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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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ニュージーランドT 相馬眼予想
2019-04-06 12:26:00  (最終更新日時:2019-04-06 16:17:52)
テーマ: 重賞予想・厳選予想

<予想結果>

中山11R ニュージーランドT
◎ヴィッテルスバッハ 3着
穴○ワイドファラオ 1着(4人気)
△メイショウショウブ 2着

馬連2,770円的中!(7点)
ワイド990円的中!(2点)本線
3連複4,540円的中!(10点)
3連単29,230円的中!(36点)

<予想コメント>

中山は晴れ、芝ダートとも良馬場。今週もBコースで行われる。先週のダービー卿CTは前半5F56.5秒のハイペースで3番手から早めに抜け出したフィアーノロマーノが1分31秒7で優勝。2、3着は中団から差したプリモシーン、マイスタイル。1、3着馬は大幅に持ちタイムを詰めている。この時期は芝が回復し、時計が速くなりやすい。今年の例年よりメンバーレベルが低い。中山マイルだけに枠順にも左右されそうだ。

次に展開だが、逃げるのはメイショウショウブか。好位にダイシンインディー、ワイドファラオ、ココフィーユ、コスモカレンドゥラ、アフランシール、グラナタス、中団にアガラス、カルリーノ、ヴィッテルスバッハ、ホープフルサイン、ショーヒデキラ、後方からミッキーブラック、アンクルテイオウといった展開。横山典騎手のメイショウショウブが逃げれば競り合う騎手はおらず、流れは速くならない。平均から緩い流れか。

過去5年の前半5Fと連対馬の脚質は、57.6秒(追込-差し)、59.0秒(稍重)(差し-追込)、58.7秒(差し-追込)、60.7秒(稍重)(好位-逃げ)、59.1秒(追込-差し)。稍重の17年は流れが緩んで前残りになったが、それ以外は差し追い込み馬しか連対していない。ただし今年は流れが緩みそうな雰囲気。今の中山は時計、上がりが速いだけに流れが緩むと前残りもありえる。

今年は重賞勝ち馬がおらず、2着はメイショウショウブ(デイリー杯2歳S)、アラガス(東スポ杯2歳)の2頭のみ。OP特別を勝った馬はミッキーブラック(芙蓉S)しかいない。この3頭は前走9、7、8着に惨敗している。OP実績馬が巻き返すことが多いレースだが、3頭とも中山芝1600mは初めて。レベルの高い東スポ杯2歳S2着のアラガスはルメール騎手で変わり身が見込めるが、外枠がどう出るか。

過去10年で前走未勝利戦に出走した馬は1頭しかいないが、今年は2頭が出走している。これはメンバーが集まらず、レベルが低いことを示しているのではないか。過去10年で前走重賞に出走した馬が9勝を挙げているが、今年は前走500万、未勝利戦に出走した馬にもチャンスがある。中山芝1600mは基本的に内枠が有利。レベルの低いメンバーでは枠順の有利不利が大きくなりやすい。内枠に入った馬に注意したい。

前走500万条件を勝ったヴィッテルスバッハを狙う。休み明けを除き芝1600mは[2-0-0-0]で上がりは最速。中山芝1600mでは未勝利戦を中団から差し切って1分36秒2(稍重)で楽勝したが、ラスト3Fは11.9-11.8-11.5秒で尻上がりだった。前走東京芝1600mの500万条件は出遅れて勝負どころで外から早めに上がってメンバー最速の32.9秒で差し切り1分35秒6で優勝。

前半5F61.8秒のスローペースで前が残る展開だったが、出遅れて後方から大外を捲り、メンバー最速の32.9秒で差し切ったことを評価したい。ルーラーシップ産駒で高速ラップの持続力が優れている。テン乗りの戸崎騎手は不安だが、いい脚を長く使えるため、多少ロスがあっても勝ち負けに持ち込める。内枠スタートから内をロスなく回って脚をタメ、勝負どころで外に出せれば重賞初制覇がある。

穴はワイドファラオ。デビューから芝1600mを使われ[1-2-0-0]。新馬、未勝利戦は2着に負けたが、3着に2馬身、3馬身半差をつけていた。未勝利戦で負けたマイネルウィルトスはマイネルフラップ(シンザン記念2着)、エメラルファイト(スプリングS1着)の2着がある。今年のメンバーなら通用するのではないか。前走好位に控えて抜け出して勝ったことも好印象。休み明けでも仕上がりが良く、馬体の造りが目立っている。1枠1番からロスなく回って直線で少し外に持ち出して捌ければ一発がある。

アガラスはメンバーレベルの高かった東スポ杯2歳Sで2着があり、このメンバーならまともに走ればあっさりがあってもおかしくない。前走きさらぎ賞は折り合いを欠き、直線でもスムーズさを欠いて7着に終わったが、休み明けで京都に輸送し馬体が12キロ増えていた。陣営はテン乗りの戸崎騎手ということを考慮して仕上げていなかったのではないか。今回は2度騎乗しているルメール騎手。外枠がカギも変わり身に注意。

デイリー杯2歳Sでアドマイヤマーズに0.1秒差の2着があるメイショウショウブ、中山芝1600m[0-1-2-1]でOPのジュニアCで1分33秒8で走ってクビ差の2着があるカルリーノを押さえる。メイショウショウブは前走チューリップ賞9着は休み明けで出遅れて早めに動いたことが影響している。横山典騎手がスローで逃げればしぶとさを発揮する。カルリーノは相手なりに走るタイプ。連闘と外枠がカギ。

本命ヴィッテルスバッハ、対抗(穴)ワイドファラオ、準対抗アガラス、押さえメイショウショウブ、カルリーノ。

馬券は馬単・馬連・ワイド◎=○▲を本線に馬連◎-△注、○-▲△注が押さえ。3連複は5頭ボックスの10点。3連単はフォーメーション◎○▲→◎○▲△注→◎○▲△注の36点。

◎ヴィッテルスバッハ
○ワイドファラオ
▲アガラス
△メイショウショウブ
注カルリーノ

<有料版-調教診断>

★ワイドファラオ 1着
栗坂で2頭併せで軽く仕掛けられて併入。並ばれても最後まで余裕があった。大型馬で全体的に馬体がしっかりしている。久々も上々の仕上がり。

★メイショウショウブ 2着
栗坂で強めに追われた。キビキビとしたフットワークでラスト11秒台。1週前に栗CWで一杯に追っている。ひと叩きされて若干良化。

★ヴィッテルスバッハ 3着
南Wで2頭併せで馬なりのまま併入。首を使って軽快なフットワークで動いている。動きに派手さはないが、前走勝ったデキをキープ。

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買い目は馬単4点、ワイド2点、馬連7点、3連複10点、3連単36点。

今年は例年よりメンバーレベルが低く、かなり人気が割れている。

重賞2着馬2頭、OP特別勝ち馬1頭は全て前走惨敗している。

レベルの低いメンバーで何が起こるか。そこにポイントがある。

穴馬○を1着に入れて高配当を狙いました。

個人的には馬単・馬連・ワイド◎=○が激アツ!!!!

馬券的に妙味があります。勝ったら高級焼肉ですね!


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