重賞ノート(中京記念/函館2歳S)
2016-07-23 06:56:00
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重賞レースの過去の傾向から割り出される馬をピックアップして、 レース当日の予想に反映させる重賞ノート。
=中京記念=
新設されたコースですのでまずは簡単にコースの説明を。スタート後まもなく左にカーブし
向正面直線途中まで緩い上り坂。3コーナー手前の残り1080m地点から緩やかな下り坂に入ります。3〜4コーナー部分はすべて下り坂で直線へ。ゴール手前340m地点から240m地点にかけては高低差2・0mの急な上り坂。中山競馬場芝コースに次いで傾斜がきつい坂が設けられています。斜めの引き込み線からのスタートで、すぐに本線に合流するカーブがあることから、札幌芝1500mや中山芝1600mに似たコース形態。しかし外枠が不利ということではなく、残り1000mから3〜4コーナーにかけて下り坂ですので、外の追い込み馬がバンクを利用して末脚を爆発させやすいコースです。

現在の条件で施行した過去4年の中京記念で5番人気以下で馬券に絡んだ馬は12頭中10頭。この3項目▽10頭中8頭は56キロ以上の馬(1頭は牝馬54キロですので実質9頭)▽7頭はOP特別経由の馬▽9頭は父サンデー系かキンカメ産駒ーが穴馬の大きな傾向でした。
ちなみに、57㌔以上で6歳以下の馬が複勝率47%、複勝回収率239%。13年は1〜3着独占。今年は③のみ該当です。

血統的な傾向を見ると、中京ですから主要4ラインに、グレイソブリン内包馬が過去4年の馬券対象馬12頭中7頭、ノーザンテーストが3頭、ニジンスキー2頭、キングカメハメハ産駒が3頭。
GSは③⑤⑦⑨⑮
ノーザンテーストは⑭⑯
ニジンスキーは⑩⑫
キンカメ産駒は⑤⑪

重賞ノートからの狙い馬は上記3項目中2項目該当馬としたいです。
今年は①②④⑦⑪⑫⑬⑯の中から5番人気以下の馬ですね。

ただ、ここまで過去の傾向を振り返りましたが、今年は先週次点の馬場では1000万条件戦の2000m戦で1分58秒4のレコード決着。同じく1000万条件戦の1200m戦で1分7秒9という高速決着でした。昨年は実は内枠で前走1400mからの距離延長馬がワンツー。春の高松宮記念もそうでしたが、中京の馬場傾向が昨年大きく変わっており突然高速化しました。先の2頭の共通点が内枠有利で近2走で上がり2位以内の脚を使っていた点。高速馬場が続くならこちらにやまを張った方が良さそうです。

=函館2歳S=
この時期の2歳戦は重賞と言う響きに疑問符ですが、それは馬券購入者の誰もが同じ条件ですので重賞としてキッチ入り考えたいと思います。過去5年で5番人気以下で馬券に絡んだ馬は6頭。6頭すべてが前走で勝利している関東馬という共通点があります。6頭中5頭が馬番5番以内で残り1頭も11番スタートでしたので穴は内目に潜むレース。

過去5年の馬券対象馬15頭について考えます。
●馬番⑥番までの馬が7頭でうち5頭が5番人気以下の馬。一方、残り8頭のうち6頭が3番人気以内の人気馬で揉まれない外枠の方がむしろ良かったというパターン。
つまり、穴馬なら⑥より内で、⑨より外の馬3番人気以下の人気馬しか来ないというパターン。例外は14年のアクティブミノルでそれでも4番人気でした。

●上がり最速馬 12頭
今年の該当馬 ④⑥⑭⑮⑯

●前走が6月27日以降で開催の進んだレースを経て出走してきた馬 10頭
該当馬がいない12年は変則開催で、函館2才Sの開催が2週間早い7月14日だったため、12頭中10頭が該当。
今年は6月25日以降とすると該当馬は③⑥以外すべてですね。

●前走道中3番手以内と先行した馬 13頭

過去5年の馬券対象馬の主要4ライン血統傾向を見ると、フォーティーナイナー系の内包馬とボールドルーラー系が各4頭、ヴァイスリージェント系と母父サクラバクシンオーが各3頭、ストームバード系が2頭。
49ERが⑪
ボールドルーラーが②⑤
Vリージェントが①⑨⑪⑫
母父サクラバクシンオーは⑥⑮
ストームバードは⑧

重賞ノートからの狙い馬は、前走が6月25日以降で道中3番手以内から上がり最速を繰り出した馬とします。
該当馬は④⑮⑯、次点で上がり2位だったのが⑦⑬ 

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プロフィール
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平日は都内で某業新聞紙(競馬とは全く関係ありません)で記者として働いております。

週末は重賞だけ主に予想して買います。

基本は穴予想ですが、重賞の傾向を分析した「重賞ノート」と頻繁に穴をあける【穴推奨】の精度には自信を持っています。

2016年の福島牝馬Sでは上位3頭で決着しました。

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