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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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天皇賞(秋)有力馬診断(事後公開)
2016-11-02 00:21:00
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モーリス

■[6+]モーリス 1着

安田記念、マイルCS、香港マイル、チャンピオンズマイルを4連勝。マイルG1を全て勝ったため、馬主は春に安田記念ではなく宝塚記念に出走したかったが、社台に反対され、安田記念に出走することになった。安田記念ではスローペースで折り合いを欠いて0.2秒差の2着。あれだけ折り合いを欠くと並の馬なら粘れないが、底力で2着を確保した。ドゥラメンテが故障して引退したため、社台から距離延長の許可が下り、札幌記念、天皇賞(秋)を使うことになった。札幌記念は外枠スタートから中団の外につけ、3コーナー過ぎからスパートしてメンバー最速タイの36.3秒で上がったが、逃げたネオリアリズムを捕まえられず2馬身差の2着。モレイラ騎手は芝2000mがベストではないとコメントしたが、一応は距離のメドは立った。

大箱の東京芝2000mをこなせるかが最大のポイントになるが、それほど流れが速くならず、かつ折り合いがつけば、こなしても何らおかしくない。58キロ(牝馬は56キロ)を背負って勝ったことのある馬が少ないメンバーでモーリスは58キロを背負って安田記念1、2着がある。エイシンヒカリが想定通りそれほど飛ばさないと後半5Fは57秒台、かつラスト4Fは全て11秒台のラップになる。レースが上がり勝負に傾けば、モーリスはマイル戦で鍛えられた高速ラップの持続力を生かせる。昨年の安田記念の後半5Fは57.7秒、今年の安田記念は58.0秒(緩い馬場)。JRAは昨年と同じような展開になるとみたのか、昨年ワンツーを決めたラブリーデイとステファノスをコース的に不利な8枠に配置している点も見逃せない。

ムーア騎手では[2-0-0-1]でマイルCSと香港マイルを勝っている。13年以降、東京芝2000mは[8-1-1-7]、1番人気では[7-0-0-1]で勝率87.5%。社台はムーア騎手を確保して勝ちに来ているのが分かる。左回りの東京ではそれほど切れる脚を使っていない点は気になるが、15年の安田記念は前半5F57.3秒の速い流れで先行し、今年の安田記念は前半5F59.1秒だったが2番手で掛かっていた。乗り慣れたムーア騎手で折り合いがつけば、速い上がりを繰り出せるのではないか。距離は違うが、香港を含めスプリントG1を勝ちまくったロードカナロアは2F長い芝1600mの安田記念を制している。マイルG1を勝ちまくったモーリスは2F長い芝2000mの天皇賞(秋)を勝ってもおかしくない。

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