2016-04-27 17:18:00
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北海道5区補選の結果を見て、あらためて「受け皿新党」の必要性を認識し、その可能性を強く確信するところとなった。その理由は以下のとおりである。何より、投票率が低いこと。山口二郎やしばき隊の発言を聞いていると、今回の57.6%という投票率に対して、通常の補選と較べて高かったという言い草で、それを積極的に意味づけて拡散することばかりしている。自分たちの選挙運動の正当化のために、57.6%という投票率を「高い」という評価で固めている。この見方には全く同意できないし、一般の感覚とはかけ離れたものだろう。この国の4月の政治の関心は、一にも二にも北海道5区補選だった。左翼リベラルのTwは、熊本の地震そっちのけで、毎日毎日、池田真紀への応援コールで埋め尽くされていた。4月の左翼リベラルのTLはピンク色で染まっていた。アフリカの湖のように。4月24日の投票日は、誰もがその結果に注目して朝からテレビのニュースに食い入り、投票の進捗を見守ったはずである。おそらく、その誰もが意外に感じたのは、有権者の出足が異常に悪く、刻々の投票率が前回の衆院選を下回る報告がされていたことだ。どうしてこんなに投票率が低く出るのだろう、北の5区の人々は何を考えているのだろうと、全国の市民が不審に思ったのではあるまいか。