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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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京都大賞典 レース回顧
2016/10/13 19:14:00
テーマ: レース回顧
●得意のスローの上がり勝負でキタサンブラックが優勝
 →JRAは有利な1枠1番に入れていた

●2着は内ラチ沿いをロスなく回ったアドマイヤデウス
 →56キロ以下では[5-2-2-0]

●良馬場、スローペースでラブリーデイが3着を確保
 →ベストは2000m。最大目標は天皇賞(秋)

キタサンブラックは2番手からメンバー6位の33.6秒でまとめて後続を完封しレースを制した。ヤマカツライデンが逃げて前半5F62.0秒のスローペース。中盤にラップが12.7-13.0秒と緩み、ラスト3F33.7秒でラップは11.1-11.1-11.5秒。スローの上がり勝負で前残りになった。キタサンブラックはスローペースで上がりをまとめて粘り込むのが勝ちパターンだが、その勝ちパターン通りのレースになり直線であっさり抜け出した。菊花賞は2枠4番、天皇賞(春)は1枠1番、宝塚記念は2枠3番で内枠に入ることが多いが、今回はJRAが1枠1番に入れてきた。京都外回りの重賞は1枠1番に入った馬が大活躍で昨年の京都大賞典を勝ったラブリーデイも1枠1番だった。馬主の北島三郎氏は10月4日が80歳の誕生日で翌日に芸能生活55周年のパーティーが行われた。競馬に八百長はないが、騎手たちは空気を読む。1枠1番に入ったことでキタサンブラックを負かしに行く騎手が誰もいなかった。ただしG1前哨戦のため、各馬とも無理できなかったという面もあるのだろう。武豊騎手はキタサンブラックで天皇賞(春)を勝って以降、芝重賞[0-0-1-16]で17連敗中だったが、G1連敗で39でストップさせたキタサンブラックでまた連敗をストップさせた。今後はジャパンCから有馬記念に向かう予定。デビューから上がり最速は1回のみ。直線の長い東京コースである程度流れると真価が問われる。有馬記念は前に行って速い流れにならなければ勝ち負けできる。

アドマイヤデウスは内ラチ沿いの3番手につけ、メンバー3位の33.4秒でキタサンブラックに迫りクビ差の2着。岩田騎手が内枠を生かして内ラチ沿いで脚をタメたことが功を奏した。暑さに弱い馬で春から夏にかけては走らないが、涼しくなると体調がアップするタイプ。これで京都芝2200~2400mは[1-1-2-0]。馬格はあるが、斤量に敏感な馬で56キロ以下では[5-2-2-0]。昨年連勝した日経新春杯は55キロ、日経賞は56キロだった。昨年の日経賞以来連対がなく、有力馬の中では最も人気薄で6番人気だったが、京都芝2400m、56キロ、内枠と条件が揃っていた。岩田騎手は藤田元騎手にクズ呼ばわりされたり、レース後のコメントを拒否したり、色々あるが、少しずつ調子が戻ってきている。

ラブリーデイは大外枠スタートから3番手につけ、直線でキタサンブラックを追ったが、最後に伸び切れず0.1秒差の3着。上がりはメンバー3位の33.5秒。ルメール騎手がロスを少なくして上手く乗ったが、やはり距離が1F長いのだろう。昨年は1枠1番から内ラチ沿いをロスなく回り、メンバー最速の32.3秒で差し切ったが、今年は大外10番枠だった。馬場が乾いて良に回復し、レースがスローの上がり勝負になり、それほどスタミナが問われなかったことはプラスに働いている。馬体は2キロ増だったが、次走天皇賞(秋)に向けて少し余裕残しの仕上げだった。昨年以降休み明けを除き、芝2000~2200mで良馬場なら[5-0-0-0]。天皇賞(秋)が秋の最大目標になる。

サウンズオブアースは後方からメンバー2位の33.1秒で追い込んで0.2秒差の4着。直線入り口で外に持ち出すロスがあった。スローの上がり勝負で前残りになっただけにMデムーロ騎手が控え過ぎたが、休み明けで馬体が8キロ増えて太めが残っていたため、無理しなかった面もあるのだろう。最終調教は本調子の動きではなかった。芝2400m前後がベストだが、それほどスタミナがないため、速い流れで地力勝負になるより、スローの上がり勝負の方が合っている。流れと馬場に左右される点を考慮する必要がある。

ヤマカツライデンはスローペースで逃げて直線であっさり交わされて0.8秒差の8着。速い上がりを繰り出せないため、スローの上がり勝負では持ち味を生かせないが、池添騎手は敢えてスローの上がり勝負に徹していた。色々と大人の事情があるのだろう。ただしメンバーが揃ったここで無理するよりも惨敗してAR共和国肺で軽ハンデという目論見もあるのだろう。心肺機能が高く、スタミナがある馬。今回の8着で人気が落ちるようなら面白い。

ファタモルガーナは後方から早めに動いたが、直線で伸び切れず0.8秒差の9着。スローペースでレースの上がりが33.7秒では厳しかった。休み明けで馬体が8キロ増えていたが、全体的なバランスが良くなり、春より気配が良くなっていた。8歳馬だが、まだ激走がありそうな雰囲気。AR共和国杯、ステイヤーズSに出走したら注意したい。

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