片山祐輔が5/16に送ったメールの全文がネット上に公開されている。最初に
落合洋司が公開して注目されたが、関係者に配慮した省略が多くあり、不完全なものだった。伏字のない完全版は、片山祐輔がメールを送った一人である
矢野さとるによって詳細な解析情報とともに上げられた。メールの送付先は全部で25件。うち20件がテレビ局や新聞社など報道関係であり、1件は弁護士の落合洋司、残り4件が個人で、その中に矢野さとるが含まれている。メールの
タイトルにこう書かれていた。「
皇居にロケット砲を撃ち込んで明仁美智子を始末する 地下鉄霞が関駅でサリン散布する 大野勝則裁判官と唐沢貴洋弁護士と狩魔冥検事を上九一色村製AK47で射殺する 聖路加病院爆破するお茶の水小学校で小女子喰う悠仁を去勢して天皇制断絶 江川紹子の閉経マンkにVXガス注射してポアする ドコモショップ稚内店に牛五十頭突っ込ます」。メールの件名としては異常に長くて文字数も多いが、書かれている内容も悍ましく猟奇的だ。句読点もなく改行もなく接着された長い文字列は、分解すると7件の犯行予告が詰め込まれている。どの脅迫の片言も不気味で凶悪なものだが、誰もが特に注目するのは、6件目の「
江川紹子の閉経マンkにVXガス注射してポアする」の衝撃の文言だろう。片山祐輔は、自身を無罪放免に導くべく尽力してくれていた恩人の江川紹子に、こんな驚愕のメールで脅迫していた。