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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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シリウスS レース展望
2022-09-28 21:51:00
テーマ: レース展望
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3年連続中京ダ1900mで行われる。過去10年で1番人気は[3-1-1-5]で4連対。54~56キロは[2-1-0-1]、57キロ以上は[1-0-1-3]。2番人気は[2-1-2-5]で3連対、3番人気は[1-3-2-4]で4連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、7、7、7、11番人気。過去5年の馬連は271倍、34倍、55倍、35倍、42倍。中穴以上の決着が続いている。

3歳[3-1-0-7]、4歳[3-0-4-17]、5歳[3-4-2-33]、6歳[1-2-4-27]、7歳[0-2-0-19]、8歳以上[0-1-0-14]。5歳馬は3番人気以内なら[3-2-1-4]。7歳以上は未勝利。トップハンデは[0-1-3-11]で1連対のみ。1番人気は[0-0-1-2]で3着止まり。2、3番人気は[0-1-1-1]だが、4番人気以下は[0-0-1-8]で不振。

過去10年でノーザンF生産馬は[1-5-1-7]で2番人気が勝ち、1、2、3、5、7番人気が2着、3番人気が3着。3着以内に入った7頭のうち6頭が5番人気以内。ジュンライトボルト、バーデンヴァイラーが該当する。社台F生産馬は[1-0-1-12]、社台白老F生産馬は[0-0-0-2]だが、今年は出走馬がいない。社台の馬はバーデンヴァイラーのみ。ハンデG3で社台の馬はそれほど活躍していない。

バーデンヴァイラーはダート[6-0-1-1]でアンタレスSは4番手から失速して15着に終わったが、マーキュリーCを中団から差し切って重賞初制覇。差すレースで脚質の幅を広げている。BCディスタフを勝ったマルシュロレーヌの半弟でドゥラメンテ産駒。初めての57キロがどう出るか。今年の重賞で福永騎手は1番人気では[0-1-1-5]で未勝利。5月以降の重賞では[0-1-2-16]で1連対のみ。

ハヤブサナンデクンは中京ダート[3-2-0-0]で前走三宮Sを4番手から抜け出して1分50秒0で6馬身差で圧勝。2着ニューモニュメントは次走ジュライSを制した。中京ダ1900mは[1-1-0-0]で瀬戸S(3勝C)を1分58秒8(稍重)で勝っている。雅Sではグロリアムンディ(アンタレスS2着)に半馬身差の2着がある。ハンデは前走より1キロ増の56キロ。福永騎手から吉田隼騎手に乗り替わる。

レパードS3着馬ハピ、中京の東海S&平安S勝ち馬オーヴェルニュ、JDD3着馬ブリッツファング、エルムS2着馬ウェルドーン、BSN賞勝ち馬ジュンライトボルト、青竜S勝ち馬ハセドン、昨年のシリウスS勝ち馬サンライズホープ、平安S2着馬ケイアイパープル、プロキオンS勝ち馬ゲンパチルシファー、同3着馬サクラアリュールなど。週末は晴れる予報。中京で行われた過去2年と同様に良馬場でのレースになりそうだ。

ハピはダート[3-0-1-1]でJDDは4着、レパードSは3着に終わった。中京ダートは2戦2勝。3歳牡馬でハンデは53キロ。テン乗りの横山典騎手が騎乗する。後方ポツンか。オーヴェルニュは中京ダート[3-1-0-2]で稍重以上では[3-0-0-0]、良馬場では[0-1-0-2]。トップハンデ58キロを背負うが、21年の平安Sを58キロで勝っている。今年の東海S2着時に騎乗した団野騎手が騎乗する。

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