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春や昔 - ドラマ「坂の上の雲」を見ながら侍の革命政権の夢を見る
2009-12-28 23:30:00
テーマ: 政治・経済
私は松山の町が大好きで、行くと必ず道後温泉と子規記念博物館に立ち寄る。博物館は道後温泉のすぐ近くにあり、いい感じで観光客を誘っている。観光地の真ん中に立地する博物館だが、観光気分で入ると館内で蒼然とさせられる。まさに俳句王国の中枢の聖なる神殿なのだ。展示の文学的水準が高度で驚かされるのである。生半可な俳句の知識ではついていけない。入館すると、すぐに愛媛県の名前の由来となった古事記の記述(伊予国は愛比売と謂ひ)と出会う。それから、額田王の歌(新田津に船乗りせむと月待てば)の紹介へと続く。伊予国は文の国で、武の国である隣の土佐国と際立った対照を示している。愛媛県は手弱女、高知県は益荒男。文弱の伊予人と武骨の土佐人。四国はこの二国で保っているところがあり、讃岐と阿波はサブセットの観がある。「坂の上の雲」と「竜馬がゆく」。司馬遼太郎の代表作である二作は、四国の二県を舞台にするものとなった。愛媛と高知、この二県は隣接しながら極端に個性が異なる。そして互いに一目を置き合っている。ライバルなのだ。まるで、日本と韓国が互いに無理やり国民文化の性格の相違性を際立たせているような、そんなところがある。松山があるから、日本の地方都市は格好いい存在でいられる。松山の存在感と価値は、日本の地方都市の中でも群を抜いて見事だ。私はそう確信している。その文学の都の松山が、ノーベル文学賞の愛媛が、近代日本に武人の天才を献げて国を守った。その歴史の逆説と言うか、ドラマに、私は特別な感動を覚えさせられる。
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鳩山擁護論の無知と倒錯 - 政治資金規正法は何のためにあるのか
2009-12-26 23:30:00
テーマ: 政治・経済
ネットの一部では相変わらず民主党支持者がヒステリックに声を上げ、滅茶苦茶な論法で鳩山擁護の匿名投稿の山を積み上げている。ネットの政治論議がマスコミ報道と並立する説得力や影響力を持ったものに育たず、いつまでもマスコミが権威を持ち続けてしまうのは、ネットがこうした非常識で狂信的で砂漠的な「便所の落書き」状態のまま放置されているからであり、ネットの無知や愚昧や倒錯や狂気が結果としてマスコミ権力の安泰と永続を保障してやってしまっている。曰く、法的には何も問題がなかったのだから辞める必要はない。曰く、今回の資金は利益供与や賄賂ではないのだから何も問題はない。曰く、他の政治家も皆やっていることだから構わないじゃないか。曰く、首相がコロコロ変わるのはよくないから辞めてはいけない。曰く、自民党を利するから鳩山は辞めてはいけない。曰く、マスコミが辞めろと言っているから辞任には絶対に反対だ。曰く、西松事件と同じく検察のクーデターだから辞めてはいけない。これらの発言は、一つの場所にどれほど多く数を集めても決して政治的な力にはならない。右翼掲示板が選挙時に見せる極右政党支持の誇大な勢力示威と同じ現象である。ゼロはどれだけ加算してもゼロだ。こうした陳腐な鳩山擁護論の奇声が膨らむほど、逆に、鳩山政権はその愚劣な光景に接した良識的な一般層の不興を買い、彼らを支持から不支持の方向へ追いやることだろう。
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3月予算成立と引き換えに鳩山辞任 - 検察による規正法の空文化
2009-12-25 23:30:00
テーマ: 読書・文芸
鳩山由紀夫の辞任の可能性は五分五分だと予想したが、おそらく、通常国会で予算成立と交換条件にクビを差し出す状況になるだろう。遅くとも参院選の前には進退を明らかにしているだろう。今年春の西松事件のとき、同じように公設秘書が起訴され、小沢一郎は代表を辞任せざるを得なかった。当初は代表の座を続けることが責任を取ることだと言い張って逃げていたが、選挙を前に踏ん張りきれず、世論に包囲されて無念の退陣に追い込まれた。内閣支持率が40%を切ったら、党内の誰かが口を開き始める。具体的には渡部恒三がテレビに出て辞任論を言い始める。内閣支持率が30%を切ったら、小沢一郎が匙を投げる態度を示すだろう。党内で辞任論が大勢になる。内閣支持率が20%まで落ちたら、岡田克也が外相を辞任して閣外に去る。ここで鳩山内閣は総辞職となる。鳩山由紀夫は昨日(12/24)の記者会見で「辞任は世論次第」だと言ったが、内閣支持率の下降の程度と速度で進退の日程が決まるに違いない。そうでなくても、指導力の不在や政策の先送りや公約の見直しで内閣支持率を下げてきた鳩山由紀夫が、資金疑惑を抱えて支持率を維持できるとは到底思えない。国会での野党の追及だけでなく、マスコミによる新事実の暴露もあるだろう。捜査の方も、完全に終結したのかどうか不明に感じる点もある。読売の記事では、母親安子からの資金提供が政治献金と見なされた場合は規正法違反行為となると書かれている。 
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ポスト鳩山の本命は小沢一郎 - 報ステ政局談義は政治解説失格
2009-12-24 23:30:30
テーマ: 政治・経済
小沢一郎が年末の政治の主役になっている。政治の主役と言うより、政治エンターテインメントの中心と言うべきかもしれない。現在の政治とその報道の世界は、他の趣味や道楽に金と時間をかけられない貧乏な大衆向けの娯楽提供の要素がとても強くなっている。先週号の週刊文春、今週号の週刊現代、週刊朝日、週刊新潮と、小沢一郎関連の政局記事で部数を売っている。昨夜(12/23)の報道ステーションも、小沢一郎ネタの政局談義で視聴率を稼ぐ企画で、星浩と田崎史郎の二人をスタジオに並ばせ、面白可笑しく小沢一郎と鳩山由紀夫の周辺の内幕と動向を放談させて視聴者を楽しませていた。鳩山政権に癒着している星浩からは興味を惹く話は出ず、民主党政権の円満と安泰が吹聴されるだけだ。自民党寄りの田崎史郎からは刺激的な話題が飛び出し、政治趣味の者たちを喜ばせ、政界と世論に一つの小さな波紋を作る。田崎史郎の歳末大売り出しの新ネタは、小沢一郎が鳩山由紀夫を見限った場合、ポスト鳩山の御輿として原口一博を担ぐだろうという漫談だった。このネタの商品価値は原口一博という特定の名前をポスト鳩山に挙げた点にある。発言の真意を探るならば、田崎史郎が原口一博を買っていて、投資株として接近を試みているか、二人がすでに深い関係にあるという内情だろう。夏の総選挙の投票日直前、すでに民主党の圧勝が確定的な情勢の中で、三田園訓は官房長官人事を細野豪志だと予想していた。汚い癒着である。
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湯浅誠で振り返る09年 - 経済政策を構想立案する大型指導者に
2009-12-23 23:30:00
テーマ: 政治・経済
今年は全部で5回、湯浅誠の講演を聞く機会があった。1/15の派遣村報告集会(神田)、3/28の反貧困フェスタ2009(神田)、4/13の派遣法改正集会(日比谷)、7/31の反貧困選挙前集会(お茶の水)、9/27の社会保障基本法集会(新宿)。湯浅誠の話を初めて聞いたとか、初めて湯浅誠と酒を飲んだという地方にお住まいの人の声を屡々耳にするけれど、東京に暮らす便益を感じさせられる。その気になれば、おそらく10回以上は湯浅誠が顔を出す集会に参加できていただろう。まるで韓流ドラマの美男俳優を追っかける山の手の中高年女性のように。年末年始の派遣村運動の盛り上がりの後、特に1月2月の湯浅誠はマスコミに引っ張りだこで、貧困問題や社会保障を特集したテレビ番組にゲスト出演し、新聞や週刊誌にインタビュー記事が大量に掲載された。今年10月には民主党政権の内閣府参与に起用され、まさに時代の寵児となっている。2月頃に載った週刊誌の記事だったと記憶するが、湯浅誠が記者の質問に答えて、「自分は政治家にはならない」という旨の発言をして、ネットでも話題になった出来事があった。雇用対策の実践家として政府に登用された身上というのは、十分に「政治家」と呼べる立場だと思うが、私は別に湯浅誠の前言翻覆を論う意地悪を言いたいのではなく、むしろ逆で、反貧困の要求を政策実行できる権力を着実に身につけている現在の姿勢を積極的に評価したいのである。
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