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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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毎日杯 レース展望
2023-03-22 22:47:00
テーマ: レース展望
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皐月賞の東上最終便。過去10年で1番人気は[3-3-3-1]で6連対。前走G2、G3は[2-2-2-0]で3着以内を確保。単勝3倍以上は[0-0-2-1]で連対がない。2番人気は[3-2-1-4]で5連対、3番人気は[1-2-2-5]で3連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、7、9番人気。過去5年の馬連は6倍、12倍、3倍、2倍、253倍。昨年は4-9番人気で万馬券が飛び出した。

連対馬15頭が前走4着以内。前走5着以下から連対した5頭は前走重賞5~7着、そのうち4頭が2走前に連対していた。過去5年の連対馬は全て前走3着以内。前走1勝クラスで勝ってきた馬が活躍している。6番人気以下で連対した3頭は道中2~4番手につけていた。昨年は前走芝1800mの未勝利戦を勝った9番人気のベジャールが2番手から2着に粘り込んでいる。穴で6~9番人気の先行タイプを絡めたい。

キングズレインは未勝利、百日草特別を好位から2位の34.7秒、3位の33.7秒で抜け出して2連勝。前走ホープフルSは後方から最速の34.3秒で追い込んで0.2秒差の3着。7枠15番から終始外を回り、4コーナーでジュンツバメガエシが外に膨れたため、さらに外を回るロスがあった。連対した2頭の上がりを0.8秒上回っている。サンデーRで4000万円で募集されたルーラーシップ産駒で母はローズS勝ち馬タッチングスピーチ。手塚厩舎はソールオリエンスが京成杯を優勝。テン乗りの岩田康騎手が騎乗する。

ノッキングポイントは新馬戦を好位から最速の33.2秒で抜け出して3馬身差で圧勝。サウジアラビアRCは0.7秒差の4着、ジュニアCは1.2秒差の6着に終わったが、前走1勝クラスを中団から最速の33.9秒で差し切って1分32秒9の好タイムで快勝。464キロでデビューした馬が一戦ごとに馬体が増えて前走486キロ。サンデーRで4000万円で募集されたモーリス産駒で母はフローラSを勝ち、オークスで2着に入ったチェッキーノ。初の長距離輸送、芝1800mがどう出るか。テン乗りの藤岡佑騎手が騎乗する。

京成杯2着馬オメガリッチマン、前走アルメリア賞を勝ったドットクルー、前走未勝利戦を勝ったアドマイヤイル、前走つばさ賞3着のドクタードリトル、前走セントポーリア賞4着のフェイト、前走若駒S5着のセレンディピティなど伏兵は数多い。オメガリッチマンは京成杯で内ラチ沿いの5番手から直線で外に出すと3位タイの35.0秒で上がって0.4秒差の2着。最低の9番人気で激走した。セレクトセール1760万円のイスラボニータ産駒。前走がフロックでないことを示すか。2戦連続で石川騎手が騎乗する。

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