事後公開します。
■調教診断
■[6+/]スズカデヴィアス 2着
栗坂で強めに追われた。キビキビとしたフットワークで最後まで確かな脚色。活気があり、いつも通り動いている。一度使って若干良化。
■有力馬診断
■[6+]スズカデヴィアス 2着
15年の京都記念で逃げてラブリーデイにハナ差の2着に粘り、キズナを完封した馬。その後は大不振に陥ったが、今年1月の白富士Sを好位から抜け出して勝ち、復調してきた。クビ差の2着サクラアンプルールは札幌記念を制している。金鯱賞は中団からメンバー2位タイの34.6秒で伸びて0.2秒差の3着。勝ったヤマカツエースは大阪杯で3着に入った。鳴尾記念は後方からメンバー2位の33.7秒で伸びて0.3秒差の4着。前半5F61.6秒のスローペースで前残りになり届かなかったが、最後はいい脚を使っていた。七夕賞は最後方からメンバー最速の35.6秒で追い込んで0.4秒差の4着。騎乗した横山典騎手は「夏バテしている。今日は暑くてかわいそうだった」とコメント。4~9月は[0-0-0-9]で暑さに弱いタイプ。
10~12月は[1-0-1-7]、1~3月は[3-1-1-4]で気温が下がる1、2月に好走が多い。今年は例年より気温が速く下がったため、そろそろ稼働期に入るのではなないか。前走オクトーバーSは5番手からしぶとく伸びて0.4秒差の3着。休み明け、重馬場、57キロを背負って上々の内容だった。今回は11月に入り、叩き2戦目、七夕賞4着の実績がある福島芝2000m、56キロと条件が揃った。シュタルケ騎手は皐月賞14着時に騎乗しており、2度目の騎乗となる。新馬戦を除き、G3以下の芝2000mでは1、1、4、4、3着で堅実に走っている。橋田厩舎は昨年7勝で不振だったが、今年は19勝を挙げ、秋華賞をディアドラで制した今勢いのある厩舎。サンマルティンより前で進めてアドバンテージを獲れれば面白い。
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調教診断は6頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。