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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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【2016年】ローズS 予想の前に知っておきたいこと
2016-09-15 11:53:00
テーマ: レース展望
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今週行われるローズSのレース展望です。
秋華賞トライアル。07年に外回りの芝1800mに変更された。過去10年で1番人気は[5-2-1-2]で7連対。オークスから直行した馬は[4-2-0-1]で堅実。ただし2冠馬アパパネが大幅馬体増で4着に終わったように次の秋華賞が目標のオークス馬は当日の馬体重に注意。

2番人気は[1-2-1-5]で3連対、3番人気は[0-0-2-8]で連対なし。6番人気以下が8連対と多く、最近6年のうち5年で6番人気以下が連対している。最近6年の馬連は73倍、50倍、1.7倍、78倍、210倍、17倍。人気馬と人気薄で中穴以上の決着になることが多い。

距離変更後の連対馬18頭のうち17頭が上がり3Fメンバー3位以内。直線の長い外回りコースで速い上がりを繰り出せないと通用しない。最近3年は前走芝2000mの未勝利戦、500万条件を勝った馬が7、9、15番人気で穴をあけた。ただし今年は前走条件戦勝ち馬が1頭しかいない。

シンハライトは[4-1-0-0]でジュエラーにしか負けていない。前走オークスは後方からメンバー最速タイの33.5秒で差し切り勝ち。直線で斜行しデンコウアンジュの進路を妨害し、池添騎手は2日間騎乗停止。故意の斜行は重大事故に繋がる恐ろしい行為。今の降着、失格基準は「やり得」の状態。

オークスは前半5F59.8秒で前に行った馬に厳しい展開になり、直線で前に行った馬と後ろで脚をタメた馬がゴッソリ入れ替わった。ラスト3Fは11,4-11.5-11.6秒。消耗戦なのに上がりが速い、珍しいレースだった。シンハライトは距離をこなし、厳しい位置から差し切って底力を示した。

過去10年でオークス馬は[2-1-0-4]。太め残りで負ける馬が多いが、シンハライトは仕上がり早の小柄な牝馬。石坂厩舎のジェンティルドンナはローズSで馬体が12キロ増えていたが、ローズS、秋華賞を連勝している。ジュエラーは骨折明け。想定を超える何かがなければ、連対する可能性は高いか。

ジュエラーは[2-2-0-0]で上がりは全てメンバー最速。前走桜花賞は出遅れて後方2番手からメンバー最速の33.0秒で大外から鋭く伸び、シンハライトとの叩き合いをハナ差(2cm)で制した。新馬戦を勝ったときから相馬眼的にG1を勝てる馬と言い続けてきた馬が、やはりG1を制した。

その後はオークスを目指して調整されたが、左前脚の第1指骨の剥離骨折が判明。8月19日から坂路で乗り込んで見た目の仕上がりは悪くないが、中身がどこまで仕上がってくるか。次の秋華賞が目標なだけに骨折明けで無理できない。このあたりをどう考えるか。相馬眼的にエリザベス女王杯も狙える馬。

桜花賞3着馬アットザシーサイド、同5着馬アドマイヤリード、桜花賞&オークス7着のレッドアヴァンセ、アルテミスS勝ち馬デンコウアンジュ、同3着馬クロコスミア、君子蘭賞勝ち馬カイザーバル、チューリップ賞3着馬ラベンダーヴァレイ、スイートピーS2着馬フロムマイハートなど。

アットザシーサイドは桜花賞で中団から伸びて0.3秒差の3着。前走オークス11着は距離が長かったか。距離短縮で変わり身に注意。アドマイヤリードは桜花賞で最後方からメンバー2位の33.2秒で追い込んで0.5秒差の5着。仕上がりの早い小柄な牝馬。ルメール騎手が末脚の切れ味を引き出せれば。

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