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長妻昭のテレビ出演 - 鳩山政権にとって母子加算こそ無駄な予算
2009-10-30 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨夜(10/29)の報道ステーションにようやく長妻昭が出た。具体的な問題については特に何も話がなかったが、視聴者の誰もが私と同じ感慨を強く持ったことだろう。それは、今までの政治家とは違うという印象であり、普通のサラリーマンが大臣をやっているという感覚である。腰が低く、目線が低い。これまでの、世襲二世とか、官僚出身とか、組合幹部出身とか、党専従一筋とか、新聞記者上がりだとか、弁護士を含めたテレビタレント出身だとかとは全く違う、普通の民間企業のサラリーマンがそこにいる。古館伊知郎と議論する際の長妻昭の言葉は、誠実で優秀な民間企業の中堅の営業が、得意先に赴いて重要な商談をする姿そのものだった。好感が持てる。「(官僚が)意気に感じて仕事をしてくれないといけない」のだと長妻昭は語った。いい言葉だ。長妻昭の哲学は厚生官僚の心を動かすことができるだろうか。応援してやりたい。この男には、慶応大学の最も良い教育の部分(=紳士の育成)が出ている。長妻昭のプロフィールについて、前に記事で触れたことがあったが、最近になって、長妻昭が岡山支店に勤務していた事実を知った。この経歴はこれまであまり知られていなかった情報であり、私にはとても興味深い。入社して東京支社コンピュータ販売部に所属し、ACOSを売っていたことは誰でも知っている。きっと岡山支店が最後で、そこから日経マグロに転職したのだろう。  
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政府雇用で150万人 - 世に倦む「大きな政府」国家プロジェクト案
2009-10-25 23:30:00
テーマ: 政治・経済
先週、10/23に政府の緊急雇用対策本部の会合が開かれ、その内容が発表されたが、来年3月までの雇用創出の目標はわずか10万人に止まっていて、その規模の小ささにマスコミからも批判が上がっている。単に目標が小さいだけでなく、どの産業で何万人の雇用が創出するのか中身がスペシファイされておらず、本当に10万人の雇用が創出されるのかどうかも怪しい。驚くべきことに、今回の対策には予算が付けられていなかった。新規の財源が手当された新規のプログラムが何もない。単に、介護分野での資格取得支援やグリーン分野(農林水産・環境エネルギー・観光)での人材育成支援が申し訳程度に謳われているだけである。スローガンだけに止まった拍子抜けの「雇用対策」であり、これなら、補正予算で7千億円を就労支援の基金に積み立てた麻生政権の対策の方がよほど評価できる。先々週の菅直人のテレビ出演での説明を聞いて、本格的な政策構想の発表を期待していただけに、大いに失望させられた。雇用対策が内容のないものになった政治の謎解きは簡単で、藤井裕久と平野博文が潰したのである。この雇用対策の立案と調整は、先週の母子加算復活の悶着とパラレルにリンクして進行している。すなわち、藤井・平野と菅・長妻の二勢力の間の権力闘争が行われ、母子加算復活を認めさせられた財務省側が、それならと雇用対策の方を叩き潰しに出たのだろう。
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湯浅誠の中間層論 - 中間層の反動化と戦後社会科学の中間層論
2009-10-23 23:30:00
テーマ: 政治・経済
少し前の記事で紹介した『経済成長って何で必要なんだろう』の本の中で、湯浅誠が興味深い中間層論を示している。この議論がずっと気になっていた。対談での発言を拾うと、次のように言っている。「いま正社員も含めた中間層が、物理的に落ちてきています。年収400万から800万の世帯がどんどん減ってきている。そのことと、自己責任論が力を持つことが、ちょうどセットになって起こっている。この、体は落ちているけれど、頭は上をめざすという分離、ねじれを包みこんでいかないといけない。結局、中間層を敵に回したら、社会的な影響力を持ちようがないですから、それを解きほぐす理屈なり言い方なり呼びかけなりというものができないものかと、ずっと思っているんですけどね」(P.178)。「そこは戦略的に運んでいます。累進の話をあまり言うと、中間層を敵に回しますからね。それは結局、先ほど言った中間層の分離に関わってきます。自分自身の生活がきつくなっていけばいくほど、彼は成功者に憧れ、下には厳しくなる。『成功せねばならない。自分に投資して何とか生き残らなきゃならない』というふううに。そうやって頭と体が分かれていくので、累進課税の復帰とかを言うと、一番過剰に反応するのは中間層になってしまう。もちろん私も、累進課税強化がいいと思います。だけど、いまその話をすると、『おまえは共産党か』とレッテルを貼られる。そこには国会の勢力図だけじゃなくて、それを支持する中間層の動きがある。だから、私がいの一番に累進課税を言えないのは、戦略的な問題です」(P.191-192)。  
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母子加算復活の政治 - 新自由主義官僚主導の鳩山政権の実相
2009-10-22 23:30:00
テーマ: 政治・経済
昨夜(10/21)の報道ステーションで、短い時間ながら、母子加算復活をめぐる政権内での暗闘の様子が生々しく報道されていた。3日前(10/19)の夜、長妻昭は首相官邸に鳩山由紀夫を訪ね、母子加算復活の12月実施について総理としての最終決断を要請している。翌日に閣議があるから、閣議決定するよう求めたのだろう。新聞記事には、そのときの鳩山首相の反応が示されていて、記者団に「(年内復活は)約束だから」と述べている。記事は鳩山首相がいかにも12月復活に前向きであるかのような表現になっている。だが、翌10/20の閣議では、母子加算復活の12月実施は議題に取り上げられなかった。報道ステーションの情報では、その日の夜、藤井裕久が平野博文に電話をかけ、母子加算復活で必要となる予算60億円を半額の30億円に削減する方針を伝えている。具体的には、月2万3千円の母子加算を復活させる代わりに、生活保護世帯向けの高校就学費(1万5千円)と学習支援費の支給を廃止するという非情な措置である。さらに驚くべきことに、藤井裕久は、生活保護世帯への子ども手当について、その支給額を「収入認定」させるという方針を文書で発表していた。この財務省の文書をネットで探しているが見つからない。子ども手当を収入認定させれば、その分、生活保護の支給額が削減される。つまり、生活保護世帯には子ども手当は支給しないという冷酷な方針を示し、それを押し通そうとしていた。 
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加藤和彦の死を悼む (2) - 「イムジン河」、北山修との最後の晩餐
2009-10-20 23:30:00
テーマ: 音楽
記憶が定かではないが、15年ほど前、テレビ東京で「イムジン河」の誕生秘話を案内する特集番組があった。その番組には松山猛本人が出演していて、後の映画『パッチギ』のモチーフになるエピソードがそのままドキュメンタリーとして放送されていた。エピソードの概略は、われわれの世代には伝説として脳裏に刻まれているもので、ラジオの深夜放送で聞き囓った話だとか、それを聞いた者の口コミとか、政治に詳しい級友の解説とか蘊蓄とかで、中学や高校の時期に情報として広まっていたものだったが、実際に松山猛の口から事情が説明されるのを聴くのは初めてのことだった。あのとき、確か、撮影は鴨川をバックにした場所だった。松山猛が、横に置いた「イムジン河」の2番の歌詞のフリップボードを眺めつつ、北朝鮮からのクレームの内容の紹介と共に、「僕には、やはり、この詞にするのが一番いいと思ったんですよね」と語ったのを覚えている。深く考え込みながら、静かにそう結論を言い置いた。カメラがアップで捉えていたボードの歌詞は、「誰が祖国を二つに分けてしまったの」の部分で、この言葉が朴世永の原詩になく、意味が異なるので認められないと北朝鮮(朝鮮総連)は拒絶していた。原詩に忠実に訳詞せよという要求だった。原詩の趣旨は、プロパガンダ色が濃厚で、北側の視線から発信された政治詩であり、松山猛の詞は南北分断の民族の悲劇を一人の人間がフラットに嘆くものだった。
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