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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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宝塚記念 相馬眼予想
2019-06-23 12:42:00  (最終更新日時:2019-06-23 16:26:58)
テーマ: 重賞予想・厳選予想

<予想結果>

阪神11R 宝塚記念
○リスグラシュー 1着
穴▲スワーヴリチャード 3着(6人)
△キセキ 2着

馬連970円的中!(7点)
3連複2,720円的中!(10点)
3連単14,560円的中!(36点)

大外枠から2番手につけたリスグラシューがメンバー最速の35.2秒で抜け出して2分10秒8の好タイムで3馬身差で圧勝。2着は前半5F60.0秒のマイペースで逃げてメンバー3位の35.8秒でまとめたキセキ。3着は4番手からメンバー2位の35.7秒で上がったスワーヴリチャード。

道中ラップの落ち込みが少なく、緩急のあるラップでスタミナが問われる展開になり、リスグラシューが3馬身差で圧勝。香港ヴァーズ2着、クイーンエリザベス2世C3着がダテではないことを示した。2番手から抜け出してキセキに3馬身差をつけたのは衝撃的。アーモンドアイとの対決が楽しみになりました。

<有料版競馬道場 パドック診断>

4頭に絞り込んで予想よりもキセキの評価をアップ。3連単は12点を重視してきっちり万馬券を的中することができました。

阪神11R 宝塚記念

○6+:2番レイデオロ 12番リスグラシュー ▲6:1番キセキ △5+:11番スワーヴリチャード

レイデオロ・ドバイ遠征明けでも馬体の張りが良く上々の仕上がり・頭を小刻みに振っているところが少し気になるが前走のように掛かってハナを切るようなことがなければ。リスグラシュー香港遠征明けも馬体細化なく仕上がりいい・気合乗り良く力を出せる状態に仕上がっている・前&内が有利な展開になったときに外から早めに動いて直線でひと脚使えれば。キセキ元々良く見せるタイプだが馬体の張りが良く気配目立つ・天皇賞(秋)を使わずここを目標にきっちり仕上げてきた・過去10年で逃げ馬は連対ないがこのデキなら連対してもおかしくない。スワーヴリチャード中山記念と馬体重は同じだが成長分もあり太くはない・ドバイ遠征明けでも落ち着きがあるのはいい・末脚の持続力があるためMデムーロ騎手が展開を見ながら動くポイントを間違えなければ。

馬券は馬連4頭ボックスの6点。馬単・ワイド2=12も買う。3連複は4頭ボックスの4点。3連単は4頭ボックスの24点。レイデオロ、リスグラシューを1着にした12点を重視したい。

<有料版競馬道場 調教診断>

調教診断1位評価のリスグラシューが勝ちました。香港遠征してドバイ組より厳しいローテーションでしたが、仕上がりが絶好でした。タフな牝馬ですね。

★リスグラシュー 1着(1位評価)
栗坂で2頭併せで馬なりのまま先着。馬の後ろで我慢させ、力強い脚捌きで楽々と先着。馬体を大きく見せ、動き、気配とも目立つ。香港遠征明けもきっちり仕上がる。

★キセキ 2着(3位評価)
栗CWで馬なり調教。1週前に栗CWで追って直前は余力残し。馬体の張りが良く、前向きさもある。少し間隔空いたが、前走と同じように動いている。デキは安定。

★スワーヴリチャード 3着(5位評価)
栗芝で馬なり調教。ドバイ遠征明けでも馬体を大きく見せ、動き、気配は悪くない。少し馬体がボリュームアップした。中間は全て馬なりだが、まずまず仕上がる。

<予想コメント>(抜粋)

阪神は晴れ、芝ダートとも良馬場。土曜の京橋特別(芝2000m)は前半5F61.0秒のスロペースで3番手から最速の35.2秒で抜け出したシフルマンが2分00秒7で優勝。内回りは流れが緩むと前が残りやすい。垂水S(芝外1800m)は前半5F57.3秒で後方から2位の34.7秒で外から差したアイスストームが1分45秒1で優勝。ハイペースで追い込み馬が上位を独占。流れが速くなると差し追い込みが決まる。

週中は雨が降る予報が出ていたが、日曜は雨は降らない予報で良馬場でのレースになりそう。馬場が渋らなかったことで波乱度は少し低くなったのではないか。先週は稍重で時計、上がりが掛かっていたが、良馬場に回復したことで時計、上がりとも先週より速くなった。今春の京都のような高速馬場ではないが、流れれば2分11秒台での決着になりそうだ。少しタフな馬場をこなす馬で末脚がしっかりした馬を重視したい。

次に展開だが、逃げるのはキセキ。好位にスティッフェリオ、アルアイン、レイデオロ、ノーブルマーズ、中団にリスグラシュー、スワーヴリチャード、クリンチャー、後方からマカヒキ、エタリオウ、タツゴウゲキ、ショウナンバッハといった展開。キセキは昨秋G13戦で逃げて前半5Fは59.4秒、59.9秒、60.7秒。大阪杯は2番手で前半5F61.3秒。前半はそれほど飛ばさず、道中ラップを落とさないのがパターン。

過去5年の前半5Fと連対馬の脚質は、62.4秒(先行-先行)、62.5秒(2番手-追込)、59.1秒(稍重)(追込-追込)、60.6秒(稍重)(差しー差し)、59.4秒(稍重)(差し・内捲り-追込)。前半5F62秒台のスローになった2年は先行馬が優勝。稍重で行われた前3年はメンバー1、2位の上がりを繰り出した差し追い込み馬で決着。タフな馬場でラスト1Fが12秒台に落ちるため、差し追い込みが決まりやすい。

阪神芝2200mは最初の直線が長いため、スピードに乗りやすい。内回りで最後の直線が短いため、有力馬は早めに動いて勝ちに行く傾向がある。過去10年の連対馬の脚質は逃げ0先行9、差し2追込9。逃げ馬は[0-0-2-8]。先行馬と追い込み馬の連対が多い。過去10年で最速上がりを繰り出した馬は[6-5-0-0]。最後にラップが落ちるため、最速上がりを繰り出した馬が必ず連対圏に突っ込んでいる。

今年、芝2000m以上の古馬G1、G2は日経新春杯、AJC杯、京都記念、金鯱賞、阪神大賞典、日経賞、大阪杯、天皇賞(春)、目黒記念が行われたが、勝ち馬が出走してきたのは大阪杯のアルアインしかいない。2着馬はリスグラシュー(金鯱賞)、エタリオウ(日経賞)、キセキ(大阪杯)の3頭。さらに宝塚記念で時々激走がある安田記念、鳴尾記念の勝ち馬の出走もない。

4歳馬はエタリオウ(菊花賞2着)しかおらず、G1馬は牡馬3冠のエポカドーロ、ワグネリアン、フィエールマン、牝馬3冠のアーモンドアイ、有馬記念勝ち馬ブラストワンピースの出走はない。昨年の芝2000m以上の古馬G1を勝った馬は、スワーヴリチャード(大阪杯)、レイデオロ(天皇賞(秋))、リスグラシュー(エリザベス女王杯)の3頭。2着はキセキ(ジャパンC)、レイデオロ(有馬記念)、リスグラシュー(香港ヴァーズ)の3頭。

今春に海外遠征した馬は、スワーヴリチャード(ドバイシーマC3着)、レイデオロ(ドバイシーマC6着)、リスグラシュー(クイーンエリザベス2世C3着)でこの3頭は昨年芝2000m以上の古馬G1を勝った馬だった。今春のG1、G2を勝った馬がアルアインしかいないのは、この3頭が海外遠征したこともあるのではないか。リスグラシューは金鯱賞でダノンプレミアムの2着に入ったが、5着アルアインは次走大阪杯を制している。

アルアインは昨年秋以降、オールカマー、天皇賞(秋)でレイデオロに負けている。昨年の大阪杯ではスワーヴリチャードに負けている。アルアインは大阪杯を勝ったが、今春に海外遠征した3頭は出走していなかった。ただし天皇賞(秋)で負けたキセキには先着している。過去10年で前走海外に出走した日本馬は[0-2-1-12]でルーラーシップ(2人)とドゥラメンテ(1人)が2着。1、2番人気なら[0-2-1-0]で3着以内を確保している。

今年は海外遠征した3頭がデータを破って勝てるのかどうか、過去10年で連対がないキセキが逃げて連対できるのかどうか、大阪杯を勝ったアルアインが負け続けている海外遠征組3頭に先着できるのかどうかが焦点。58キロを背負って勝っている馬はレイデオロ(天皇賞(秋))しかいない。牝馬で56キロを背負って勝っている馬はリスグラシュー(エリザベス女王杯)。58キロで3着がある馬は、クリンチャー(天皇賞(春)、スワーヴリチャード(安田記念)、ノーブルマーズ(宝塚記念)、キセキ(毎日王冠、天皇賞(秋)。

キセキは飛びが大きくノビノビと走らせたいため、1枠1番に入ったことでハナを切らざるをえなくなった。スタートを決めてハナに行けば他馬は競りかけず同調する。スタートで少し押して勢いがつき過ぎるようなことがなければ、前半5Fは59~60秒くらいか。道中ラップを落とさずに持久力勝負に持ち込んで粘り込むのが好走パターン。タフな馬場でラップは極端に速くならないが、高速ラップの持続力が問われる。

2枠2番に入った1番人気のレイデオロは、ルメール騎手が好位につけてキセキをマークしながら進み、直線で交わすレースをするのではないか。レイデオロは、キセキに神戸新聞杯、天皇賞(秋)、有馬記念で勝っており3戦3勝。キセキはレイデオロが隣枠に入り、好位でマークされるのは嫌な展開か。2頭でガチガチの決着もありえるが、レイデオロが早めにキセキを交わすと差し馬の突っ込みがあるのではないか。

リスグラシューは昨秋以降、外国人騎手が騎乗してから[1-3-1-0]3着以内を確保。昨年のエリザベス女王杯を56キロを背負ってメンバー最速の33.8秒で外から差し切って2分13秒1で勝っている。香港ヴァーズ(芝2400m)はエグザルタントにクビ差の2着、金鯱賞はダノンプレミアムに0.2秒差の2着、クイーンエリザベス2世Cはウインブライト(G1馬が揃った中山記念1着)に0.1秒差の3着。2着エグザルタントは前年の香港ヴァーズ勝ち馬、4着グロリアスフォーエバーは前年の香港カップ勝ち馬。

芝200m以上で牡馬相手に勝ってはいないが、昨年秋の府中牝馬Sで馬体が12キロ増えて本格化してから牡馬が相手でも崩れなくなっている。渋った馬場では[0-4-0-0](全てG1、G2)で牝馬でもタフな馬場を苦にしない。阪神芝は[1-2-3-0]で3着以内を確保。2歳時から活躍した馬が4歳秋に本格化したのは奥手のハーツクライ血が覚醒したのだろう。少しズブい馬で外国人騎手が合うタイプ。テン乗りでもレーン騎手はプラスに働く。過去10年で8枠は6勝。上がりの掛かる展開になると外から差し切りがある。

穴はスワーヴリチャード。昨年の大阪杯を後方から捲って1分58秒2で勝っている。好位の内につけた3着アルアインを相手にしなかった。その後は安田記念3着、天皇賞(秋)10着、ジャパンC3着、中山記念4着、ドバイシーマC3着で勝ち切れないレースが続いているが、安田記念は距離不足、天皇賞(秋)は出遅れ、ジャパンCは超高速決着、中山記念は距離不足&太め残りと全て敗因がある。ドバイシーマCは2着シャヴァルグランに半馬身差の3着。海外遠征でタフなレースになったが、大崩れしなかったことを評価したい。

今回は芝2200m、[2-1-0-0]の阪神、高速過ぎない馬場、Mデムーロ騎手と激走の条件が揃った。左回り[3-2-2-1]、右回り[2-1-0-3]だが、昨年の大阪杯を見る限り、右回りでも問題ない。むしろラップが速くなり過ぎる東京コースより、右回りでも時計、上がりの掛かる阪神の方が合っているのではないか。外枠に入ったが、昨年の大阪杯は8枠15番だった。リスグラシューと同じ奥手のハーツクライ産駒。近走善戦止まりで人気が落ちたが、地力&スタミナが問われるレースになると一発の可能性がある。

キセキは昨年秋以降、天皇賞(秋)3着、ジャパンC2着、有馬記念5着、大阪杯2着と善戦を続けている。有馬記念は5着に負けたが、4戦連続の関東への輸送で厳しい条件だった。今回は大阪杯2着の後、天皇賞(春)を使わずに(キタサンブラックが宝塚記念で惨敗したことを考慮)宝塚記念に備えてきた。1枠1番からハナを切ってマイペースで進められれば簡単には止まらない。社台のアルアイン、レイデオロが何らかの理由で早めに動けない展開になると粘り込みもあるが、坂のある阪神、中山では少し詰めが甘くなる傾向がある。

◎レイデオロ
○リスグラシュー 1着
穴▲スワーヴリチャード 3着(6人)
△キセキ 2着
注アルアイン

馬連970円的中!(7点)
3連複2,720円的中!(10点)
3連単14,560円的中!(36点)

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買い目は馬単4点、ワイド2点、馬連7点、3連複10点、3連単36点。

予想コメントはいつも通りG1仕様で長文で詳しく解説しました。

今年、芝2000m以上の古馬G1、G2は日経新春杯、AJC杯、
京都記念、金鯱賞、阪神大賞典、日経賞、大阪杯、天皇賞(春)、
目黒記念が行われたが、勝ち馬は大阪杯のアルアインしかいない。

今年は12頭中6頭がG1馬だが、社台は3冠牝馬アーモンドアイ、
天皇賞馬フィエールマンを出走させなかったのはなぜか?

過去10年で前走海外に出走した日本馬は[0-2-1-12]。
ドバイ、香港に遠征した馬がデータを破れるのかどうか?

相馬眼的に本命◎、対抗○、穴馬▲の3頭で決着するとみています。

3連単は36点買いにしましたが、◎○▲ボックスの6点に
多く配分して回収率アップを狙います。

個人的には馬単・馬連・ワイド◎=○▲が激アツ!!!!


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