかった。菅直人も期待を託せる良質な政治家だった。すべてが変わった。変わり果てた。今は、緊張感を持って現実に対峙している理性の存在をこの国の中に確信できない。 
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民主党のマニフェストを読む(2) - 消費税増税の含意と民公政権
2009-07-29 23:30:00
テーマ: 政治・経済
新聞とテレビは、民主党のマニフェストの発表と同時に「財源が曖昧」と非難の集中砲火を浴びせ、消費税増税とセットされていない給付政策の列挙をバラマキだと攻撃している。だが、この非難は全く的外れであり、民主党はマニフェストの中で消費税増税をフォーカスしているし、日程や根拠も示している。「消費税増税が示されてない」という批判は当を得ておらず、それはマニフェストを読んでない者の主張だ。と言うより、消費税増税が示されていることを知りながら、敢えてプロパガンダのシャワーを浴びせる意図と目的で、民主党のマニフェストを読んでない者に向って、そうした「決めつけ」の集中攻撃を行っているのである。そこには民主党側の周到な計算が裏にあり、マスコミに民主党に対する消費税財源攻撃を焚きつけて煽らせ、世論を消費税増税賛成多数に仕向けて行こうとする狙いがある。つまりマッチポンプだ。マスコミと民主党執行部は、阿吽の呼吸で消費税増税の政治を演出し役割演技している。結論を言えば、民主党の消費税増税は年金制度の財源としてマニフェストに計画されている。それは今回のマニフェストを過去のマニフェストと比較すれば一目でわかる。2年前の参院選のマニフェストでは、「年金基礎部分」への政策投入のために無駄を削って6.3兆円を捻出していた。  
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民主党のマニフェストを読む(1) - 「格差」の言葉が消えている
2009-07-28 23:30:00
テーマ: 政治・経済
発表された民主党のマニフェストを2年前の参院選と4年前の衆院選のものと見比べて気づいた点がある。先の二つのマニフェストには載っていた重要な文言に異同がある。それは「格差」という言葉が消えている事実だ。2年前の参院選のマニフェストには、7つの提言の第1項目に「雇用を守り、格差を正す」と大きく掲げられていた。4年前の衆院選のマニフェストにも、2番目の項目に小文字ではあるが「安心・安全で格差のない社会の実現」が明記されている。今回のマニフェストには「格差」という言葉がどこにも書かれていない。最初から最後まで読んだが、「格差」の二文字は消えていた。民主党のマニフェストについて様々な批評がされているけれど、私が発見した最も重大な問題点はこの点であり、過去のマニフェストと比較して看過できない相違点は格差社会に対する現在の民主党の認識である。マニフェストには現在の社会の現状をどう捉えるかという政党の社会認識が示される。国民の不満や希望がどこにあり、政党として何を政策の根本にすべきかを示す総括が表現される。その社会認識の概念は、政党がめざす社会の理念や構想の基礎になるものであり、政策を提示する選挙公約では決定的に重要なもので、列挙される個別具体的な政策カタログよりも枢要なものである。  
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サンデープロジェクトのプロパガンダ - 派遣法改正潰しの狂乱劇
2009-07-27 23:30:00
テーマ: 政治・経済
テレビで選挙に向けた激しいイデオロギー戦が展開されている。と言うより、経団連側からの一方的で攻撃的なプロパガンダが政治番組の視聴者にゲリラ豪雨のように集中散布されている。昨日(7/26)のテレ朝「サンデープロジェクト」で行われた労働者派遣法改正に対する反動プロパガンダも凄まじかった。報道の中立性など最初から寸毫もなく、選挙後に与党となる現野党が取り纏めた改正案に対する糾弾が、田原総一郎と財部誠一と城繁幸によって徹底的に加えられるだけの内容になっていた。スタジオに揃えた与野党の出演者は名目に過ぎず、現に与野党間での派遣法の討論場面は全くと言っていいほどなかった。自民党の石原伸晃と公明党の石位啓一はただ座っているだけで、討論の応酬は田原・財部・城のサンプロ側3人対野党4人の間で行われているのである。問題提起を田原総一朗がして、主張は財部誠一がやり、民主党の松本剛明が反論を始めると途端に田原総一朗が遮って最期まで議論をさせず、財部誠一に振って反論をさせ、城繁幸に纏めさせる。番組が視聴者に示した討論の結論は、①派遣法改正をすれば日本の製造業は完全に空洞化すること、②派遣法改正は日本経済にとってカントリーリスクであること、③非正規労働者が増えた責任はすべて連合にあること、だった。  
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週刊文春の選挙予想 - 山口4区で安倍晋三が差を詰められている
2009-07-23 23:30:00
テーマ: 政治・経済
本日(7/23)発売の週刊文春では、「自民155議席vs民主261議席」と予想が出ている。週刊現代の予想に比べると自民党の負け幅が小さい。これから週刊誌は毎週のように議席数予想と選挙区情勢の記事で埋め、部数が落ち込む夏場の商閑期を逆に選挙で売って営業利益を稼ぐだろう。同じように、新聞とテレビは世論調査で各党の支持率の変動を撒き続け、「政治」で部数と視聴率を拾い上げ、広告収入の減少で頭が痛い経営の恵みの雨にするのだろう。そうした観点で週刊現代と週刊ポストと週刊文春の三誌を見較べたとき、マーケティング的には衝撃記事で「市場」を驚かせた週刊現代が秀逸な戦略の印象を受ける。大衆が渇望する情報商品をニーズに合わせて市場に届けている。猛暑の夏は、ビールも白ワインも、グラスを空ければ後頭部に痛みが走るほどキンキンに冷えた方がよく、生ぬるく保管されたものでは満足感を得られない。週刊文春の記事で驚いたのは山口4区の最新情勢で、P.44に「安倍晋三も民主新人女性候補、戸倉多香子に差を詰められている」とある。山口1区の高村正彦と山口3区の河村建夫は安泰マークの○印が付いているが、何と山口4区の安倍晋三だけは△印の評価で、苦戦が伝えられているのである。山口4区でこんな予想情報は初めてだ。
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