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「初めて予算編成の過程が国民に透明化され公開された」への疑問
2009-11-27 23:30:00
テーマ: 政治・経済
事業仕分けの政治の中で、繰り返しマスコミで言われるのは、「今回初めて予算編成の過程が国民の前にオープンにされた」とか、「これまで霞ヶ関の内部で隠されていた無駄な事業が初めて透明にされた」という言説である。この「公開性」の説得が強力に効いて、国民大衆の事業仕分けへの支持率がハネ上がる結果となっている。事業仕分けの報道がされる度に、ニュース番組のキャスターやコメンテーターから「史上初めて透明化される国の予算編成」の意義が強調され、念押しされている。細部に問題はあっても国民の前にオープンにすることに意味があるという結論で総括され、それが世論の主流に収まっている。私はこの「公開性」の説得に疑問を抱く一人であり、納得できずに首を傾げる少数派である。この事業仕分けの「公開性」と「透明性」の意義の強調には少し嘘がある。何故なら、今回の仕分け作業で財務省から「無駄」だとして俎上に上がった問題事業は、決してこれまで一度もマスコミが報道したことのない情報ではなかったからだ。仕分けられた事業の中で、そして仕分け場面がテレビ報道された案件の中で、これまでマスコミが取り上げていたものは数多くあり、われわれがすでに見知っているものも少なくなかった。予算削減が当然と判断される事業においては、むしろ、従来からワイドショー等で問題が指摘されてきたものの方が多かったのではないか。
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事業仕分けとポピュリズムの政治 - 渡辺治「世界」論文の逆立ち
2009-11-26 23:30:00
テーマ: 政治・経済
事業仕分けの政治が続いている。マスコミ報道は、科学技術関連の予算の削減については注目し、反論の声を上げている現場にカメラを入れるが、国民生活を削る仕分けに対しては国民の関心を向けようとしない。マスコミが演出して宣伝する華やかな政治ショーの舞台上で、弱者の生活を切り捨てる冷酷な仕分けが行われている。11/24の仕分けでは、国交省の赤字バス補助金や離島航路補助金が対象になり、地方の赤字バス路線の車両購入費10億円が廃止と決まった。NHKのニュースの映像では、山梨県の赤字バス路線の経営者が登場し、地方の赤字のバス会社の体力では路線の維持が精一杯で車両の買い換えなどとてもできないと訴えていたが、仕分け会場の枝野幸男は、銀行融資で買い換えさせろと国交官僚に指示していた。銀行融資に政府保証を付けろという提案らしいが、政府保証を付けるということは買い換え費用を国が予算計上するということと同じではないか。要するに、地方の赤字バス路線は廃止させ、そこに予算を投入するなという主張であり、地方の赤字バス会社に補助金を投入するのは「税金の無駄遣い」だという論理である。離島航路の方は、後半戦から仕分けに参加した亀井亜紀子の一声で削減が免れたが、官僚の無駄遣いを省くのが目的の事業仕分けで、なぜ地方の赤字バス路線や離島航路への補助金が対象になって俎上に乗るのだろう。
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基準と意味のスリカエ - 事業仕分けは官僚の無駄の根絶とは違う
2009-11-20 23:30:00
テーマ: 政治・経済
事業仕分けの政治劇において見落としてはならないのは、事業仕分けの判断基準や事業見直しの理由づけがスリカエられている点である。「無駄な事業」の意味が巧妙に変質させられている。当初の新政権の説明では、官僚の無駄を摘出して削減するのが事業仕分けであった。ところが、現在市ヶ谷の国立印刷局(財務省)体育館で行われている事業仕分けでは、仕分けの対象にされている理由は、(1)赤字で採算性が悪い、(2)費用対効果が十分でない、(3)民間に任せられる、等々である。厚労省の「若者自立塾」や文科省の「子ども読書推進活動」の事業は、この基準と論理が適用されて廃止が宣告され、毛利衛の「科学未来館」や田中耕一の「先端計測分析技術・機器開発」の事業も予算の削減が判決された。テレビで何度も映像紹介された毛利衛の反論は、この事業仕分けにおける「無駄」の基準の欺瞞の本質を見事に暴露している。要するに、財務省と仕分け人が喧しく言っているのは、国の事業というのは儲からなくてはならず、黒字を出して利益を上げろという主張に他ならない。逆ではないか。採算に合う事業ではないから国がやっているのである。今回の事業仕分けを支配しているクライテリアは、受益者に負担させ、国の持ち出しを減らし、社会保障や文教予算を縮減して身軽になろうとする「小さな政府」の論理と志向である。官僚の無駄を削るはずの仕分けが、国民の生活や国家の未来を削る仕分けに転化している。
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新自由主義者精鋭が集結した事業仕分け - 狙いは構造改革の復権
2009-11-19 23:30:00
テーマ: 政治・経済
事業仕分けの最大の問題は、仕分け人として入った民間有識者56人の人選である。この民間有識者の顔ぶれとWGでの発言が、事業仕分けの本質的意味が何であるかを国民に直截に示している。民間有識者のリストは行政刷新会議のHPのPDFで確認することができる。一言で結論を言えば、この事業仕分けの目標は「小さな政府」の実現であり、その目的は構造改革路線の公式な復活と再定置である。小泉改革時代の「聖域なき構造改革」の再版をスタイルを変えて民主党政権で遂行すること。つまりは、新自由主義者による政府予算の支配であり、新自由主義の原理こそが今後とも日本の予算と政策を支配する唯一の基準であることを国民に示威訴求する政治興業、それが事業仕分けに他ならない。この評価者のメンバーを決めたのは行政刷新会議事務局長の加藤秀樹だとされている。私は、当初から加藤秀樹と事業仕分けの新自由主義臭に注目して、10月初旬の時点で要警戒の注意報を発信していたが、加藤秀樹側は堂々と開き直るように本性を押し出し、有識者の人選に妥協の逡巡を見せることなく、最精鋭の新自由主義者オールスターズをラインアップして強行突破を図ってきた。この政治を裏で仕切っているのは、財務省事務次官で竹中平蔵の愛弟子の丹呉泰健である。そして有識者の人選工作には、総帥である竹中平蔵本人が裏で関与している疑いが強い。 
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普天間基地問題 - 菅直人は、小沢一郎は、福島瑞穂は何か言えよ
2009-11-17 23:30:00
テーマ: 政治・経済
MAXやSPEEDを輩出したエンターテインメント名門の沖縄アクターズスクールは、宜野湾市内に校舎(社屋)がある。地図で見ると、普天間飛行場から500mも離れてない立地で、11/8に県民大会が行われた海浜公園と基地の中間に位置している。もっとも、スクールがこの場所に本社を移転したのは2002年で、それ以前は那覇市内で営業しており、SPEEDのメンバーや知念里奈が、F15戦闘機やCH53戦闘ヘリの爆音の真下で歌とダンスのレッスンを受けていた経験を持っているわけではなさそうだ。だが、沖縄アクターズスクールの面々にしても、片道2時間歩いて沖縄タレントアカデミーに通っていたという仲間由紀恵にしても、彼女らの口から基地体験が語られることは殆どない。そのことが少し不思議に感じられる。本島の面積の20%を米軍基地が占め、2万7千人の獰猛な駐留米兵が歩く危険な環境であれば、基地被害の恐怖を骨身にしみて感じながら育っているはずだし、基地負担の何たるかを体験で知っているに違いない。しかし、そうした証言や記憶は彼女たちの口からは出ない。だから、彼女たちを見ていると、米軍基地の騒音や米兵による犯罪被害の現実がどこまで沖縄の人々にとって日常的なものなのか、よくわからなくなるところがある。それは報道で強調されるほど深刻な被害や負担ではなく、ある程度は棲み分けができているのではないかとも、つい考えてしまう。
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