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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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きさらぎ賞 レース回顧
2018-02-08 18:50:00
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サトノフェイバーはハナを切って前半3F36.8秒、5F61.3秒のスローペースに落とし、メンバー3位の35.4秒で上がって、最後はグローリーヴェイズの追撃をハナ差振り切った。勝ちタイムは1分49秒8。スローを察知したMデムーロ騎手のグローリーウェイズに早めに来られたが、最後は地力で凌ぎ切った。単調な逃げ馬ではなく、大型馬でも運動神経が良く直線でギアチャンジできるタイプ。やはり直線の長い外回りコースでも問題なかった。きさらぎ賞でキャリア1戦の馬は勝ったことがなかったが、データを破って優勝。ただし今年は2勝馬がおらず、全馬1勝馬だった。古川騎手は東海Sのテイエムジンソクに続き今年重賞2勝目。南井厩舎は今年6勝でリーディング3位と絶好調。今後はスプリングSから皐月賞に向かうことになりそうだ。

グローリーヴェイズは出遅れたが、外を回って2番手に押し上げ、メンバー2位の35.3秒でまとめてハナ差の2着。Mデムーロ騎手がスローペースを察知して早めに動いて持ってきた。道中のロスを考えると強いレースをしている。最初から前に行っていれば、勝っていたかもしれない。小柄な関東馬が京都に輸送してプラス8キロ。馬体が増えたのはいい傾向で少しずつ実の入りが良くなっている。まだ精神的に危うい面があるが、これから心身ともに成長すれば、重賞戦線で活躍できそうだ。ただし小柄な面が解消されないと馬場など条件がつくかもしれない。

ラセットは中団の後ろからメンバー最速の35.2秒で伸びて0.4秒差の3着。距離1800mをこなして4戦連続で最速上がりを繰り出した。スローの上がり勝負で上位2頭とは位置取りの差が出たが、最速上がりを繰り出したように末脚はしっかりしている。今後に向けてまずは自己条件を勝って賞金を加算したい。

カツジは3番手から伸び切れず0.8秒差の5着。上がりはメンバー8位の36.0秒。デイリー杯2歳S2着馬で唯一の重賞連対馬だったが、休み明けで馬体が14キロ増えており、かつ道中掛かっていた。母は短距離馬メリッサ。1800mをこなせないことはないが、体型的に適性はマイル以下なのだろう。

ダノンマジェスティは好位につけたが、直線で全く伸びず1.4秒差の9着。新馬戦をメンバー最速の33.0秒で差し切ったアルアインの全弟が1番人気に支持されたが、道中掛かり、直線でスムーズさを欠いて自滅。乗り難しい馬に松若騎手。荷が重かったか。次走は内田博騎手で大寒桜賞に向かうことになった。



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