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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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アイビスSD レース回顧
2022-08-03 22:36:00
テーマ: レース回顧
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ビリーバーは8枠16番スタートから外ラチ沿いの後方を進み、メンバー2位の32.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは54秒4。シンシティが逃げて前半3F32.3秒、レースのラップは11.8-10.0-10.5-10.7-11.4秒。韋駄天S4、3、2着馬がワンツースリーを決めた。ビリーバーは外ラチ沿いを手応え良く進み、ラスト1Fでシンシティの外に出すと強烈な末脚を繰り出して一気に抜け出した。内枠の馬が内に進路を取ったことで例年より外に馬が集中せず、スムーズに捌くことができたことがプラスに働いたが、直線1000mでキャリアを積んできた杉原騎手がかなり上手く乗っている。

20年のアイビスSDで3着に入った7歳牝馬が45戦目で重賞初制覇。12年目の杉原騎手、29年目の石毛厩舎、馬主のミルファーム、種牡馬モンテロッソも重賞初制覇となった。杉原騎手は藤沢和雄厩舎が定年で3月1日にフリーになっている。ミルファームは直線1000m戦で多頭出しするなど、かなり拘って使ってきたが、ようやく実を結んだ。ビリーバーは2分の1の抽選に通って出走に漕ぎつけ、8枠16番の好枠に入っていた。土曜の新潟ジャンプSはホッコーメヴィウスが勝ち、21年目の黒岩悠騎手が重賞初制覇を飾った。今夏は重賞初制覇がトレンドになるかもしれない。

シンシティはスタートを決めてハナを切り、メンバー5位の32.7秒で上がって0.1秒差の2着。前走韋駄天Sは3枠5番で外に出すまでロスがあったが、今回は8枠17番からスムーズにハナを切ることができた。スタートが速く、テンのダッシュ力に優れた馬。富田騎手がスタートを決めて持ち味を引き出した。これで直線1000mは[0-1-1-0]、ダ1000mは[2-0-0-0]。1000m戦では馬券圏内を確保している。6年目の富田騎手は重賞[0-1-0-24]で初めて馬券圏内に入った。

ロードベイリーフは3枠5番スタートから後方2番手を進み、メンバー最速の32.0秒で上がって0.2秒差の3着。スタート後少ししてから西村騎手が一気に外に出して後方2番手で脚をタメ、ラスト1Fから強烈な末脚を繰り出した。2走前の韋駄天Sでは後方から3位タイの32.2秒で上がって2着に突っ込んでいる。8枠の馬が1、2、4着に入ったことを考えると3枠5番からよく走っている。ロードベイリーフはゴール前の混戦に強いタイプ。14番人気で激走したが、こういうタイプは何度も穴をあけるので注意したい。

オールアットワンスは2枠3番から内に進路を取り、メンバー6位タイの32.8秒で上がって0.6秒差の6着。昨年のアイビスSDは51キロ、14番枠で54秒2で走って勝ったが、今年は3キロ重い54キロ、3番枠で55秒0で走って6着。予想通り馬群が内と外に分かれて2極化したが、スティクスがいて内ラチを頼れなかったことも微妙に影響したか。内を走った馬は5着スティクスが最高だったが、JRAが外枠有利を何らかの形で是正に動けば、今後は馬群が2極化するのが当たり前になりそうだ。オールアットワンスはハンデ戦で斤量が軽くなったら要注意。

ヴェントヴォーチェは外めの7番手につけ、メンバー8位タイの33.1秒で上がって0.8秒差の9着。ラスト300mで福永騎手が馬群に突っ込もうとしたが、馬が嫌がって突っ込んで行かなかった。最後に馬群がバラけてからは伸びている。馬込みを嫌がるのなら先行する手もあったが、前半3F32.3秒で前に行くほどのスピードはないか。春雷Sを1分6秒8の好タイムで3馬身差で圧勝した馬。重賞で勝ち負けできる力はありそうだが、噛み合わないレースが続いている。

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