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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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オールカマー レース展望 【簡易版】
2016-09-21 15:46:00
テーマ: レース展望
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週初めの簡易版レース展望です。

昨年の有馬記念勝ち馬ゴールドアクター、宝塚記念勝ち馬マリアライト、春に中日新聞杯と鳴尾記念を制したサトノノブレス、天皇賞(春)2着馬カレンミロ ティック、函館記念3着馬ツクバアズマオー、昨年のAJCC勝ち馬クリールカイザー、14年のダービー馬ワンアンドオンリーなど。

過去10年で1番人気は[3-3-1-3]で6連対。6~9番人気が4連対、10番人気は連対なし。馬連は8年が10倍台までに収まっているが、最近3年 は70倍、62倍、10倍で中穴決着が多い。昨年はショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルトの牝馬2頭で決着。ショウナンパンドラはジャパンCを制した。

今年はゴールドアクターとマリアライトの一騎打ちムード。ゴールドアクターは中山芝2200~2500m[3-1-0-0]で有馬記念と日経賞を優勝。休 み明けは4戦4勝。日経賞までは好位から抜け出す盤石のレースを続けていた。前走天皇賞(春)で12着に終わったことをどう考えるか。

マリアライトは有馬記念4着、日経賞3着、目黒記念2着、宝塚記念1着と牡馬混合G2以上で一戦ごとに着順を上げ、前走宝塚記念でドゥラメンテ、キタサン ブラックを破ってグランプリホースに輝いた。休み明けは[0-0-3-1]で昨年のオールカマーは5着に負けている。本番前にどこまで仕上げてくるか。

サトノノブレスは前2年のオールカマーで16、10着に終わったが、休み明けは[3-1-0-1]で連対率75%。春の重賞2勝は58キロだったが、今回 は56キロで出走できる。カレンミロティックは成績にムラがあるが、天皇賞(春)2、3着、宝塚記念2着がある。今回は柴田大騎手で積極策か。

ツクバアズマオーは函館記念3着、札幌日経オープン4着。中山芝2000~2500mは[3-2-1-1]。相手なりに走るタイプ。クリールカイザーは中 山芝2200m[2-2-0-2]でAJCC1着がある。ゴールドアクターとマリアライトでガチガチもありえるが、波乱があるとすれば前残りか。

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