事後公開します。
■調教診断
■[6+-]サンマルティン 2着
小倉ダートで馬なり調教。落ち着きがあり、気分良さそうに走っていた。少し間隔が空いたが、馬体の張りが良く、きっちり仕上がった。
■[6+-]タツゴウゲキ 1着
栗CWで馬なり調教。いつものように気合乗りが良く、大きなストライドでラスト11秒台。前走福島に遠征したが、デキ落ちはなさそう。
■[6+-]フェルメッツァ 3着(穴馬)
栗坂で一杯に追われた。少し荒々しさがあるが、しっかりとした脚捌きで動いている。前走福島に遠征したが、馬は元気でデキ落ちはない。
■有力馬診断
■[6+]サンマルティン 2着
新潟芝1600mの新馬戦を3番手からメンバー最速の33.0秒で抜け出して圧勝したときから相馬眼的に注目してきた馬。体質が弱く間隔を詰めて使えず、レース慣れせずに惨敗が続いたが、昨年5月に復帰してからは[4-0-0-2]で芝1800~2200mで4勝を挙げた。前走むらさき賞は前半5F61.0秒のスローペースで3番手からメンバー最速タイの33.3秒で抜け出して1分46秒6で優勝。以前は追い込むレースが多かったが、前3走は前に行って速い上がりを繰り出せるようになっている。芝2000mは[2-0-0-2]で東京と福島の500万条件をメンバー最速上がりで差して勝っている。いい脚を長く使えるタイプで外を回っても直線でひと脚使える。小倉でこの持ち味を生かせないか。
母は重賞を3勝しG1で善戦したディアデラノビア、半姉にディアデラマドレ(重賞3勝)、半兄にディアデルレイ(マーチS2着)、全弟にドレッドノータス(京都2歳S)、バルデス(2連勝中)がいる。小倉記念でハービンジャー産駒はベルーフが2年連続2着に入った。昨年5月以降、ルメール、戸崎騎手が騎乗している点に陣営の期待の大きさが窺える。2戦2勝と相性がいい戸崎騎手は全場重賞初制覇が懸かっているため気合が入っている。重賞初挑戦のため、ハンデ54キロで出走できる。これまで5勝が前半5F61秒以上のスローペースで流れが速くなったときにリスクがあるが、これまでのレースぶりを見る限り、流れて折り合いがつくと母ディアデラノビア譲りの強烈な末脚を繰り出す可能性があるとみる。
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調教診断は6頭、有力馬診断は2頭を取り上げています。
有力馬診断では狙える理由を長文で詳しく解説しています。