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競馬サイト「WAKUWAKU競馬道場」(1999年~)の主宰。2002年から笠倉出版「競馬大予言」の「重賞データ1本釣り」を連載中。著書は「重賞を勝つための極意」など。

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札幌記念 レース展望
2017-08-16 18:35:00  (最終更新日時:2017-08-17 19:56:52)
テーマ: レース展望
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8月20日(日)に行われる札幌記念のレース展望です。

過去10年で1番人気は[2-5-0-3]で7連対。単勝1倍台は[0-4-0-0]、2倍台は[1-1-0-2]、3倍台は[1-0-0-0]、4倍以上は[0-0-0-1]。5歳馬は[2-4-0-0]で連対率100%。2番人気は[2-0-2-6]で2連対、3番人気は[0-0-2-8]で連対なし。6~9番人気は3連対、10番人気は1連対。最近5年の馬連は9倍、42倍、4倍、140倍、13倍で堅いか波乱両極端。本命を押さえながら人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

年齢別では3歳[1-1-1-8]、4歳[4-2-2-22]、5歳[3-4-4-30]、6歳[2-1-1-25]、7歳以上[0-2-2-32]で4、5歳馬が活躍している。4歳馬は4番人気以内[1-0-1-8]で1連対のみ。5~7番人気[3-1-0-6]で4連対。穴で5~7番人気の4歳馬に注意。5歳馬は1番人気[2-4-0-0]、2番人気以下[1-0-4-30]で2番人気以下は3着が多い。6番人気以下で連対した4頭は全て関西馬。穴で好位差しタイプの関西馬に注意。

ヤマカツエースは芝2000m[4-0-2-4]で福島記念、中山記念、金鯱賞(2回)を勝っている。昨年暮れは有馬記念で0.3秒差の4着に入り、今年は金鯱賞を勝ち、大阪杯で0.2秒差の3着に入った。15年に距離を延ばしてから着実にパフォーマンスを引き上げ、G1で通用するレベルに到達している。札幌記念は15年が中団からメンバー4位の35.5秒で伸びて0.1秒差の4着、昨年が好位からメンバー5位タイの37.1秒で伸びて0.7秒差の5着。今年はG1馬の出走がなく、例年ほどメンバーレベルは高くない。休み明けは[1-0-1-3]、7~9月は[1-1-1-3]。休み明けでどこまで仕上げてくるか。

エアスピネルは昨年のクラシックで皐月賞4着、ダービー4着、菊花賞3着。今年はマイル路線を進み、京都金杯1着、東京新聞杯3着、マイラーズC2着、安田記念5着。前走安田記念は後方3番手からメンバー2位の33.6秒で追い込んで0.2秒差の5着。直線で前が壁になって追い出しが遅れるロスがあった。芝2000mでは弥生賞が0.3秒差の3着、皐月賞が1分58秒4で走って0.5秒差の4着。デビューから全て武豊騎手が騎乗してきたが、今回はルメール騎手に乗り替わる。母エアメサイアは秋華賞馬、祖母エアデジャヴーはオークス2着馬。マイルでも折り合いが難しいが、芝2000mが得意なルメール騎手で一変に注意。

前走福島テレビオープンを勝ったマウントロブソン、昨年のジャパンC2着馬サウンズオブアース、金鯱賞2着馬ロードヴァンドール、昨年の函館記念勝ち馬マイネルミラノ、中山金杯勝ち馬ツクバアズマオー、前走函館記念2着のタマモベストプレイ、同4着のアングライフェン、中山記念2着馬サクラアンプルールなど。マウントロブソンはスプリングSを勝った後、G1、G2で6、7、7、7、着に終わったが、復帰戦の福島テレビオープンを好位からメンバー2位の34.0秒で差し切って優勝。芝2000mは[2-2-0-1]で距離は守備範囲。母はクロフネの半妹ミスパスカリ。ネオリアリズムが回避したため、モレイラ騎手が騎乗する。

サウンズオブアースはG2[0-4-0-2]、G1[0-3-0-6]。3歳5月以降は全て芝2200m以上を使われているが、芝2000mは[2-0-1-1]で未勝利&500万条件1着、若葉S3着がある。ドバイ遠征明け、距離2000m、小回りコースと課題は多い。テン乗りの横山典騎手が騎乗する。ロードヴァンドールは芝2000m[3-3-2-2]、G2以下、良&稍重なら[3-3-2-0]で複勝率100%。2走前の金鯱賞は逃げてヤマカツエースに0.2秒差の2着。マイネルミラノとの兼ね合いがカギになるが、太宰騎手が逃げに拘りそうな雰囲気。太宰騎手は12年の札幌記念をフミノイマージンで勝っている。

★先週の予想結果

◆有料版競馬道場(競馬アナリストGM)
エルムS 馬連850円、新潟日報賞 馬連1,210円など的中!

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