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2019-12-06 16:13:00
テーマ:
政治・経済
流儀を通して、そのまま中村哲と呼ぶ。中村哲は本当に大きな柱だった。9条にコミットするわれわれの精神的支柱だった。憲法9条の生きた鏡であり、生ける象徴であり、9条の守護神的存在そのものだった。日本国内では、9条の精神は日々衰え死につつあるけれど、海外のアフガンの地で中村哲が9条の平和主義を生き生きと実践し、9条の普遍的な正しさを証明し、9条の成功と繁栄を示し、われわれを力づけてくれていた。そして、言葉を送ってくれていた。中村哲は9条のサムライであり、9条の詩人だった。不毛の地で寡黙に一人で重機を操る小さな中村哲の姿が、どれほどわれわれを勇気づけてくれたことか。中村哲の言葉と姿は心にしみた。火野葦平のおいだという事実は初めて知ったが、卓越した文学的感性について、なるほどと頷かされる。医学、土木工学、文学、何でもできるダビンチ的万能の人だった。